王都混乱編 第九話 リベンジ
口調が…変わった…?
「ワッチの話を無視しておるのか?ワッチの話を聞け…」
極猫が恐怖のあまり逃走する
不味い…こいつは…
「もう一度言おう…ワッチの話を聞け…」
桃太郎が極猫を斬る
「鬼の首!」
「グワッ…」
駄目だ…
悪魔の間では
「この子…凄いわね…」
アスモデウスがマモンが映している
モスの映像を見て呟く
マモンが反応する
「あぁ…コイツは窮地に陥れば陥るほど…強くなるな…」
その頃ゆずき達は
城に入った
次の瞬間
「大和!上!」
大和の上から道剣が斬撃をいれる
居合抜刀…暴風斬波
「究極火炎弾!」
「しまった…」
道剣は大和に燃やされた
「ぐ…ぐぁ…」
道剣がその場で倒れる
「うわ…結構アッサリだったね…大和すごいじゃん!」
「相手が技を出したタイミングで上手く撃てた…もし相手が空中じゃなかったら当たらなかったよ…」
2人はそのまま外に出る
…出血が…多い…もう助からない…
蒼華は腕を消し飛ばされ瀕死だ
はは…ゆずきさん…生きてほしいな…
私がこの世界に来て初めて信用した人…
私に…生まれて初めて
恋というものを体験させてくれた人…
本当は私は高校生…
あ…もうこの世界に来て結構経ったから…
元の世界なら大学生かな…
普通の女の子…高校生になって…
友達を増やしたくて髪を染めた…
私…なんで元の世界を嫌がったんだっけ…
あ…そうだ…思い出した…




