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一年が十一カ月しかない君たちへ   作者: 杉崎 朱


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六章:水無月の君へ 三話

六月十七日



本日は次の”長月”さんが境内に来ます。



神代に関する事は、別に同じ月の神代にしか聞いてはいけないなどの決まりはありません。つまり、次の長月さんが、睦月さんや如月さんに神代としての話しを聞いても別になんの問題もありません。まぁ、同じ月だと聞きやすいのかもしれませんね。わかりませんが。



朝食を食べ終わり、神代は現在工房にて勤務しております。長月さんのみ居間で桔梗さんといらっしゃいます。次の長月さんが来るのを待っております。私は、客間の掃除の仕上げをしております。


次の長月さんは現在17歳。高校2年生です。平日なのに?と思いましたが、本日は開校記念日でお休みのようです。

懐かしいなぁ、開校記念日。中学生までは休みだった事覚えてるけど、高校の時ってそんなのあったっけ?大学なんてもっと覚えてないや。

大昔は十代で若くして境内に入る神代が多かったそうですが、最近では大学を卒業と共に境内に入る神代も多いのです。話を聞けば、三十代の年の差が近い、神在月(ありつき)さん、水無月さん、弥生さん、卯月さん、如月さんも大学を卒業してからそのまま境内に入られてます。

時代の流れと共に、大学出るまでは待ってあげても良いでしょうみたいな感じになったみたいです。しかし色々あって、早く境内に入った方もいらっしゃいます。



「よし、これで完璧!」


客間の大きな窓のサッシまで拭きました。これでどこをまじまじと見られても恥ずかしくありません!

結局私は同席しない旨を伝えました。なので、いらしたらお茶出しをするくらいです。それまで休憩を致します!もちろんお昼ご飯はすでに仕込み済みです。今日もジメジメとした気候なので、気分だけでもスッキリさせたくて冷やしスダチうどんにしてしまいました。スダチの旬は夏からなので、今は少々値が張りますが、たまには良いでしょう。


では、私はこれからようやく、本殿に入る直前に水無月さんから頂いたチョコレートを食べながらレポートを書こうと思います!!






カメラ代わりの携帯電話、メモ帳、牛乳、お水。

私は現在これらを揃えて、居間におります。桔梗さんと長月さんは今から一度離れへ戻られたようです。今がチャンス。


頂いたチョコレートの箱を開けると、中には高級チョコレートによくあるペーパーが入っておりました。片側が波打って、保護シート見たいなあの紙です。

それをめくると、小さいマスに区切られた5×5の合計25個のチョコレートのお出ましでございます。これ、今一気に全部は食べられないな。明日顔がパンパンになってします。今日はとりあえず5個頂きましょう!そして、それを5日続ければ全部食べ切れます!今日が17日なので、21日には全部食べ切れるので、賞味期限もギリギリOK。その後写真を印刷して、どのチョコレートがどんな味だったかの感想と写真を綺麗にまとめるのに多分5日かかって26日、うん。これなら余裕をもってレポートを仕上げることができます。その間に神代金の仕分けとか事務作業もありますが、最近では少し段取りも上手くなったのか、すぐに捌けるようになりました。きっと間に合う、大丈夫。




まずは、全体の写真を撮ります。

そして、上段一列を本日は頂こうと思います。食べる予定のチョコレートを一つずつ接写で撮影。

そして、その場で画像に番号を振っておきます。メモ帳にも、同じ番号を書いて、いざ!実食です!

まずは一番左上のチョコレートを摘んで取り出しました。では・・・


「頂きます!!」

「あ、いいな。俺にも下さい」



隣から魔の手が伸びてきて私が取ったチョコレートの隣、箱の上段左から二番目のチョコレートを掴んだ・・・その手を私が掴んだ!!そして振り向く!!





「ちょっと何してるんですか!!神崎さん!!」

「嬉しい。結ちゃんから触ってくれた」

「このチョコレートは全部味の感想、レポートを書くんです!それゆえに私だけが食べて良いのです!」

「うん、準備されてる物を見てそうかなって思った。だから食べる気は一切なくてね」

「からかいたかっただけってことですね」

「ううん、構って欲しかっただけです」


だからといって、チョコレートを摘むなんて!と思う方が多いかもしれませんが、そう思わせないのがこの方。マスに入っているチョコレートの下の紙ごと持ち上げている。つまり、チョコレートには直接は触れていないのです。それでも嫌だと思う方はいるかもしれませんが、私の場合は特になんとも思いません。ましてや食べるのは私ですし。


「本当、上手い事しますよね」

「ん?どうしたの?」

「戻してください、これは、『お仕事』の一環なので!」

「楽しそうな仕事だね、でも邪魔しちゃいけないね。戻します」


言って、神崎さんは私の後ろから手を伸ばして箱にチョコレートを戻そうとしますが、あれ、なんか距離が近いのでは・・・?

