表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転移したら何故か世界の命運が僕にかかってます!  作者: 花火 魅妖
プロローグ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/36

絆の狐

「ベル…?」


「はい…絆の神のベルです…」


すると何人かがベルを問い詰める


「なんで俺たちをここに連れてきたんだ?」

「早く家に返してくれ!」


ベルが大岩から降りて話し始める


「今から私が話すのは…皆様方がいた世界とは異なる世界の話です…その世界は魔王により大勢殺され、人口が六割減っています…」


「え!?6割!?」


周りの人達が驚愕しているが

ベルは気にせず続ける


「それで私は…他の世界から人を呼び寄せる事を思い付きました…それが皆様です」


すると目の前に剣や杖が沢山出てきた

ベルが再び喋り始める


「皆様にはこちらの中から1つ武器を選んでもらいます…」


しかし周りは怒り始める


「俺たちを勝手に呼び寄せて勝手に話進めるなよ!」

「そうだそうだ!」


しかしベルは動じない


「何を言ってるのですか?皆様があの世界に不満をいだいたのではないですか?」


ゆずきは思い出した…自分が受験が無い世界を望んだことを…

周りの人達は黙り始めた

するとベルは両手を広げる


「さぁ…この中から選んでください…」


皆次々と選んでいく


「選んだ方はこちらへ…」


皆はベルが作り出したゲートをくぐる


「おや…残ってるのは二人ですけど…武器は1つだけですね…」


残ったのはゆずきと金髪の女性だけだ

しかし残っているのは木の棒

ゆずきは考えた


こういうやつは実はこの棒が伝説の剣で

勇者になれるのがお決まりパターンだよな…勇者になれば当然モテるよな…

悪いけどここは僕が………はっ!


ここでゆずきは何かに気づく

金髪の女性が可愛いことに


この可愛い女性に恩売ったほうが得だよな…


そしてゆずきは女性に話しかける


「あのすいません…僕この剣は多分伝説の剣だと思うんですけど…僕は要らないので貴女がもらってください」


「え…」


女性が驚愕した顔をする


「で…でもこれ棒ですよ?」


「甘いですね…こういうのは実は伝説の剣ってのがオチなんですよ!どうぞ」


ゆずきが女性に剣を渡す

すると棒が光り始め、剣になる

ベルが近づいてきた


「お見事です…」


女性はゆずきの方を振り返る


「あ…ありがとうございます!お名前は?」


「僕はゆずきです 貴女は?」


「私は…蒼華(そうか)です!高校3年生です!」


「僕は中学3年生です」


「若いですね…」


その後蒼華はゲートをくぐっていった


「あの…僕だけ武器とかないんですけど…」


ベルが近づいてくる


「そうでしたね…では私が武器となり、盾にになりましょう」


「それはありがた…今なんて?」


「私が武器となり…」


「いやいや!いくら僕でも女の子をぶん回して剣にしたりしないって!」


するとベルが笑う


「ふふ…そういう物理的な意味じゃないですよ…仲間になるってことです…それでは行きましょう」


「いやちょっと待って!?」








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