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魔法の世界にいらない魔法

作者: 企画開発部



ただ、火花を散らすだけの

誰も攻撃できないし

何にも火を灯すことが出来ない魔法


「そんなもの誰が作り出したんでしょうね

なんの意味もないのに」


この意味がわからない人が多い事が

戦争や争いが無くなったってことなんだよ


それが今の子供たちには理解できない

って事が

本来なら私達…これを作った職人の願いではあるものの

そんなに排他的に物を言われると

少しだけ悲しくなりますよね


真っ暗闇に灯された小さな小さな光

私はココに居るよって

夏になるとみんなコレを飛ばしたものだ


魔力を持たない人間にも

なんとか使えるように設計されて作られた

この魔法を昔は奇跡だって称賛された


いまの子供たちなんて

魔法なんて使えなくても生きていけるって

どこか知らん顔で

物の作られた意味も

自分が生かされている意味も知らない


それを自由と呼ぶ未来に

私もアナタも呆れてしまったみたいだ

魔道士は眠りにつく

太陽フレアの磁気で電子機器が狂い

子供たちの原動力が乏しくなる頃


また魔導が人の心を動かせるようになる時まで






※キミの光は何色ですか?

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