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トイレ

楽しんで読んでくだせー

俺は親に捨てられた。

家もなく、友もなく、愛されることもなく0歳から10歳までを生きてきた...

そんなある日一人のじじぃに目をつけられた。

小柄で身長が160㎝ちょっとくらいの小さいじじぃ、そんなじじぃにいきなり話しかけられた。


じじぃ「おい、そこのガキ。こんな夜遅くにそんな川の隅でなにをしている?」


少年「......」


じじぃ「何黙ってやがる?てめーは喋れもしないのか?」


少年「しゃ、、べれ、りゅ」


じじぃ「?」


少年「喋れる...」


じじぃ「ならなぜ黙ってた?」


少年「うま、く、しゃべ、れない、から」


じじぃ「なぜ?」


少年は俯いた。


じじぃ「言いたくないなら言わなくてもいい、それよりこんなところで寝てたら風邪ひくぞ?」


少年「僕..家が、、ない」


じじぃ「ほう、今時珍しいな」


少年「....」


じじぃ「俺の家に来るか?」


少年「...いいの?」


じじぃ「ああ、俺もばあさんが死んでから一人で寂しかったしな、で?来るのか?来ないのか?」


少年はうなずいた。


じじぃ「よし、ついてこい」


これが最初の出会いである。


じじぃ「そういえば自己紹介がまだだったな、俺の名前は最玉 享一だ」


少年「僕、、な、、まえ、、ない」


享一「...そうか、じゃあ俺がつけてやる。」


少年は目を輝かせて言った。


少年「ほんと?」


享一「ああ、もちろん。まぁ、その前に飯でも食おうや」


少年「うん」


数時間後、享一宅


享一「さてお前の名前は....今日は3876年の第45詠、宝来の詠か...

よし、お前の名前は鋼宝こうほうじゃ」


少年「鋼宝?」


享一「とにかく頑丈に生きながら輝けということだ」


鋼宝「ありがと、、う」


享一「よし!俺の家に来たからには強くなってもらうぞ!」


鋼宝「?」


享一「とにかく俺の言うことを聞いてればいいのよ」


鋼宝「わか、、、た」


享一「とりあえず今日は寝るぞ」


鋼宝「うん」


そして二人は寝るために寝室に向かい、一緒に寝た。

享一はすぐに寝てしまったが少年はただひたすら小声で喜びながら自分の名前を言い続けていた。


それから6年後

少年はすくすく育ちたくましい青年になった。


鋼宝「じいちゃーん!組手しようぜー!」


ここは山の奥の奥のそのまた奥にある小屋、そこに青年は元気にただいまー!と言いながら帰ってきた。ここが青年と享一の家である。


享一「あーん?お前もう山の木渡り300㎞終わらせてきたのか?」


鋼宝「おう!終わらせてきた!」


享一「ちょっと待て、俺も今修行中だ。終わったらな」


鋼宝「よっしゃ!」


享一は今大木の前にいる。鋼宝のことを見ていた享一は大木に向き直り集中する。


享一「フゥー...はっ!!」


たんっ、大木に掌底。大木は特に揺れることもなかった。


鋼宝「じいちゃん今なにしたの?」


享一「ふん、壊さない程度に木にダメージ与えたまでよ、加減も大変じゃのう」


鋼宝「でもそれじゃあ修行にならないぜ?その程度の威力じゃ一般人も倒せやしない」


享一はニヤリと笑い


享一「そうか?」


と言った。


ズドーン!!!!!!!!!!!!!!!


とてつもない轟音、例えるなら半径10m以内に雷が落ちたような...


鋼宝は大木を反射的に見た。

すると大木はみしみしと音を立てながら揺れていた。

大木は無傷。

だが動き方が普通じゃない。

鋼宝は享一と一緒にいた6年間同じような感情ばかり抱いてきている。

その感情の名は、


驚き


である。

鋼宝は享一の戦闘力の高さ故どうしても身についてしまう戦いの技術に日々[驚き]を隠せないでいる。


享一はまたニヤリと笑い言った。


戦いを楽しみすぎた結果がこれだ、と言った。


鋼宝はその言葉が理解できなかった。


享一「理解できないだろ?この言葉を完全に理解したとき貴様は初めてわしと同じラインに立てる」


ゾクンッ...


興奮、今は驚きよりそちらの感情のほうが大きいだろう。

おもしろい....


鋼宝「理解してやるよ、武のすべてをな!」


享一「ほう、やってみろよ」


鋼宝「ああ、やってやる。だけど俺はも一つ上に行く」


享一「ん?」


  

俺は武の心理を掴み取る!!!



享一「生意気な小僧め」


鋼宝は無邪気に笑った。



書いてたらいろんな考えがでてくるもんですねwww

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