表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異界のウタ ~Arma virumque cano~   作者: 霞弥佳
除幕
57/105

Prosit

 ホリゾントの地理に疎いアミルを連れたオリガが足を運んだのは、霊園のある丘のふもと。シャッターの降りた店舗が軒を連ねるアーケード街。その一角にあるバーだった。共和国ガリアに本店を構えるブランドブティック店の裏手に回り、ちいさな硝子細工の工房と古着屋との隙間にすっぽりとはまった階段を下っていくと、甘いシガレットの香気がほのかに漂い始める。香りは、階下のドアの向こうからのものらしい。ドアに嵌められたプレートには、『Quiescere』と控えめに店名が彫り込まれていた。


 先導するオリガが極力音を立てずにドアを開け、アミルを招き入れる。いわゆる穴場、一見の観光客がここを見つけるのはほぼ不可能だと思われた。しかし平日、それも納魂祭の最中であるにもかかわらず席の半分ほどは埋まっていた。


 薄暗がりの中、丸テーブルで偏屈そうに顔に皺を深くつくるエルフの若い男。そんな彼がぷかぷか吹かすシガレットの副流煙に背を向けるように、反対のテーブルで文庫本に目を落としているのは、深紅のリップを引いた薄着の娼婦。カウンターの端でリキュール片手に物憂げにしているのは、よれよれの白衣を羽織った科学者然とした馬人ケンタウリの老人。十人に満たない客の出で立ちは多彩そのもの、外界の一切の煩雑さを遮断している洒落たオーセンティックバーであった。


「いらっしゃいませ」


「どうも」


 双角バイコーンのバーテンとは顔見知りらしく、オリガは軽く会釈を返すと、黒手袋に包まれた手指でカウンターの二席を指した。バーテンもそれを了承し、うっすらほほえんだ。


 アミルが木目が黒く艶光るカウンター席に着くや否や、オリガはかけつけ一杯とばかりにジン、そして特に指定もなしにビールを注文した。


「酒もなしに話せる内容でもなかろうよ」


 間もなく、卓には逆三角錐のグラスに注がれたジントニックが並べられた。


勇者オメガ魔王アルパの再会を祝って」


 グラスを差し出したオリガを見て察したアミルもまた、自身のグラスを手に取った。


「Prosit」


 かちん、と透明のグラスの淵同士がぶつかり、小気味よい音が響いた。




「牛のヴルストだのハムだのがまたうまいんだ、あたしの顔より大きな輪切りをフォークでブッ刺してな、一口に加えこむ。たまらんね」


 ジンに続き、黒の地ビールの一杯目を早くも空にしたオリガは、素面とさして変わらぬ表情で語ると、


「いつもの。胡麻のプレッツェルも」


 と、上機嫌でオーダーした。


「ここにはよく来られるのですか」


「まあな。とはいえ、移ってまだ半年も経ってないが。いい店だ」


 ビールをあおり、ふうっと息をつくオリガの貫録は、たかだか十年そこら生きただけの少女のそれではやはりない。ゆっくり回転する天井のファンに遮られつつ、オレンジの照明に浮かび上がるオリガの横顔の扇情的な様ときたら、同性のアミルでさえ胸が高鳴るほどに麗しい。


「ここの地ビールにとりつかれちまったよ。リンドヴルムだなんて銘柄つけやがって」


「リンドヴルム……」


「とぐろ巻く者、深き森に棲まう古龍。さて、何の事やら」


「御冗談を」


 地酒に冠された名に、思わずアミルは苦笑した。


「あれから七十年……どうだね、そちらは。喰いっぱぐれずに生きてこれたかね」


「おかげさまで。十年ほど前、実務から身を引いたところです」


「それはご苦労様」


「そちらこそ、今はどちらにお住まいなので?」


「今はホリゾントだよ、小さいが家もある。気ままに生きてるさ。次男もぼつぼつ定年だし、あたし自身さすがにもう子育てするような歳でもないしな」


「じ、次男?」


「共和国の大学で教鞭を振っている。産んでから顔を合わせた事はないが、三月に一度に文通はしている。あたしには微塵も似ていないから、おそらくは父親似だな……ああ、そうだ。逆に長女ときたら筆マメなのか友達がおらんのか知らんがとにかく面倒でな……二一のクソガキなんだが」


 面くらった様子で、アミルは目を丸くした。あのオリエンス対外情報庁『雷帝』として、その辛辣かつ豪胆な手腕を用いて戦後世界を探り回った女性らしからぬ印象を受けたからだ。


