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天使ちゃんのVRMMO  作者: 神白
1/25

1.チュートリアル

新作です。

編集がうまくできてなかったみたい修正しました。


20XX年

この年で話題筆頭だったものはVRゲーム機である。

新作として“箱庭〜サイコロニア〜”というものが発売された。

世界は丸ではなく、サイコロのような形で六面は全て違う土地となっており、各面に様々なフィールドが作り出されたこの箱庭にはダンジョンという強力な魔物が生息する不思議な建物があったり、火山の中に作り出されていたりと、戦闘する場面もあり、素材が豊富で、生産活動をしながらのんびりすることもできる癒しアクションRPGのような感じ…。


そして、そのゲームを手に取る小さな女の子。

彼女は常に、全身が黒い。体がすっぽりとはいる大きな日傘も季節は夏というのに、長袖長ズボン、手袋までしている。

近くを通る人々は必ず一目見て通り過ぎる。


「…これなら。私も…」


すぐにレジに向かい、お会計を済ませ、走る。車の中まで走る。


「あら、結奈ゆな。何買ったの?」

「VRゲームの新作っ!この中でいっぱいで遊ぶの!」

「…結奈。……ふふ、それはいいお買い物したわね。……お外で遊ぶ時のルールは?」


「出会った人には優しく!困ってたらお手伝い!」

「よろしい!」



車は一戸建ての家名前に止まり、小さな女の子は急いで部屋に駆け込む。

機械にソフトをインストールさせ、ピンクのヘルメットをつけて、横になる。そして、一言。


「ログイン!ソフト…箱庭!」


【箱庭〜サイコロニア〜のインストールを確認。ログイン中……セーブデータがありません。新規のセーブデータを作成…アバター製作&チュートリアルを開始します。】


そして女の子の意識は遠のいていった…



【ようこそ!箱庭〜サイコロニア〜へ!アバター作成に移ります。生体構造をスキャンしますか?】


「はい。」


【スキャン中…スキャン中……終了。最初に、髪型、髪の色、肌の色、目の色を好きなように変更してください。】


えっと、髪型は少し髪を伸ばしたいかな。肩につくぐらいで…あんまり長過ぎても動きにくくなりそうだし…色はんー。白に近い水色…ちょうどよく調節して…肌の色はそのままで、目の色は…んー。青色…でいいかな?髪の色に近い色がいいかなって思った…けど、んー。鏡をみると、少し変だから、黒に近い青……うん。こんなぐらいだね。これで決定っと!


【次にお名前を打ち込んでください。】


えっと…ユナっと。被りは…よかった。いないみたい。


【次に職業とスキルを7個お選びください。】


職業がズラーと並ぶが、1番上にある剣士を選ぶ。


スキルは検索機能で探して、こんな感じにしました。


《スキル》

・片手剣Lv1 ・調合Lv1 ・鑑定Lv1

・魔法適正《水》Lv1 ・魔法適正《土》Lv1 ・魔法適正《回復》・補助魔法《付与》



【これでよろしいですか?】

「はい。」


【それでは続いてチュートリアルに入ります…】


目の前にカカシLv1が現れ、装備が変わる。


【目の前のカカシに向かって剣を振ってみてください。】


いつの間にか手の中にあるロングソードを頑張って上から下に剣を振る。重いわけじゃないけど、使ったことがないのでうまいやり方がよくわからない。


ポス…


でも、ちゃんと当たってカカシの上にある緑のバーが少し減る。


【カカシLv1の上に表示された緑のバーがなくなれば敵モブは消滅します。なくなるまで攻撃してみてください。】


最初の一撃で、5分の1ぐらいが減ったから、あと4回振る。綺麗になくなるとカカシLv1はパリンというガラスが砕け散ったようなエフェクトを出して消えた。

すぐに新しいカカシが現れた。でも、次はLv2。


【次に、ユナ様は魔法を習得しているので、次のようにして魔法を打ち出してみてください。撃ち方は、敵モブを見ながら、技名を声に出してください。技名の確認方法は、メニューと口に出して行った後出てきたメニュー一覧の中の魔法をタッチ選択してください。覚えている技名と説明が出てきます。】


