第三話 広い世界
さて………
カマキリっぽいものを倒したわけだが、
鳴き声を聞きつけて兵器たちが寄ってきた
『多足型汎用兵器・表層仕様Ⅱ‐GA』『多足型汎用兵器・表層仕様Ⅱ‐GB』
『多足型汎用兵器・表層仕様Ⅱ‐GC』『多足型汎用兵器・表層仕様Ⅱ‐GD』
『多足型汎用兵器・表層仕様Ⅰ‐GA』『多足型汎用兵器・表層仕様Ⅰ‐GA‐2』
ヤベーーーー!!
どうやって逃げようウィリアは怖がっているし
私一人だったら逃げれたかもしれないが………
こいつら微妙に名前違うし他にもたくさんいるよな仲間を呼ばれたら厄介だ
早くウィリアを連れて逃げないと
私とウィリアは岩の裏などを通って逃げた
危なかったぁ~
あの兵器ども多すぎだろ!
ここまで逃げる道中にも兵器どもがいたざっと見て78体くらい?
一体どうやって生まれてきたんだろう
あと名前に表層ってあったからこの先にも居るんだろうなあいつら
ウィリア あ、みてみてエイラ!この景色とってもきれい!
本当だきれいだな
私の目に映ったのは断崖絶壁から生えている板状の緑地
それらが重なり合い所々機械の地面があって自然とうまく溶け込んでいる
上から流れる光を美しく跳ね返し神秘的な景色を形成している
しかし………
表層であれなら先はどうなるんだぁ?
強くなんないとね
あと、何でチートとかねーんだよ!折角の異世界転生なのに!
マジで恨むわ神様………
しかも兵器とか雰囲気台無しの世界に転生させやがって!