2.掲示板(1)
始まったぜ!新作!スレ#1
1.名無しの傭兵
なんのことについてでもいい!話せ!話せば楽になる!荒らしは帰れ!生産でも、敵モブについてでも!話しまくれ!
2.名無しの旅人
1乙!
さて開始早々立ち上げたが何もないよな!
3.名無しの旅人
ないなw
4.名無しの傭兵
そんなことないだろ?
5.名無しの旅人
いや、ねぇよ!
6.名無しの旅人
チュートリアルを受けた…以上!
7.名無しの旅人
解散!
8.名無しの傭兵
いや、待て!
9.名無しの旅人
…なんだ。
10.名無しの旅人
なんだよ。
11.名無しの傭兵
…来る!神が!俺にささや…
12.名無しの旅人
はい、かいさーん。
13.名無しの旅人
かいさー…え?
14.名無しの傭兵
え。まじで?
15.名無しの旅人
始まってまだ10分ぐらいしかたってませんけどっ?!
16.名無しのエスパー
俺はエスパーだったのか…
17.名無しの旅人
いや予言者だ!
んで、本題に…
は?
18.名無しの旅人
連続か…
19.名無しの予言者
これは予知できんかった!
20.名無しの旅人
名前変えすぎわろた。
21.名無しの旅人
……もう。来ないな?!
22.名無しのロリコン
いや、放送終わった後すぐに天使が舞い降りた。これは偶然か?
23.名無しの旅人
偶然だ。他にもプレイヤーが来るだろうが。
24.名無しの旅人
いや待て23。あの天使ゲフンゲフンロリっ子、髪に見たことないアイテムをつけていらっしゃるぞ。
25.名無しの旅人
…本当だ。
…先ほどの放送をそのまま貼り付けるぞ。
ピロン!
とあるプレイヤーが一定の条件を満たし、各国の訓練所が解放されました。
ピロン!
とあるプレイヤーがアクセサリーの入手を達成しました。よって、装備一覧のアクセサリー枠が解放されます。各国でアクセサリー装備が制作、売買できるようになりました。
これで以上だな。
26.名無しの旅人
25乙。2個目は完全に天使ちゃんだな。
その天使を追う俺。
27.名無しの警察
そこの君止まりなさい。
28.名無しの旅人
…コントは他所でやれ。
だが、アイテムの詳細を聞きたい。話しかけて来る。
29.名無しの予言者
そして、28はGMコールされるのであった。
30.名無しの旅人
やめて!お前がいうとまじになりそうで怖い!
普通に話しかけるだけだ!
31.名無しの警察
ちょっと君、僕と話そう。
32.名無しの旅人
やめろ!見失うだろうが!
って、うおっ。
33.名無しの警察
天使を転かせた、だと?!
34.名無しの旅人
お前が押すからだろうが!
35.名無しのロリコン
紳士に助ける俺はロリコン。
ぁ。ちっさい手がが俺の手を握った…
36.名無しの旅人
昇天すんな!ロリっ子が首を傾げて…かわいっ
…って、片手でカタカタ掲示板打ちながらって俺ら器用だな。
37.名無しの警察
ニートだから…楽勝なのさっ!
38.名無しの旅人
おい、警察じゃねぇのか。
仕事しろっ。
39.名無しの警察
ブーメラン発言はよさないか。
40.名無しの旅人
では真面目に行くか。
ちょっと抜けるぞ。
41名無しのロリコン
ういー。
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生産の国ファストに到着!キラキラ輝く太陽…
ふと手を見る。目を開けて空をもう一度見る。
体が痒くない!あったかい太陽!本当にお外だ!人もいっぱい!私と同じような服着た大人の人とか、少し年上そうな人!そして、異世界のような建物が並ぶ!ワクワクしてます!でもその前にカカシさんのところに行かないと!…は!どこか聞くの忘れた…。
ぅ。と、とりあえず!街のお散歩して探そう!人に聞くのもありだ!よし、まずはお散歩!
噴水の近くがログインログアウトスポットなのか。人がいっぱい。アバター作成が終わった人で溢れかえる前に移動しよう。市場の方から行こう!