私の真後ろから手を伸ばし箱に戻そうとしているため、右手はチョコレートを箱へ、そして彼の左手は私の左側でテーブルを押さえている。ええ、早い話が私を囲うようにしている。この人は本当にっ・・・!



「ハイ!そこでラブコメしないっ!!」



突然声が聞こえてきた。この声は・・・

「皐月さん!」

「やだ、する」

「なんで界星!どうして界星!何やってんの界星!!」

神崎さんは、皐月さんの大きな声をものともせず、しれっとチョコレートを箱に戻して後ろにいる皐月さんと向き合った。


「盗んだチョコレートを大人しく返却したところだよ。皐月は仕事中じゃないの?」

「今はサボりの時間だよ!楽しそうにしちゃって!」

「皐月は機嫌悪そうだね?」

「そりゃそうだよ!だって・・・」

「だって?」

「・・・なんでだろう?」


今までの話の流れからして、普通ならここで『嫉妬』という感情が出てくると思う。皐月さんが、咄嗟に知らないふりや誤魔化した可能性もありますが、いかんせん感情操作の可能性がある神代とお世話係です。『嫉妬』の感情自体は本人にあったとて、『好き』ではない以上、本人にさえその嫉妬が『何に』対してかは辿り着けない可能性があります。ただ、恋愛感情の『好き』は未確定ですが、『お気に入りのおもちゃを取られた嫉妬感』くらいはあるかもしません。あ、なんか自分で”お気に入りの・・”とかいうの自意識過剰かも。ちょっと恥ずかしい。


そう、今のこの状況は、『嫉妬』に近い感情だった場合、私を『好き』ではない以上、怒る理由がないはずです。

今の皐月さんの顔を見ても、本当に不思議そうな顔をしているのがわかります。そう思うと、以前から言っていた『好きになる”はず”』という言葉がよりわかる。それと同時になんか切なくなります。どうか、対お世話係以外にはこのような事がありませんように。



「わかんないなら良い?続きして?」

神崎さんが信じられないことを言い始めました。この人本当に神社の神主さんなのだろうか。



「良くありません。よその家で、家族なような間柄の人がいる時にそのまま続ける輩がどこにいるんですか」

皐月さんの更に後ろから桔梗さんが戻って来ました。

「多分ココかな」

「三十路の男がそんな節度の無いことしない。しかも神社の者と来た。はい、離れた離れた」

「皐月ならきっと黙っててくれるよ」

「妹のような家族みたいな大事な人が、男に口説かれてる場面なんて見たくないでしょう」

「妹だっていつかは嫁に行くものさ。相手が俺で良かったときっといつかそう思うよ」

「うるさいなぁ、境内侵入者が」

「実は神主は免除の対象です」

桔梗さんが話しながら、流れるように神崎さんを居間から、さらには母家から連れ出して行きました。

やっと、静かになった。



「いつ界星とあんなに仲良くなったの?」

じとっとした目で見られました。ちょっと気まずいですね。

「ツイ、先日デス・・・。いえ、別に仲良くはなってません!」

「まぁ、結ちゃんが決めることだから良いけどさ」

そう言って、皐月さんもすぐに居間から出ていかれました。サボりに来たのにそんな気分ではなくなってしまったのでしょう。これは、悪いことをし・・・いえ、そもそも私は何もしていませんし、サボる方がいけないのです。

そして、こんな恋だの愛だのふわふわお花畑にうつつを抜かしていて良い訳がありません。これから次の長月さんがくるし、文月さんの境内からお引越しの件だって心配です。なんなら卯月さんの奥さんがいつプロを雇って攻め込んでくるやもとちょっとは神経を尖らせていないといけません!

色ボケしている暇など私にはないのです。さ、チョコレートのレポートを再開します。





「3、キャラメルショコラ・・・キャラメルコーティングで口当たりは甘いけど、後味がほろ苦い・・・ミルク感は無し。子供向けではない。ビターだな・・・」

感じたことをメモにさらさらと書いていく。あ、でもこれグラフにしたほうがわかりやすいかもしれない。

甘さ、苦さ、後味、ミルク感、カカオ感・・・あとなんだろう。とりあえずこんな感じで点数をつけていけば後でグラフにもしやすいし伝わりやすいかもしれない。

その他の意見はフリーコメントとして残しておけば良いかな。じゃぁ、前に食べたふたつもこれに準えて点数化しよう。それにしても全部美味しいチョコレートだ。水無月さん、本当に頑張って調べて買い物に行ったんだろうな。なんでも、自分で好きなチョコレートを選んで箱詰めできるらしい。つまり、水無月さんが25個分のチョコレートを店員さんに頼んだという事です!