まずは技名を確認しないとだね。

「メニュー」

声に出していうと、横書きで縦長の一覧が出てくる。

ステータス、装備、アイテム、魔法、フレンド、チャット、掲示板、ヘルプとある。

魔法を選択。


魔法適正《水》Lv1

・ウォーター

魔力量に比例する水を作り出す。

・ウォーターボール

水球を作り出し、ぶつけることで攻撃する。


魔法適正《土》Lv1

・アース

魔力量に比例する土を作り出す。

・アースボール

土の塊を作り出しぶつけることで攻撃する。


魔法適正《回復》Lv1

・ヒール

体力を魔力消費量分回復させる。


補助魔法《付与》Lv1

・アタックアップ

攻撃力が+1される。対象人数1人

・ガードアップ

防御力が+1される。対象人数1人


よし。

じゃあ早速、カカシLv2を見て、

「ウォーターボール!」


バシャっとカカシに命中。

また、体力バーは5分の1削れる。

土もやってみよう。

「アースボール!」

水と同じぐらい削れる。

ちょっと質問…


「あの、補助魔法《付与》を使うときはどうすればいいんですか?」


【はい。補助魔法《付与》は対象が自分の場合、声に出すだけで大丈夫です。Lvがまだ1の場合、対象人数が1人となっていますが、レベルが上がるごとに、増えていき、パーティメンバーにかけることが可能となります。パーティメンバーに使用するときは、使用する相手を見ながら技名をつぶやくだけです。】


だったら、

「アタックアップ…ウォーターボール!」

今度はカカシLv2の体力バーが残り5分の1となる。一気に5分の2削れた。

なかなか使えます!

最後に一回、アースボールをぶつけてカカシLv2を倒した。


次はカカシLv3が出てきた。

【では、次にドロップアイテムについて説明いたします。メニューからアイテムを選んでください。】


「はい。メニュー」


アイテムを選択すると、

5×7の四角い空白のある表のようなものが現れた。

左上に、何かが入っている。

選択してみると、説明が出てきた。


藁×2

・カカシのドロップ。

集めると…?


集めると何かあるの?何個集めればいいのかな?


【アイテムは一つの枠に50個まで入ります。アイテム枠はプレイヤーレベルが1上がるごとに、5個増えていきます。アイテムを2回タッチ選択するとトレード・捨てる・売るの選択肢が出てきます。世界に旅に立った後いろいろ試して見てください。】


「わかりました。」


【アイテム欄の右上に0ギルとありますね。ギルはこの世界のお金の単位です。旅立ちの冒険者様にお祝いとして3000ギルプレゼントしております。お受け取りください。】


ピロン!

という音と共にお金のところが3000ギルに変化する。

「ありがとうございます!」


【続いて、装備の説明に入ります。装備を選択してください。】


装備を選択すると…


右手:初心者ロングソード

左手:なし


頭:なし

胴:冒険者の服

腕:なし

足:冒険者のズボン

靴:冒険者の靴



【まず、只今・・装備できる部分は右手、左手、頭、胴、腕、足、靴の七ヶ所となります。冒険者達の功績によってこれ以上増える可能性もございます。】


これ以上?

どこにどんなのが増えるのかな?


【装備を変えるときは変える装備を選び、変更する武器を選ぶことで変更可能です。このとき、外すを選べば外すことをも可能です。】


「あの、装備は外すと、アイテム欄に移動となるんですか?」

【はい、外すとアイテム欄に移動します。装備した状態ではアイテム欄には表示されません。外す際はアイテム欄の空白を外す数だけあることを確認してからの方がよろしいと思われます。】