「しかし、今回の件ばかりは私とて外野に甘んじてはいられない」


 オリガは横目でちらりと左隣のアミルを見た。


「ネキリ――――根禰斬之大太刀ネネキリノタチか」


 アミルは静かに頷くと、グラスの黒ビールをちびりと口にした。


 それは、七十年前に極東は黄金諸島ジパングよりもたらされし伝説の退魔刀。そう、現在では伝えられている歴史上の逸物であった。東西戦争直後、大陸情勢の視察と調査を目的とした皇国の使節団が持ち込んだとされており、当時帝国を始めとする西方世界で広く勃発した労働階級のデモ活動や右派組織によるテロリズム、そしてキャメロット事変にいたるまでの多くの騒動でその名が確認されている。


 皇国のとある寺院に出没した巨大な魔物を一薙ぎのうちに退治した逸話を持つその刀に向けられる信仰の念は重く、専門の咒式設計士プログラマに言わせれば、升天教の聖遺物に匹敵するほどの魔力を内包する魔剣との事。しかし使節団が戦火に巻き込まれた際に紛失した、もしくは破損したなどの被害を受けたという記録もあり、実物は皇国にも現存していないという。まさに記述でのみ知られる一振りだった。


 アミルがホリゾントキュステに足を運んだのは、国宝とも呼ぶべき根禰斬之大太刀ネネキリノタチと思われる刀剣がこの都市のどこかに入り込んだという情報をオリガから得ての事だった。現在におけるアミルの立場は、拝火外務省嘱託特別派遣捜査員であり、あくまでオブザーバーとしての捜査への参入である。皇国の大陸使節団とアミルらの接触を切欠に戦後より本格的な国際交流を開始した皇国、拝火間の関係は良好であり、此度の捜査に対して皇国軍ならびに皇国外務省たっての要請もあった。


「あたし達に言わせれば聖遺物、か。そんなものに未だに振り回される貴女や皇国ヤーパン連中は、ほとほと気の毒だな。知ってるか? あれを巡ってどれだけの捜査官が各国飛び回ってるか。皇国の松山の連中だけじゃない、オリエンスの反革命委員会チェーカー内部でも血眼になってアレをくすねたバカを探してる」


「貴女もまた無関係ではないからこそ、こうして盃を並べているのでしょう」


「ごもっともで。腐れ縁はなかなか切れんものだな」


「おそらくは、貴女がもっとも情報に精通した人間でしょう」


「買い被りすぎだ、あたしとてモスクワからとんずらこいて久しい。そういう曰くつきのインチキな代物について薀蓄が欲しいなら、これから顔出す予定のエルフにでも聞いておくれ」


 さぞかし浮かべた相手を邪険に思っているのか、オリガはわざとらしく舌を出した。


「出来る事なら野放しにはしたくないシロモノだったんだがな。胡散臭い聖剣とやらと合わせて、七十年前に始末しておくべきだった。材質が定かでない、そしてあれが東帝国領に破壊をもたらした危険物である疑いがある以上は、皇国の黄猿どもにおめおめ持ち帰らせてやるべきではなかったわけだ」


 アミルの脳裏に浮かぶのは、遠い七十年前の記憶。


 敗戦を迎え、東西に分断された帝国領土の西部――――戦後から六度目の誕生祭の月、帝国旧首都シュティレンヒューゲルにおいて、大規模な爆発が発生した。人口密集地であるシュティレンヒューゲルやその周辺都市における被害は甚大で、家屋などの建造物への被害は軽微なものも含めて半径約1300㎞四方に及んだ。また死者、行方不明者の総数は、大陸史上最多の述べ十五万人以上にものぼった。事件直後の報道では、爆発の原因は帝国陸軍による化学物質輸送時に発生した事故、地下天然ガスへの引火、などといった数々の説が流布されていたものの、のちの拝火軍国境警備隊、および共和国軍の公式発表によれば、その原因は上空より飛来した巨大隕石の爆発によるものだという事だった。直径約100mの隕石が上空で爆発し、大鷲が翼を広げるように爆風が街々を包み込み、ありとあらゆるものを塵芥へと転じさせていった。


 周囲のあらゆる木々は輻射状に倒れ伏し、舗装された都市部の石畳は捲り上げられ、その傷痕に広がるのは瓦礫の荒野に転々と散らばる血肉の残骸。


 爆心地からほど近い、東西分割線沿いに駐屯していた拝火軍部隊からアミルが直接話を聞いたところ、本当に一瞬の事だったらしい。シュティレンヒューゲルの景観を白い閃光が包んだと思えば、腹腔を殴りつけられたかのような空震が乱暴に響き渡る。かすむ視界で揺らいだ大気越しにシュティレンヒューゲルを見ると、既に立ち並ぶ尖塔の影は跡形もなく消え去っていたという。


