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リリカシア=アジャ-アズライアの日記  作者: 真夜中 緒
煌編
133/520

百三十八日目

 二人ともとりあえず昨晩は眠れたようだった。香を使った少々強引な眠りだけど、眠っていれば辛さからは逃れられる。

 まだ具合いは良くないようだけど、少しでも食べられて寝られたことでちょっとはマシになったみたいだ。

 横になっていたほうが楽そうなので、吐き気どめを飲ませて横にならせた。

 そういえば私のときは、なまじ晶屋があったので吐き気どめは使わなかった。晶屋でしばらくゴロゴロしてれば楽になったので。

 晶屋で寝かせれば元気になるのだろうけれど、さすがにあそこにいれるのは出来るだけ避けたい。

 幸い二人は少しづつ落ち着いてきているようで、重湯ぐらいなら口にできる。今日はそのまま眠らせずに横にだけならせておいたけど、吐くほど気持ち悪くはならずにすんだようだ。

 今日は結局三回、重湯を飲ませた。

 水分は少しづつもっとマメに。

 夜も吐き気どめだけで寝つけたみたい。

 このぐらいならなんとか、航海を乗り切ることはできると思う。

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