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ぱられる×とらべる  作者: 花礫乃おちば
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「今の貴女はホントにアナタ?」

四ヶ月ぶりです。

「さて…今日も遅いし、寝るかぁ」

パソコンの電源を切ると、真っ暗な世界が視界を満たしてゆく。私という存在が、暗闇に飲み込まれる。

「案外あっさり終わるもんね〜、今回のイベント」

私の名前は森下響香。表の顔は女子高生してる。…まあ、根が暗いヤツだから世間が思ってる華やかなのとは全然違うけど。

「あとは荒らされないか、か。まあ大丈夫でしょ」

そう、これが私の裏の顔。某大手スマホ音ゲーの攻略wiki、その管理人をしている。


「編集終わりました〜 リンク貼っときます_( っ`ω´)っ」


ツイートしてから布団に入る。すぐさま反応が返ってきた。


「作成乙です!」


「今回のイベント楽しみ!」


「推しキタワァ*・゜(n‘∀‘)η絶対引いちゃる!」


「kyoさんのwikiいつも使わせてもらってます!」


思わず顔が綻んでしまう。これこれ、このために私は管理人やってるのよ。人から賞賛されるっていい気分ね。


「暇人ですねぇ」


なんだァ?テメェ…。

まあこんな時間まで編集続けてるのも普通おかしいか。余程リアルに時間のある人間じゃないと…。私みたいに現実ですることがなくてパソコンにいつも向き合ってるようなやつ、とかね。

「寝るか〜…ぐー…」

睡眠の早さに関しては定評のある方である。




(起きて…ねぇ、起きてってば!)

んぁ…?アンタ誰…ってかここどこ?

(ここは夢の中よ。詳しい話は後で言うから割愛するけど…。)

けど?



「貴女、【過去を一度だけやり直してみたい】…なんて、思った事はない?」

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