もしかしたら『一つずつお任せで入れてください』と一言で済ましたかもしれませんが。

女性の為に頑張ったものを、味見とはいえ先に頂くのは少々申し訳ない気持ちもありますが、このレポートが次のチョコレート選びに役に立ちますように。はい、では次の時チョコレートの試食!



「やっばい、これとんでもなく美味しい・・・!」










・・・ーーピンポーン



チョコレートも5個食べ終わり、レポートも書いてしばらくした頃、インターホンが鳴りました。次の長月さんがいらしたのでしょう。


「はい」

『あ、本日約束をしてます【神宮 長月】です』

「はい、今そちらに向かいますね」


わかってはいたけど本当に同姓同名だ。

門まで迎えにいくため、玄関に向かう。玄関のすぐ近くの部屋が客間である。

既に長月さんと桔梗さんが客間で待っています。


「長月さんが到着しました。今門を開けてご案内しますね。その後にお茶をお持ちします」

「ありがとうございます」

「結ちゃん、ありがとうー」


行きがけに報告をして、靴を履き、門へ向かう。制服を着た男子高校生が一人でいた。あぁ、彼は一人で来たんだな、親御さんと一緒に来るかと思ってました。




「初めまして、宮守と申します」

「初めまして、お邪魔いたします」


次の長月さん・・・ややこしいな。長月くんにしよう。長月くんは、学ランを着たどこにでもいそうな男子高校生だ。







客間に案内をして、私はお茶を淹れる。

あ、緑茶を準備しておいたが、高校生は緑茶よりコーヒーか紅茶の方がよかったのだろうか。しまった、聞いてくればよかったかな。でももう仕方ない。緑茶にしてしまえ。

急須の網にお茶の葉を入れて、お湯を少しかけて蓋をして蒸らす。その間に、お茶菓子を出す。そうだ、一昨日作ったガトーショコラ・・・緑茶にガトーショコラはないな。では、『水無月』にしましょう。ういろうとあずきの蒸したお菓子です。試作品ですが美味しくできたのでこちらをお出ししましょう。これなら緑茶にも合うでしょう。


