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15話 避雷針と雷切

避雷針と雷切




「ねえ、本当にさっきの作戦でいいのかな? 真井の負担、大きすぎない?」


私たちは、外に出て迎え撃つことに決め、ドアを開けた。


「いけるわよ。それにこれが一番いい作戦よ。コピー生成!」


雷が降り注ぐ。それらが、すべて、金属になった真井のコピーの腕に落ち、コピーは消え、


「結構辛いわね。でも、まだ、まだぁ!」


コピーがまだ出てくる。しかし、いきなり雷は止み、こちらに矢を番え放つ体制に入る。あの弓だけは苦手だ。だから、


「ごめん先駆けは頼むよ。雛」


「分かった」


私と杉谷さんは雛の後ろに隠れ、耳をふさぎながら、時におびえながら、突貫した。そうこうしているうちに、敵は、弓では敵わないと判断した様で、今度は手を前に構えた。けど、これも計算済み。


「たびたびお願い。雛、そして、真井」


「「了解」」


雛が、雷を斬る。さっき聞いた通りだ。あの刀、雷切だ。そして、雛が雷を斬っている際に、後ろに真井のコピーが回る。そして、


「これで終わりだぁ!」


とコピーが声を上げる。その声に反応し、後ろに電撃を放った。これで! 私は腕から先を巨大化。敵を捕まえた。


「くっ! 卑怯だぞ」


「戦いに卑怯なんてあるものか!」


そして杉谷さんがアダマスの鎌で……。


「……そうは問屋が卸さないね。惜しかったね。もう少しで、うちの器工使い、松平 正元をやっつけられたのに」


それは一瞬だった。アダマスの鎌を髪で止め、私の手から、松平を奪い去った。


「ありがとうございます。ゴト様」


「……いいよ別に。じゃあ君たちを相手するのは骨が折れそうだし。まだ生かしておきたい子もいるから、サヨナラだ」


そう言って、ゴトと呼ばれた、人の気配のしない女の子は闇夜に消えた。

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