そうだよね、外そうとしても外せない状態になっちゃうってことだから気をつけよう。


「わかりました。」


【では、最後にステータスを確認しましょう。ステータスを選択してください。】


「はい。」


ステータスを選んでっと…


名前:ユナ Lv1

職業:剣士 Lv1


体力 100

魔力 50


攻撃 10

防御 10

速さ 10

器用 10


SP 0

BP 0


《スキル》

・片手剣Lv1 ・調合Lv1 ・鑑定Lv1

・魔法適正《水》Lv1 ・魔法適正《土》Lv1 ・魔法適正《回復》Lv1・補助魔法《付与》Lv1



【まず、最初に名前の横にあるLvがプレイヤーレベルとなります。下の剣士の横のLvが職業のレベルとなります。第一段階の職業はある一定のレベルになると第二段階、第三段階…と職業がランクアップします。個人個人の戦闘方法によって職業は変わってきますので、絶対にこれになるという保証はございませんのでご注意ください。次に体力魔力の数値も攻撃、防御、速さ、器用の数値は皆様同じ数値から始まります。次にSPはスキルポイントの略称。BPはバトルポイントの略称となります。こちらはスキルポイントはスキルのレベルが上がると+1もらえます。バトルポイントはプレイヤーレベルが上がるごとに+1もらえます。スキルポイントは新しくスキルを習得する際に、必要となります。バトルポイントはステータスにふり分けることができます。】


長い。でもわかりやすい。欲しいスキルはやってたら増えるかもしれないから頑張ろう!


【以上で、基本的な説明を終わります。これからすぐに旅立たれますか?】


すぐに…んー。

「あの、この空間はどのくらいまでならいてもいいんですか?」


【…そうですね。後…10分ほどでしたらまだ大丈夫です。】


「ここで、カカシさん倒し続けても、スキルレベルの変化はないんですよね?」


【はい、こちらでは変動はございません。】


「…もう少しいていいですか?あ、10分程経ったら教えてもらえますか?」


【かしこまりました。ごゆっくりどうぞ。】


よし!ここで剣の練習しよう!魔法も少し練習しよう!

さっきは上から下に振っただけだから、今度は力を込めて当てるように。


バサ…


あ、さっきと音違う。でも、まだダメ…だと思う。


バサ…バサ…バサ…ズサ!


!今の!


バサ…

うっ。戻った。まだまだ!

バサ…ズサ!バサ…ズサ!ズサ!


そうか、斬る寸前に力を込めるのか。

あ、カカシさんは只今Lv5です。

見た目が少し変わりました。

盾?を持ってますね。


【………。】


盾持ってると、横には斬れないですね。

また縦に振るのはいいですけど上から下にだけじゃ物足りないです。…逆にしてみましょう!


バサ…

うっ、また…

バサ…ズサ!ズサ!ズサ!


おぉ!今回はすぐにコツがつかめました!

次は……あ!カカシさんは動けないから、後ろに回り込めば横に斬れますね!

ただ後ろに回るのではなくて、横跳びで移動です!


後ろに回り込んだら横切り!


バッ!ズッ…

あぅ。止まっちゃいました。

抜いて、正面に戻って、もう一回!


バッ!ズッ…

うぅー!

バッ!ズッ…

バッ!ズッ…


あ、カカシさん変わっちゃった。でもまだ盾持ちですね。Lvは8です。


バッ!ズッ…

バッ!ズッ…

バッ!ズサ!


「できた!もう一回!」

バッ!ズサ!

バッ!ズサ!


あ、カカシさん変わりました。

Lv9です!

少しずつですが、藁が硬くなってるような?

でも、まだまだやりたいです。

今のは正面のまま右回りで回り込みましたが、次は左にしましょう!


バッ!ズッ…

ぅ。負けません。

バッ!ズサ!

バッ!ズサ!

バッ!ズサ!

バッ!ズサ!


あ、カカシさんがLv10です!


今度は鎧を着てます!皮ですけど…

むむ、ダメージが入りにくい。でも、これも練習のうちです!

斬る練習にはもってこいです!