陶器のお皿に三角形に切ったういろうを乗せた。そして急須にお湯を注ごうとした時だった。

「お邪魔しまーす、結ちゃん?」

軽やかな明るい声がした。八重さんだ。玄関の方へ顔を出すと、ハイヒールを脱いでいる八重さんがいた。

「こんにちは!神部からくる方って八重さんだったんですね!」

「まぁ、高校生一人と話すのに対面にいるのが男三人だったら流石に圧迫感が酷いでしょう」

「確かに・・・私たちは慣れてますが、そういえば怖いですね」

「圧迫面接みたいになっちゃったらかわいそうでしょ?だから私が来たの。怖くて言いたいことも言えなくなっちゃたら意味ないものね」

「そうですね。あ、もう皆さんお揃いです!今お茶をお持ちしますので!」

「ありがとう、よろしくお願いします」


そう言って、客間の扉をノックして入られました。


私は作業の続きをして、人数分のお茶とお菓子を持ち、客間へと向かった。











「あぁー!うどんなんて久々に食べたわ!美味しいー!さっぱりしてて気分も晴れるわ!」


長月さんと長月くんのお話しも終わる頃にはすっかりお昼になりました。

そこで、八重さんを誘ってお昼ご飯です。


「よかったです!ずっとジメジメしてますから、こう、気分とか口の中だけでも良くなればと思ってスダチにしたんです!」

「本当、ここの男性って贅沢よね。こんなに考えてもらってこんなに美味しいもの作ってもらえて」

「八重も男に生まれれば良かっ」

「来月から境内に住み込むの、私にしちゃおうかなー」

「勘弁してください」

皐月さんがまたも八重さんにちょっかいを出す。皐月さん、気付いてないだけで本当は八重さんが好きなんじゃないかと思うくらいです。



「結、お代わり欲しい。まだあるか?」

神在月さんが冷やしスダチうどんのお代わりを希望されました。

「まだありますよ!あ、スダチだけ切らないといけないのでその時間だけお待ちください!」

「おう、頼む」

神在月さんの器を持ち、台所へと向かう。


残っているうどんを器に盛り、つゆをかける前にスダチを輪切りにする。

小さいからスライサーでサクサクと切ります。でも、間の種が引っかかるんだよね。

少し力を入れたその時だった。


「痛っ・・・!!」


しまった。手を引いたものの、少し親指の腹を切ってしまった。あぁ、よりによって親指の腹だなんて作業をしずらい指を・・・

「結ちゃん、大丈夫?!」

後ろから弥生さんが来てくださいました。あ、器を持っていたから弥生さんもお代わりだったのですね。


「皮をちょっと切ったくらいなので大丈夫ですよ!」

「でも、血が出てるね。少しだけ水に流して止血しよう」


弥生さんが私の手を取り、蛇口へと持っていった。少し流し、血が滲む。そこに近くにあったペーパーで拭き取りそのまま指を包むようにして握ってくれた。おお、神・・・。

「絆創膏どこにある?」

「あ、食器棚の引き出しに入ってます」

すぐに取り出してくれました。

「でも、少しはそのまま抑えてたほうが良いかもね。お代わりの続きは俺がやるから」

「すみません、ありがとうございます」



弥生さんが二つの器を持ち、私が指を押さえながら戻ったことで注目を浴びてしまった。

まず最初に気づいたのは、台所の方を向いて座っている睦月さんだった。


「結ちゃん・・!もしかして手切ったの?!」

「スライサーでちょっと皮を向いたくらいです!本当に!本当に大したことないので皆さんどうかお気にせず!!」


スライサーかぁ、あれは痛いんですよねなど、さまざまな声が聞こえてきます。


「弥生、傷口見たか?」

如月さんが弥生さんに聞いた。

「うん、出血は割と少なめだから、あと5分もしたらもう絆創膏貼っても大丈夫だと思う」

「なら平気か」


「平気じゃないでしょ?!絶対痛いでしょう?!」

「じゃあ皐月が結の止血しててやれ」

「わかった!!」

「いえ!良いですから!」

”痛い”に対して”止血”を手伝われても解決にはなりません。


その光景を見ていた八重さんがふと口にした。

「そういえば、今まで報告がなかったから気にもしなかったけど、本殿に入る前に怪我した事ある人っているの?」


お昼ご飯なので、担当月の水無月さんと、本社勤務である卯月さん以外は今神代が揃っている。確かに私がここにきてからも、本殿に入る前に体調を崩していたり、怪我をした方はいませんでした。如月さんは、一月に熱を出しましたが、本殿に入る時には治ってましたし。


「そうだね、ちょっと体調が優れないくらいはあっても、大怪我は誰もした事ないね」

葉月さんが言った。

「葉月が言うならここ20年近くはそう言ったことが無いって事よね」


「そういえば不思議と、本殿に入る前って怪我しないんだよなぁ。全くないってわけじゃないけど、それこそ、仕事中に今の結ちゃんみたいにちょっと指を切っちゃったとかあったけど、本殿に入る直前じゃないし。本殿に入る時に体調に問題があるとすれば飲み過ぎくらいかな」

長月さんも思い出しながら言った。


「俺もこの間出てきた時にお酒がちょっとだけ残ってる感じだった。まぁ入る直前まで飲んでるんだから当たり前なんだけど」

皐月さんはそうでしたね。記憶に新しいです。


「そう、ならいいわ。ほら、たとえば捻挫とかして、『全治一ヶ月です』なんて本殿の直前に言われたとしてね?

間に本殿での一ヶ月を挟んじゃったら、全く治ってないって事でしょ?一般の整骨院なんて行ったら、医者が不審に思ったり驚いちゃうような現象でしょ?でもそんなことが無い様に医者を数人抱えてるんだけど」

「恐ろしく治癒力が低いんですって言うしかないよね」


あぁ、確かに。

もし何かのタイミングで一般の医者にかからなくてはならなくなったり、本殿を挟むと非常に気まずいですね。そのためのお抱えの医者までいるとは流石です。

ですが、ここ20年近くは本殿前には怪我などはないと。流石、神代ですね。そんな事はないとは言っても依代にはやはり加護が付いているのですね。




「とりあえず、今日の家事は桔梗が結ちゃんに変わってやって頂戴ね」

「だ!大丈夫です!これくらい!」

「でも、お手伝いはしますね」



手厚いサポートは嬉しいのですが、親指の皮を少し切ったくらいでこの過保護は少々むず痒くもあります。

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