表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転移したら何故か世界の命運が僕にかかってます!  作者: 花火 魅妖
王都混乱編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

31/36

王都混乱編 第七話 王都の混乱

モスと極猫の戦闘が繰り広げられる頃


映像を見ているマモンが呟く


「コイツ…中々強いな…」


映像にはモスが映っている


ルシファーが横から覗く


「ほう…確かに…コイツのこの能力…限度は知らんが工夫すればより化けるな…」


アルカがぐるぐるしている

それを見てマモンがイライラしてくる


「おい!そこの剣士!」


「はい…」


「お前さっきから何ぐるぐる動いてんだよ!」


「ゆずきさんが心配です…ゆずきさんの映像を映してくださいよ…」


「あいつらは今王都に向かってる途中で特に戦闘も起きてないから映す必要無いんだよ!」


「でも…」


「アルカは映さないと多分ずっとこの調子ですよ」


マモンが声に気づき振り返ると

椅子に座っているベルがいる


「チッ…しょうがねぇな…」


マモンが呆れた顔をする


「ほらよ…」


映像がゆずき達に変わる

ゆずきが蒼華達と楽しそうにしている


アルカはそれを見てそっぽを向く


ベルがアルカの顔を覗くと

顔が赤く頬を膨らませているアルカ


「ずるい…」


その頃ゆずき達


「じゃあ僕と大和は城に行って道剣を倒してくる…蒼華達はモスの援護をして勝ったら合流しよう」


王都に着く


「各々頑張ろう!」


その頃モスは


「君の弱点…分かったよ…」


「ん?ワッチの弱点?言ってみるよぉ〜!」


「君の弱点は…キャラを出してる間は他のキャラを出せないこと…そしてキャラを出すのに魔力消費が激しくて1日に出せるキャラの数に限りがある事…さっき見たよ僕…僕が弾き飛ばした勇者パーティーを助ける為にキャラを出してたよね?魔力量と消費から考えて大体1日に出せるキャラは3体ぐらいでしょ?この赤ずきんが最後の1体って事だ」


「君ぃ〜!頭いいよぉ~!でもワッチには勝てないよぉ〜!」


赤ずきんがナイフを取り出す


「短刀捌き…狼廃斬(ろうはいざん)!」


赤ずきんのナイフを極猫がいなす


「ふ…この程度か!」


!?召喚主(モス)がいない!

どこに行った!?上か!


上からモスの踵落としを食らう


そのタイミングで蒼華達が到着


「モスさん!無事ですか?」


「大丈夫よぉ〜!四天王は失神してるから拘束するよぉ〜!」


凄い…四天王を無傷で…ゆずきさんが言った通り強い…


「すげぇパワー…あたいより全然威力が高い…」


シンの言葉にロットが続く


「そうね…私より魔力量も多い…」


リヨンが駆け寄ってくる


「手当てしないと…」


「怪我してないよぉ〜」


極猫が討伐されたと思われた


なんで…僕がこんな奴に…

許さない…認められない…認められない…


すると蒼華が倒れてる極猫に近づく


「縄で拘束します…」


「頼んだよぉ〜!」


勝つ…勝つ…勝つ勝つ勝つ!


「ぐぉぉぉー!がぁぁぁ!」


極猫が凄い咆哮をあげる


咆哮によって周囲に圧がかかる


「え…」


蒼華が自身の左腕を見る

消し飛んでいた


「あ…あぁ!腕が…」


蒼華が倒れる


「おい!リーダー!」


シンが蒼華に近づくと

シンが跡形も無く粉々に


「シン!」


ロットが駆け寄るが

極猫が立ち上がっていた


「次お前…」


次の瞬間

極猫がロットの頭に蹴りをいれる

ロットの頭が吹き飛び

生首がリヨンの前に転がる


「嘘…皆…」


リヨンが絶望して目を閉じた






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