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プロローグ

「---------!-------」


 ふと目を覚ますと、隣の部屋から微かにもれる光とお母さんが誰かと言い争う様な声が聞こえた。

何だろう?と思って、眠い目をこすりながらドアの隙間から部屋をのぞく。


「なんで?まだ-----」

「---------」

「あの子が---------!」

「----命令だ」

「わかったわ」


 部屋の中にはお母さんと真っ黒なマントを着たひとがいた。そのひとは、なんだかぼやけていて上手く捉えることができない。何だろう、怖い。


「さて、君の子は少々好奇心が強すぎるのではないかね?」


 黒マントさんが少し動いた。相変わらずぼやけている黒マントさんは何処に顔が、目が、あるのか分からない。でも、なぜか、わたしは‘‘目が合った’’と思った。

 その瞬間背筋を駆ける悪寒。


「っっっ!?」


 ずしりと重い何かが体に張り付いたような感覚。

必死に抵抗するものの、ソレは体の中に入ってきて、中から体を壊す。


「う゛う゛っ た、たすけ・・・てっ」


あまりの痛みに叫んだつもりの声は、かすれてしまった。


パンっ


ふっと体が軽くなった。

全身から力が抜けて、その場にへたり込んでしまう。

意識が薄れて、暗転。


わたしは気絶した。


「ほう、なかなか見所があるじゃないか」

「そうね、だからこそ、かわいそうよ。この子は」

「ああ、そうだな。守ってあげれればいいのだが、そう言う訳にもいかないからな」

「捨てられたって思うかしら。ごめんね。お母さん、ちょっと仕事に行かなきゃなの。出来るだけ早く帰ってくるから。良い子で待ってるんだよ?私の大好きな藍衣」


女性はそう言って、今年五歳になる娘にキスをした。


「んっ、お、かあさん、がん、ば、れ」


目を閉じた少女から聞こえた声。

はたしてそれは、偶然か、


それとも・・・・。






のんびり更新で行きます。

ちなみに著者は今年受験生のため冬に向かうにつれて投稿頻度が落ちます。(2019)

ですが、目標は高めに、月一以上です!!(真面目)


こんな著者ですがよろしくお願いします。


よろしければ、ブックマークして行ってください。著者のモチベになります。

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