冒険者の格好をしてる人、何かカタカタしてる。チャットかな?フレンドとか、作れるかなー?ほぼ年上だろうなー。
そんなこと考えていると、右側市場のテントの脚の根元に人形?が座り込んでいる。
「?なんだろう…?うわっ!」
ぼーっとそれに気を取られて止まってたら後ろから人がぶつかって来て転けちゃった。いけないいけない。道端で立ち止まったらいけないよね!謝らないとっ!慌てて立ち上がろうとしたら別のお兄さんが手を伸ばしてきた。
引っ張り起こしてくれた。
「あ、ありがとうございます。すみません。少しぼーっとしてたので…」
「い、いや。ぼきゅ…僕の連れが前見ないのが悪いんだからっ。」
「いや、誰だよお前。噛んだし…」
「ほらほら、本題本題。」
?
「本題?」
「あはは、えっとね?君の髪についてるアイテムの詳細教えてくれないかな?入手場所とか…」
髪についてる…あ!星のヘアピンか!
「えっと、これは星のヘアピンです。効果は防御+1と、速さ+1です。開放報酬ととしてもらいました。」
「開放報酬?」
「はい、チュートリアルで私が行った動作が、条件を満たしたみたいで…それを達成したご褒美らしいです!」
「へー。何が条件だったとか教えてもらえる?」
「えっと、チュートリアルの説明の時に出てきたカカシさんをLv20まで成長させて、それ以上とも戦いたいって思うこと…だっていってました!」
「「「……。」」」
?
どうしたのだろう?笑顔でピシリと固まっちゃった。
「………は!…えっと、20まで成長って何するの?」
質問してきた人が復活して、また質問してきた。
「倒しまくります!でもですね!面白かったんですよ!Lv1〜5はただの藁のカカシさんだったのに、だんだんと装備を整えてきてですね!Lv5〜9には盾を装備。Lv10〜14は皮鎧を装備、Lv15〜19は剣を装備して、背後からの攻撃を避けるためにグルグル相手の動きに合わして回りだしたり、そして、Lv20には一本足が二本足になって!歩いたりするんです!私は、そこでタイムアップになっちゃったんで、Lv20の戦闘はしてないんですけど…」
「…タイムアップって、時間制限あったの?」
「チュートリアルが終わった後にすぐに行きますか?って聞かれませんでした?私、ファンタジーもので戦闘ありのゲーム初めてだったので、剣の振り方とか、そこでもう少し練習していたかったんです。だから、すぐに行かずに残ることを伝えると、10分ならいても構わないと言われたんです。」
「……え、えっと〜…あ!そうだ!!君にフレンド申請してもいいかな?」
「!フレンドですか!」
フレンド!初めてのフレンドだ!
「はい!構わないです!お兄さんたちが初めてのフレンドです!」
「…お兄さんっ!……俺、もう、逝けるわ。」
「逝くな、まだ耐えろ。」
「初めて…」
あれ?フレンド申請とか、やり方知らないです。
教えてもらいましょう!
「あの!私、フレンド申請とかやりかわからなくて…どうやったらできるんですか?」
「…くぅ。…うん!えっとね、メニューのフレンドってとこを開いて…相手の名前を…って自己紹介してねぇ!俺は名無しの旅人…じゃなくて、フレックだ。フレックにフレンド申請っていってごらん?」
「はい、フレックお兄さんにフレンド申請。」
「……イエス。ぐっ!」
急にフレックお兄さんは口元を押さえ顔を背けました。大丈夫でしょうか?
「旅人が、逝ったか。じゃ次俺な。俺の名前はラトル。俺が申請を出してみるから名前を教えてくれるかい?」
はっ!私も自己紹介してないじゃないですか!
「すみません!ユナっていいます!」
「ユナたん…」
「ロリコン抑えろ。じゃ、ユナにフレンド申請。俺から申請が来たら、はいとか、了承とか了解とか言っとけば登録されるぞ。」
ラトルさんの言う通り、
私の前に…
〜〜プレイヤーラトルさんからフレンド申請が来ました。受理しますか?〜〜
という文字が出て来た。
ラトルさんのいう通り、
「はい。」
と答えると、
〜〜プレイヤーラトルがフレンドリストに登録されました。〜〜合計2
「…ユナたん。僕にも申請を…名前はシュート」
シュートお兄さんにも申請を送る。
「シュートお兄さんにフレンド申請。」
「…はい。もう死んでもいい。ありがとうございます。」
「ふえ?」
「「……っ天使降臨・・・†_(゜ー゜*)β」」
「あー、そこの2人はほっとっていいから。」
「はい。?」
どうしたんだろう?
