魔王討伐編 第三話 死体の山
「ふぅ…疲れた…」
僕は安藤ゆずき…
なんでこんな火山の近くにいるかというと…パーティーメンバーの
ベルとアルカの修行がキツイから
逃げました
受付のお姉さん…
確か名前はウガーフ…だったと思うけど
その人の悩みを解決する為に
修行どころじゃなかったと言えば
許してもらえるはず…
といった具合でゆずきはウガーフの悩みの種であるドラゴンを倒しに来た
「そろそろなはず…え…」
地面を見るとそこには大量の死体が
何人かは一緒にこの世界に連れてこられた
人たちだ…
「確か最初にベルに武器もらってたよねこの人達………あ…僕そういえば武器木刀しかない!こんなんでドラゴン倒せないよな…」
次の瞬間
地面が激しく揺れる
「う…嘘でしょ…」
ゆずきの目の前にはドラゴンが…
「嫌だ〜!」
ゆずきは必死で逃げる
あ…もう無理だ…
最後にモテたかったな…
美人なお姉さんに囲まれたかったな…
だらけて生活したかったな…
ゆずきはゆっくり目を閉じ、死を覚悟する
「まだ諦めるのははえーよ!」
ゆずきの目の前に巨大なハンマーを持った
赤髪の女性が立っている
恐らく役職は戦士だろう
すると更にほうきに乗った
少し幼い見た目の魔女が来た
「シン!その子生きてる?」
「おう!コイツは生きてるから気にせずドラゴンに集中しろロット!」
「任せて!火炎弾!」
炎の弾はドラゴンに命中
果たしてこの助けに来た2人は何者!?