「およそ、あれが人為的に引き起こされたものだとは考えられない……考えたくもありません」


「残念だが、あたし達はあの後どっぷり巻き込まれてしまっている。聖剣を携えた勇者同士の争いをな」


「それでは――――貴女も先の爆発事件は、やはり根禰斬之大太刀ネネキリノタチによるものだと?」


 アミルの問いに、オリガは何も応えなかった。


 そう。そうなのだ。


 アミルはすべてを目に焼き付けていた。半ば伝承と化しつつある東西戦争、そしてキャメロット事変に至るまでの、人魔と勇者の歴史の生き証人と言っても過言ではない。そこで起こった一切――――人の持つ能力を越えた奇跡、殺戮、破壊――――は、ことごとく一個体の人間の欲求に帰結する現象だったからだ。そして、神意を人々の前に示す唯一の絶対存在こそが只人ならぬ『勇者』、そして『五柱聖剣』であった。


 かつて大陸にアークソードなる異形のオブジェが並ぶことなく、魔術なるものが夢物語と断じられていたころ。アミルにとって、神の御業に等しい奇跡を顕現させる『勇者』という存在は希望であり、また絶望と恐怖の対象であった。


 ある者はアミルと共に育ち、アミルを置いて散っていった。彼は誰よりも純粋に平穏を信じ、拝火の西方世界への参画と民族間の和解を実現するために戦っていた。


 聖ラウラ・ギデオン・フォン・ベルギエン。


 歳を重ねるにつれ、御伽噺に登場する白馬の王子がそのまま目の前に現れたかのような錯覚を、アミルは感じたものだった。帝国の強烈な差別イデオロギーが大陸社会を覆う中で、『王子様』は魔王アミルに微笑み、手を差し伸べた。彼の存在なくして、キャメロット事変後の大陸世界の平定はあり得なかった。帝国右派の学者をしてそう言わしめる聖ラウラの勇者としての器は、聖人の模範として、そして西方と拝火の懸け橋として広く戦後の世界で知れ渡った。


 そして、ある者はアミルら拝火民族を断罪すべき悪しき肉腫、大陸世界の憎むべき癌細胞と唾棄し、その最期まで殺意と悪意を込めた切先を逸らす事は無かった。彼女は誰よりも強大で、雄々しきかつての帝国の威光を背負ってアミル達の前に立ち塞がった。


 聖ヘレネ・ゲルトルート・フォン・ヴィッテルスバッハ。


 ――――アジ=ダハーカ(三ツ首の邪竜)と呼ばれたその女は、アミルや当時を知る拝火軍人の平静に今なお変わらずじくじくと痛む深い傷跡を刻み付けた存在だった。大陸社会に刻まれた傷口は治癒する事なく化膿し、彼女の思想は未だ潰える事なく人々の根底に息づいている。拝火であっても同じことであり、戦後産まれた拝火人でも彼女の思想に賛同の意を唱える者も少なくない。しかし、多くの場合は彼女の所属していた組織の国枠主義思想についてであり、彼女やその側近が抱えていた思惑を知る者は一握りだろう。


 魔族《拝火民族》の絶滅。帝国民族の復権と東方進出。


 この二点を軸に古龍の援助までもを取り付けたアジ=ダハーカだからこそ、辛酸を嘗めさせられていた国民の信頼を勝ち取る事ができたのだろうか。仮想敵と歪んだマチズモ、エルフの絡んだ健康思想と優生学を手に、ヘレネ率いる竜の軍勢は大陸で跋扈していた。


 大陸各地で扇動と虐殺を繰り返した彼女の行為の大部分は、現在でも明るみにはなっていない。公に知られるヘレネ・ヴィッテルスバッハとは、東方からの侵略に際して各地を転戦し、負け戦と知りながらもエルフたちと力の限り抗い続けた亡国の英雄である。


 アミルが最も忌むべきはその死にざま。ラウラとヘレネ、この二人が同じ日、同じ場所で死に至り、そして同じくヴァチカンが二人を聖人として認定したという事である。列聖の報を聞いたのは、彼女がブダペストの大使館に勤務していた時だった。あまりの遣る瀬無さ、大きすぎる無力感に暫し口が利けなくなり、数ヶ月にわたって勤務を離れたほどだった。