シュートお兄さんとフレックお兄さんがナニカに拝んでる。ナニに拝んでるんだろ?
「あー。えっと、ユナちゃん。少し注意だけしておくね?僕らは悪意なんてないけど、(悪意もったやつ近づいたら排除するけど。)もしかしたら、悪いこと考えてユナちゃんに近づく奴らがいるかもしれないから、ちゃんと見極めて今度からフレンド登録するようにね?」
はっ!そうか。
「ご忠告ありがとうございます。でも、ラトルお兄さん達は注意とかしてくれたし、いい人だと思います!」
「「「うん。安心して変なやつ近づいたら消滅させるから。」」」
「ふえ?」
「あー、ゴホン。えっとー、まだゲームとかって始まったばかりだろ?でな?また新しいことがわかったらメニュー一覧のところの掲示板を開いて書き込んで欲しいんだ。」
「掲示板?どうやるんですか?」
ラトルお兄さんにやり方を教わった。
掲示板を開くと今は“始まった!新作!スレ#2”というのをタッチして名前登録して、内容だと書かれた枠に書き込めばいいだけのようだ。名前はいつでも変更可能で変わった名前にしてもいいし、名無しの旅人と名乗ってもいいそうだ。でも、誰なのかわからないかもしれないから、私はユナにした。
「ユナで登録しました。何かわかったら書きます!」
「うん。よろしくね。僕らも魔物の場所とか強さについて書いたりするから、時々覗いてね。それで…えっと、これからどこ行くの?」
「あ、えっと、訓練所に行きたかったんですが。場所わかんなくて…少しお散歩しながら回ろうかと。」
「あー。あのね。さっきの広場の近くにおっきな剣と盾の看板が掲げられた冒険者ギルドってのがあってね。そこで街の地図がもらえると思うよ。それか、教えてもらうといいよ。」
冒険者ギルド!街の地図が!
「そうなんですか!んー…じゃあ、少し市場を見てから行ってみます。」
さっきのお人形さん気になるから。
「うん、そうするといいよ。じゃあ、僕らは行くね。」
「はい、いろいろありがとうございましたっ!」
「「「またねー。」」」
お兄さん達に手を振ってお別れし、お人形さんのところに向かう。
テントの脚の根元にいるお人形?さんを優しく抱っこしました。
『むむ?誰?僕は今大切な物なくして…意気消沈してるんだ。探しても探しても見つからなくて…はぁ。』
!!
喋った!
それに困ってるみたいだ!助けないと!
「探し物手伝うよ!どんな物なくしたの?」
『え!本当!…あれ?君、異界の冒険者?なんで僕が視えるの?』
「え?見えないものなの?」
『…もしかして!ねぇ!赤いマフラー持ってない?!』
!!
「あるよ!えっと…これ?」
アイテム一覧から赤いマフラーをタッチしたら取り出すの選択肢があったから、それを選ぶ。
すると手の中に現れる小さな赤いマフラー。
『あったぁぁぁー!!!ありがとう!』
ピロン!
【とあるプレイヤーが、NPCからのクエストをクリアしました。よって、NPCからクエストを受け付けられるようになりました。】
あ、クエストだったの?これ。
『ありがとう!これで!これを巻いて!…マネッコ妖精ムー!復活!』
「おぉー。」
パチパチと手を叩いてあげる。
『ねえねぇ!僕と契約しよ!この街のこととか、戦闘のサポートをするよ!名前を教えて!』
「契約?って何?」
『ふふん!契約ってのは僕らのような妖精や、フォミリアって分類されている悪魔と…えっと、友達になれるんだ!』
友達!
『なってくれる?友達…』
「なる!私はユナだよ!よろしく!ムー様。」
『あ!様はつけなくていいよ!ムーで!』
「じゃあ、ムーくん。」
『んー。ま、いっか!よろしくユナ!あ!忘れるところだった。はい、契約の証にあげる!』
ピロン!
