7話 vs木の龍
vs木の龍
木の龍を倒すべく、空を飛んで、追いかける。しかし敵もうまくこちらの攻撃を回避しつつ、隙をついて、枝を飛ばしてくる。それを火の壁によって防御。何とか当たらずに済む。
「ふむ、火を使うか。ならこれならどうだ?」
今度は葉っぱ? 葉っぱが私に向かって飛んでくるけど、これなら楽に燃やせる。炎の壁を目の前に展開して、燃やし尽くす体制をとるが、
「ヤバイ煙い! 後、頭がくらくらしてきた……」
何とか逃れようと、火の壁を消して、横に回避をしようとしたところで、何かに叩かれ地上へと、落ちていく!
「うわああああ!」
体勢が立て直せない! このままじゃ地上へ叩き落される。そう思っていると、何かがふんわりと空中でキャッチしてくれた。
「な、何? でも助かったよ」
「お前が、鳳の契約者か、こんな所で負けるような人間などと鳳が契約するはずがないが、もし負けそうだというのなら我の権限で貴様との契約を破棄するからな」
鳳凰が助けてくれた。凰の方が、凄く睨んで、そんな言葉を吐く。いや、負けそうだから。助けてっ言いかけてしまったよ。鳳はやれやれという顔をしているけど。
「だ、大丈夫まだやれる!」
これは強がらざる得ない。けど、鳳凰のおかげで、なんとか体制を立て直せた。
「少し背中貸して!」
「いいでしょう。わたくし達の背中を貸しましょう」
「ありがとう、うん。息整った! 何とか考えもまとまるような気もしてきた」
「成程。精神干渉無効持ちなのですね。アレは、さっきのあなたが焼いた葉は中毒性の強い葉だったので廃人になるかと思いましたが、それなら大丈夫そうですね」
「え、そんなにやばかったの!? 本当に助かったよ。じゃあ、もう一度がんば……なんかザラタンから煙出ていない?」
それに、木の龍も消えかかっている気がする。
「ほう、我の本体が消えようとしている。コピーのコピーだからな、元が消えたら我も消える。だが、その前にレッスンだ。我と戦え!」
「いや今も戦っているけど?」
木の龍さんは受け狙いかな?
「いや、正々堂々と戦い方を教えてやるというのだかかってこい!」
「は、ハイ!」
とりあえず、一撃。氷の弾を飛ばしてみるけど、簡単に木の実を飛ばされて相殺される。
「大型の敵を倒す際は弱点を見極めることだ。例えば、我の場合は顎の下、此処にある逆さの鱗、逆鱗だ」
「了解!」
逆鱗を氷の塊で狙うけど、すべて枝や実で防衛されてしまう。どこが弱点なんだよ! アレを攻撃したいなら、接近するか、手数を増やすか。どっちがいいかな。下を見ると、ザラタンの背中から出ている火が勢いを増している。なら!
「あの炎を操って!」
そのまま、木の龍にぶつける。それなら防御できない筈!
「成程、他の弱点を突いたか、それでも良い。これから先も精進せよ」
木の龍は私に激励を飛ばしつつ消えた。
「で、なんでザラタンは燃えているのかな?」