そのまま斬る練習をやり続ける。

しばらくして、カカシさんLv15になったとき。


【ユナ様、五分が経ちました。残りの時間は魔法も使ってみては?】


「はい!ありがとうございます!」

後五分…魔法を加えて攻撃ですか…


正面に立ち、Lv15のカカシさんを見る。

右手に剣、左手に盾、そして皮鎧の装備。

左手に盾を持ってるので、右から回り込んだ方がいいと思うのです。もし、カカシさんが動き出したらと考えると、左から回り込めば盾で攻撃してくるかもしれないですし…

右から回り込んで…


っ?!


カ、カカシさんが、回りました!移動はしてないですが…右に飛ぶとくるっとカカシさんま回って、正面になってしまいます。

むむ、背後から攻撃した方がダメージが通るのに、これでは攻撃が通りません!


【……。】


それなら!

「ウォーターボール!」

のすぐに右に飛ぶと!


真っ正面からウォーターボールをくらい、それで動きが遅れている間に後ろに回り込み剣で攻撃!

ズサ!


「できた!」


これを続けます!


そして…ついに!カカシさんがLv20に!!

一本足が二本に!動いてます!カカシさんが動いてます!!


【…とここで、タイムアップです。】


「ふぇ?!」

そ、そんな!まだやりたいのに…カカシさんも、なんですとっと驚いたリアクションしてます。

「ふふ、カカシさん。面白かったです。また、会えたらいいんですが…」


【…ユナ様ご安心ください。ユナ様の行為により、訓練所が解放されました。カカシさんとはそこでまたお相手できますよ。】


「え!!本当ですか!」

カカシさんも嬉しそうににっこり笑顔。


「カカシさん!転送されたらすぐに訓練所に行くので待っててくださいっ!」

仁王立ちで、頭を上下に動かして頷いてくれた!


【その前に、エリア開放の報酬をお渡しします。お受け取りください。】


エリア開放の報酬?

「エリア開放とは何ですか?」


【はい、エリア開放とは、冒険者達がこの世界でとある一定の行為をした場合のみ起きる現象です。ユナ様は、チュートリアルを最後まで聞いた後、カカシをLv20まで成長させ、バトルしました。そして、まだ戦いたい。と考えましたね?そういった行為により、街の中や、街の外のフィールドに建物が増築されたり、ダンジョンが増えたりそれを冒険者達が利用できたりするのです。報酬は選ぶことができます。この一覧の中から、2つお選びください。】


2つも選べるみたいだ。何があるかな?


報酬

・マネッコ妖精のマフラー

・星のヘアピン

・アイテム欄拡張+5

・初級調合セット

・ランダムスキル×1

・SP+3

・BP+3


こ、これは。調合セット欲しいですが…上ふたつが気になります。

タッチして、説明を読みます。


・マネッコ妖精のマフラー

マネッコ妖精の落し物。赤いマフラー。ふわふわもこもこ情熱の証!

・星のヘアピン

アクセサリー装備。防御+1速さ+1

星の形をした髪につけられるピン。少し、防御と速さが上がる。


マネッコ妖精とはなんですか!妖精さんがいるのですか!会いたいです!お友だちになりたいです!落し物届けたら仲良くなれるかもしれません!もらいます!

星のヘアピンは…アクセサリーとありますが、さっき見たとき装備できそうなところなかったような……でも、可愛いのでもらっちゃいます!

ふたつをタッチして受け取るを選択すると…


ピロン!



【ユナ様がアクセサリーを入手したため、装備一覧のアクセサリー部分が解放されました。解放報酬として、先ほどの中からもう1つお選びください。】


なんということでしょう!もう1つ選べちゃいます!なら、もちろん!初級調合セットを選びます!


【はい、受け取りを確認しました。では、最初の国、生産の国ファストに転送します。準備はよろしいですか?】


「はい!!!カカシさんまた後でね!」


【では、ユナ様に幸あらんことを!】


カカシさんが、剣を持ったまま腕を振り、バイバイと見送ってくれた。

それを見て、私は光に包まれた!!

「姉弟初めてのVRMMO」もよろしくお願いします。

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