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襲っていいの?犯していいの?嫌なら嫌って言わないと食べちゃうよ

微エロありです

「だから言ったではありませんか。」


洗髪を終えた中の君は、呆れていた。

というのも、女房たちから事の顛末をざっくりとはいえ聞いたからだ。

「申し訳ありません……!」

女房たちは謝るしかない。隙を突かれ、匂宮の侵入を許してしまったのだから。


「宮様は、少しでも見目麗しい女人がいれば、身分も問わずにパクッと食べてしまうお方……。邸に見たこともない姫がいるとなれば、見逃す訳がありませんが……。しかし、折角端の部屋に隠していたのに、なぜバレてしまったのかしら。」

「どうやら、常陸の奥様が帰る車をご覧になっていたようで……。」


中の君は考える。

「大好きな大好きな」宮様のことを。


それで誰かいるかもしれないと勘付いたのか、宮様は。女を探し当てる嗅覚は、相変わらず長けていますこと。

でも、一体どうしましょう。奥様には安心なさってください、きちんと匿いますから、なんて大きなことを言ってしまったというのに。


こうしているあいだにも、浮舟はきっと、宮様に……。




・・・・・



「んっ……!あっ……やっ!だ、だめっ……!」

くちゅっ、くちゅっ、ぺちゃぺちゃ……ぐちゅ。

いやらしい音が部屋中に響く。

先刻触れた唇の間からは匂宮様の温かい舌が挿入され、私の咥内を散々掻き回していた。

思考回路がショートして、断片的にしか言葉を生み出すことができない。

苦しい。息継ぎができない。やめて。助けて。でも。……でも?


「……なにがだめなの……?」

ほんの少し離した唇の間から、吐息と一緒に匂宮様は問うた。

そう言いながらも宮様は私の着物の袂から手を入れ、所謂「下着」なんてない平安装束を着た私の身体を思うままに撫でまわす。太腿を優しくさすり上げる左手は、徐々に上へ上へと向かってくる。汗だか唾液だか涙だか、もうなにがなんだかわからない。


「もうされたくない?」

匂宮様は囁く。そんなわけない。頭の中は、次はどう触ってくれるんだろう、どこを撫でてくれるんだろう、もっと気持ちよくなりたい、そんなことしか、考えられていなくて。


こうしている間にも、離れている唇がさみしい。もっともっとキスしてほしい。


だめじゃない。

だめじゃないからもっと……。


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