王都混乱編 第十五話 暴走
ドクン…ドクン…
不味い…私の…魔力が…上昇していく…
「大丈夫ですか?今から魔力を抑えます…ゆっくり息を…」
「グハッ…グアぁぁ〜!」
暴走した…魔力が暴走すると2つのパターンがある…1つ目はある程度自我を保っており、話が通じるパターン…その場合目から光がなくなる…さっき映像で見たモスという少女が、まさにそれでしょう…2つ目は自我もなくなり、完全に全てを破壊し尽くすパターン…その場合目は発光する…白く光るのだ…どちらにしろ何とかしないと…私が…
「ぐぁぁあー!」
レヴィアタンの目は発光していた
「ッ…手加減は出来ませんね…」
レヴィアタンの体から氷が構築され、鎧になる。そして持っていた氷柱の剣が太くなる
聞いた事がある…あの剣はアイスエンド…確かこの世界じゃない…別の世界の剣だ…剣には魔力を込めることがある…魔力許容量は恐らくアルカのクロノスロックより上…この世界で一番の魔力許容量のクロノスロックでも魔力許容量で勝てない…まさに魔剣
でも…
がきっん!
ベルがレヴィアタンの斬撃を片手で受け止める
こうすれば私の勝ちです…
パチン…
ベルが指を鳴らすと当たりが真っ白に、ベルとレヴィアタンしかいない。ゆずき達が異世界転移する時に来た空間だ
「周りで戦ってるゆずき達に影響は与えたくないですから…」
魂の救世主
ベルがレヴィアタンの肩に手を置く
「終わりです…この技は異常状態の相手の状態を無効化させます…魔力の暴走は収まりました…」
「グアァァァ!」
レヴィアタンが斬りかかるが、途中でやめてベルの肩に倒れる。ベルの肩で眠るレヴィアタンの顔は安心した寝顔だった




