悲しい人生
この世界に生まれて
この地上で育ち
辛酸を舐めることぐらいしか出来なかった
人生の終盤に来て何を思うのかと思っていたけど
実際に終盤の局面を迎えて
想像と違ってしまった現実は
もはや絶望の色を隠す事が出来ない
こんなはずじゃあなかった
少しは明るい未来があるのではと想像していたけど
街角の電灯が薄ら点滅しているような
薄暗いものとしか感じられない
原因は何なのか
人生に目標が無かったからなのか
仮に目標がなかったら
人生の終盤というものは冴えないものになるのか
自分の分析しか出来ないが
どちらにしろ悲しい人生である