 アジ=ダハーカ(三ツ首の邪竜)の牙の毒は、七十年後の今をもってなおアミルを苛み続けている。


「あたしの叔母の事でも思い出したか? 呑んで忘れてしまえ」


 そして、黒ビールに舌鼓を打つ少女の皮を被ったこの存在もまた『勇者』であった。


 ヘレネの実姉であるマリアンヌ・クレア・フォン・ヴィッテルスバッハを母に持つ彼女は、七十年前はオリエンス軍の対外情報庁幹部として西方世界に携わっていた。


「まあ、実害を被ってきた人間を前にこう言うのも酷かとは思うがな。いいかね、アミル閣下。七十年だ。そこらの長生きする猿人にとっても七十年前に起こった事象などは、遥か遠い過去のものに過ぎない。当時産まれたガキが耄碌老人に片脚踏み入れてるんだ。わかるか? 長命なハイエルフや高等竜種(エルダー)を除けば、大陸の大多数にとっては歴史の教科書にのっかってるだけの文字の羅列に過ぎないんだよ。今更ああだこうだと騒いだところで水掛け論にしかなるまい?」


「わかっている、つもりです。もう慣れました」


「大昔に起こった民族と民族の陣取り合戦に善悪が存在するのか? 竜からすればな、コガネムシとカナブンがお互いに食い合ってるようにしか見えんのよ」


「わかっています」


「それにな?」


 オリガは口元だけをにんまりさせながら、人差し指でアミルと自身を往ったり来たりさせた。


「もうあたしらは人間の尺度でもの話す必要は――――否、そんな資格はないんだよ」


「それは……どういう」


「聖剣と勇者のくだらん寸劇に付き合わされた挙句、顔も名前も知らん神様のイジワルな暇潰しのオモチャに選ばれちまった。あたしも、あんたも。七十年前、聖剣の神霊(ウロヴォロス)が顔を出したあの瞬間から、あたし達はツバを付けられちまった。いわば、呪縛だな」


 聖剣の神霊(ウロヴォロス)――――ヘレネが手にした聖剣に宿りし神格のひとつ。アミルはそう伝え聞いていた。


「自覚はしてるだろうよ? いかに拝火の王族とて、七十年の間にわたって老衰の片鱗すら見せない身体の不可解さを。だからこそ賢明な貴女は周囲を慮り、もといその身の安全の為に外務省のポストから身を引いた。ああ、正しい判断だ」


 オリガはすっと手を伸ばし、素手でアミルの青い頬を撫ぜた。


「すこし酔いが回ってきたかな? あたたかい。すべすべで張りがある。赤子のそれとさほど変わらぬ柔肌よ。このあたしでも嫉妬すら覚える」


「からかわないでください」


「本心だよ。貴女は美しい――――だが、醜い。我々は『醜く』させられたのだ。老いも衰えもしない体にな。時の流れという河川から引きずり上げられ、まだ舞台で唄え踊れと無粋なまでに強要されている。まったくもって腹立たしい」


 言い放つや否や、オリガはグラスを抱えて残ったビールを一息に飲み干した。


「全部テメエだけわかった上で糸引いてる野郎がいる。ひとりは、あのトンチキ絶倫豚男のゲオルギイ・ラプチェフ――――否、グレゴール・フルーク。ネキリをかすめ取って行きやがったのは奴だ。そして」


 からんからんころん。


 ドアベルが控え目に鳴り響き、一人の客の来店を知らせた。


「『ウェルギリウス』。カール・クレヴィングとウェルギリウス。でしょう?」


 アミルの振り向いた目の前の女性は、エルフにしては低めの声だった。どことなく爬虫類を連想させる顔立ちの、しかし決して不美人ではない生粋のエルフの女性がそこに立っていた。ぐりぐりした三白眼が酷薄な印象すら与えかねないが、それは滲み出る理知性の裏返しとも言えるだろうか。


「お待ちしておりました、ルイーゼ妃」


「遅れて申し訳ございませんでした」


 肌と同じく色素の薄いブロンドを後頭で細やかなシニヨンにし、出で立ちはグレーのガーゼストールとベージュのダッフルコート。ドレスシャツの裾から伸びる細い両脚はタイトなスラックスで覆われていた。本人からの雰囲気が感じさせる気品に反した、不自然なほどのカジュアルな服装だった。


「貴女は――――」


「ルイーゼ・フォン・モントインゼルと申します。どうぞお見知りおきを、アミル閣下。その節はどうも、リヒャルト兄様がたいへんなご迷惑をおかけしてしまったようで……うふふ、よろしくお願いいたしますわ」


 言って、ルイーゼ――――リヒャルト・ヴァイルブルクの遺したものを継ぐ女は、口元に手を当ててくすくすと嗤った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