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ちいさな もり と ちいさな けいかく


『小さな森』

人族と魔物の住む大陸の境界に位置し格別強い魔物はいないように思える

しかし森の中は入り組んでおり空を飛べぬ者が迷うのは容易に想像出来た。

そして入ってくる人の様子を見るに人族の間ではボウケンシャになりたてのものが腕試しをかねて入ってくる場所である

ざっと調べてみたところこの程度だろうか


森の主。と思えるような存在はいない

あえて挙げるのであれば緑色の肌をした小人達であり、よく手にした棍棒のようなもので森に入ってきたボウケンシャと戦っているが、結果は散々なものでそれを補うだけの数が居る。

要は数だけが多い魔物だ


思わずため息が出る

この森を支配するのは簡単だが望んだものは得られまい。

住処を変えることも考えたが、この森と近くに町があることしか分からない

あれこれ悩んだ末にひとつの結論を導き出した。

小人達と接触すればいいのだ

自分にはすべての魔物の言葉が分かるのだから


接触するのであれば最高のタイミングがいい。

小人達の信頼を得られて人族の恐怖も得られる。そんな時がいい。


たとえば・・・そうだな、それは緑色の小人達が人族に襲われている時。


失敗したところで構わない

人族は次から次へと姿を現す

機会は、何度でも訪れるのだから。

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