【プロットタイプ】綺麗な人というのは
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
綺麗な人って、総じて見えないところで色々頑張ってる。
そんな人相手に、『何もせず綺麗でいろ』というのはやっぱり酷だよね。
良いもの、というのは総じて価値が上がる。其れ即ち、金額が上がるという事だ。対価を掛けたその裏で、様々な努力が見え隠れする。其れは何も物だけに限った話ではない。
日焼けによる肌荒れが非常に嫌だったので、二、三時間に一度は日焼け止めを塗り直し、強烈な日傘を差し、夏をやり過ごした。乾燥肌はより焼け易いと聞いたので、保湿力の高いクリームを塗りたくった。そのせいか、今年は余り焼けてない。一度も日の目を見た事がない胸元と比較しても、遜色ない白さを誇っていた。
こういう事なのだと痛感した。綺麗な人と言うのは、こういう事なのだと。
風呂上がりのしっとりとした鏡花の髪を弄っていると、鏡花が口を開く。
「SNS見てっとさぁ、綺麗な人の写真、沢山流れてくるじゃない? まぁ其れを見て言い寄る人も大勢いるもんだけど、何もしてない、金も掛けない人は歯牙にもされないよ」
当たり前の事だ。それだけの対価を払って、その地位にいるのだから、何の努力もしない輩に目を向けるとは思えない。
「綺麗な人って、当たり前に手間と時間とお金を掛けてる。綺麗になるのって、それだけ大変なんだよ。綺麗な人に向かって『すっぴんで良い』って言って、いざすっぴんで出会ったら、幻滅する奴は、『何もせず綺麗でいろ』って言う人は、随分と酷な話をするよね」
綺麗ねぇ。鏡花の外見で唯一高い評価を下せるのは、やはりこの髪である。長く、柔らかく、触り心地が良い。その裏ではやはり、それなりの苦労があるのだろう。
其れは俺が預かり知る事ではない。鏡花直々に話す事が無いからだ。
「払って欲しいのか。その対価を」
「? いいや? ただ思い知ったんだよ。ずっと綺麗なままでいるのは大変だと」
諭羅程ではないが、鏡花は皮肉を好む。『綺麗でいる為の対価を払え』と言っているのかと思ったがそうでは無いらしい。
「だから、もうちょっと自信持って欲しいよね。それだけ大変な事を乗り越えて来たのだから」
『ずっと綺麗でいろ』なんて言うじゃないですか。
あれは軽々しく使っていい言葉じゃないですよ。
時間と手間と金が掛かるんです。
何もしない人が上から目線で言っていい言葉じゃない。
美味しい物を作るには、素材から作り方まで細かく気を遣わなければなりません。
良い物を買うには、金を出す必要があります。
良いものには相応に対価が掛かるよ。
値段とか、金額って面白くて、結構其れが如実に出る。
最近のハマりが傘なので、傘は本当に如実。
何処に対価支払ってるのか、何処を手放したのか、かなり分かりやすい。
・どーでも良い話
シャンプー、リンス、トリートメント、これらはワンプッシュだと多過ぎるので、液体が出るギリギリで出します。
足りなかったらまたチビチビ足していく。
こうすると水ですすぎ易い。
シャンプーはね、髪を洗うだけじゃなくて、『頭皮』も洗わなきゃいけないんです。
だから髪で泡立てた後、頭皮まで洗う必要があります。
毛穴まで指だと洗えないので、スカルプブラシで揺する様に洗うのがベスト。
シャンプー後、『軽く』水を絞る程度で十分です。
水が潤滑油となって、トリートメント、リンスが染みやすくなります。
トリートメント、リンス、これは『髪』に塗るもの何です。『頭皮』に塗るんじゃないんですよ。
だからまず髪の根元から塗るのではなく、毛先からほぐす様に塗るのがお勧めです。
で、少しづつ登って行く。
全体に塗る必要はなく、顎下からメインで塗るのがおすすめ。
トリートメントの作用って、髪の修復なんですよ。
リンスの作用って、髪の艶出しなんですよ。
だから、トリートメント→リンスとやるのがベスト。
トリートメントで保湿して、リンスで膜を貼る。
※セタ〇ィルとワ〇リンの塗り方。
トリートメント、リンス塗り終わったあと、オールプラスチック製のブラシや櫛で梳かしてやると、更に馴染みやすくなります。
あとバラついているから火が通りやすい。
こうすると、付けすぎない。オススメです。
落とし残しが減る。
全てにおいて、過不足なく。