【とあるプレイヤーがフォミリアと契約しました。条件を満たしたので、各地のフォミリアと契約できるようになりました。アイテム一覧に契約魔石の数が表示されるようになりました。】
ムーくんから貰ったのは小さな丸くて赤い石。
『これは僕の魔力から作られた契約の証なの。アイテムボックスの左上のところに契約魔石×0だったのが、契約魔石×1になってるはずだよっ。』
「ありがとう!綺麗な石だね!」
綺麗だ。契約魔石×1のところをタッチしたら取り出すたり、しまえたりできるみたい。
『…それで、これからどこ行くの?』
「訓練所に行きたいの。」
『なら、案内してあげる!』
やった。
「お願い!ムーくん!」
『うん!!』
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その頃スレでは…
始まったぜ!新作!スレ#2
1.名無しの傭兵
なんのことについてでもいい!話せ!話せば楽になる!荒らしは帰れ!生産でも、敵モブについてでも!話しまくれ!天使について知りたい奴は#1のスレを見てこい!
…
……
56.名無しの旅人
…なぁ。
57.名無しのロリコン
なんだ。
58.名無しの警察
…この放送ラッシュのことだろう。
59.名無しの予言者
天使が関係しているな。
60.名無しの旅人
ユナたん。何してんの。さっき別れたばっかだよね?!
61.名無しのロリコン
ユナたんはぁはぁ。
62.名無しの警察
ロリコン黙れ。ユナたんが見たら引かれるぞ。
63.名無しのロリコン
61のコメントは削除されました。
64.名無しの旅人
いい判断だ。
65.名無しの旅人
あの新規なんですけど、なんですか、あの放送ラッシュについて何かわかってます?
66.名無しの旅人
新規のやつは#1に発言についての注意と詳細書いておいたから見てこい。
で、追加の放送がこれだ。
ピロン!
【とあるプレイヤーが、NPCからのクエストをクリアしました。よって、NPCからクエストを受け付けられるようになりました。】
ピロン!
【とあるプレイヤーがフォミリアと契約しました。条件を満たしたので、各地のフォミリアと契約できるようになりました。アイテム一覧に契約魔石の数が表示されるようになりました。】
どっちも天使だろうな。
69.ユナ
あ、天使さん?ではないですよ?
私はムーくんの忘れ物届けたら放送がかかりました。
70.名無しの警察 (ラトル)
あ、本人が来た。
71.名無しの旅人 (フレック)
ムーくんとはどちら様ですか?
72.名無しのロリコン(シュート)
男の子ぽい名前だね…
73.ユナ
はい、マネッコ妖精の男の子です。
74.名無しの旅人
妖精…男じゃなく女の子だったら…もっとよし。
75.名無しの警察 (ラトル)
やめなさい。純粋なユナたんにそんな言葉を発するな。
76.ユナ
ラトルお兄さんは警察さんだったのですか!?
77.ラトル
…あ、いや。違っ…
78.名無しの旅人 (フレック)
ぶっ。大切な家を守る警察だよな?
79.名無しのロリコン(シュート)
ぶふっ。
80.ラトル
てめぇら。そんなこと言ってると…
81.ユナ
?
あの、ラトルお兄さん、ロリコンとはどんな職業ですか?
82.ラトル
ブハ!
83.シュート
ユナたん!ロリコンと言う言葉はなかったことに!!
84.フレック
みんな名前にすんのか。なら俺も名前にしよ。
シュート…どんな汚職業か教えてやれ。
85.ユナ
?
86.シュート
………!
小さなものを愛でる職業だよ!
87.ユナ
そうなのですか!私も小さいもの大好きです。
88.名無しの旅人
……ユナさん、小さいものがどうだって?
89.ユナ
大好き?
90.フレック
…88よくやった。
91.ラトル
よくやった
92.名無しの旅人
フッ。ひれ伏せ。
93.シュート
(ノ- o -)ノハハー
94.ユナ
?あ、訓練所についたので失礼します。
95.ラトル
またなー。
96.フレック
またなー。
97.名無しの旅人
またねー。
98.シュート
( ^_^)/~~~
ユナが去った後もスレは続く…
冒険しろよお前ら…