表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ドM変態後輩×最強姉御系先輩

私の側にとんでもないドM変態(元クズゲス)野郎が出た。

作者: 豆類Love
掲載日:2014/08/13

初投稿作品。恋愛小説だけどギャグコメディ色が強い感がしなくもない…


いつもは絵を描いてるので小説を書くのはほぼ初めてなので、読みづらいかもしれない…改行とかどれくらいがベストか分からないので徐々に慣れていきたい所存。

無駄に長ったらしかったり文章おかしかったり誤字脱字など変なとこあれば教えてくれると幸いです。またキーワードも思いつかないのでどんどんつけていってくれると助かります。

~とある男女について学生・教師からのコメント~



2年男子からのコメント

「姉御と王子様(笑)のこと? もちろん知ってるよ~、ってかある意味この学校の名物だし? 姉御もよくあの王子様(笑)に付き合えるよねー。他の奴だと絶対関わらないってか回れ右して逃げると思うのに、そのまま真っ直ぐ突っ走ってプロレス技かけるんだぜ?マジ惚れ惚れするわーいいぞもっとやれ」


3年男子からのコメント

「あぁ、姉御くんと高須原くんかい? 仲良いか悪いかと言われてもねぇ…まぁ悪かったら関わろうとしないし、仲が良い方なんじゃないかな? 姉御くんは嫌がってるみたいだけどね。そういえば昨日は高須原くんに対してなかなか素晴らしいドロップキックを繰り出してたねー、思わず感動しちゃったよ。あっはっはっ」


1年女子からのコメント

「姐さんと王子くんのことですよね! もちろん知ってますよぉ! 姐さんってホントかっこよくてステキですよね! ホントすごい大好き! きゃあっ、言っちゃったぁ♡ え、王子くんですか? ん~、かっこいいとは思うけどぉ、姐さんのかっこよさには敵わないっていうかぁ? だって、姐さんの方が何十倍も素敵だもん! きっと皆もそう思ってるから姐さんが王子くんの側にいても虐めたり嫌がらせしたりしないんだよね。まぁ姐さんならきっとやり返した後惚れさせちゃうんだろうけどね!」



~以下、似たようなコメント~



「…というような意見を皆持ってるみたいです! これはもう姐さんがいかに素晴らしい人であるか学園に知れ渡ってるだけじゃなくて姐さんと俺が公然のカップルと認識されてるってことですよね! むしろ公式カップルですよねもう付き合ってるも同然ですね!」

「おいどこをどう解釈すれば私とお前が付き合ってることになるんだカップルと認識されてるということになるんだっていうかそのボイスレコーダー新聞部の備品だよな新聞部が取材して録画したものだろ取材内容が大いに不服ではあるがよそ様の物を勝手に盗み出してるんじゃねぇよこのぼけぇ!!」

「ぐほぁっ!! ぅぐっ…シャイニング・ウィザードと生足とスパッツチラありがとうございますご褒美です!!!」

「マジで死ねぇ!!!」


そして私は、きもちわるいことを宣いやがった後輩(王子)に対して、ローリングソバットを繰り出した。

―――あぁもう、どうしてこうなった!!!!!








私、あずま 優姫ゆうきは三人の兄を持つ末妹だ。高校生なのに小学生よくても中学生にも見られる低身長&凹凸のない身体に、赤みがかったブラウンの瞳を持っていて、少し長い黒髪は現在ポニーテールにしてまとめている。

私は幼い頃から我が家待望の女の子だったのもあり、赤ん坊の頃から兄たちにそれはもう大層可愛がられた。

よく兄たちに連れられて外を走り回ったり虫捕りをしたりしていて、私はそこら辺の女の子よりも男勝りに育っていった。それでも女の子らしくかわいいものも大好きで、ぬいぐるみを集めたり外で遊ばない時はお気に入りのワンピースを着たりしていて、ごく普通の女の子だったと思う。そう、ごく普通の。


そんな私が、「姉御」というあだ名で呼ばれるようになったのは、幼稚園児の時近所でも有名だったガキ大将をしめたのが始まりだった。


大人顔負けのプロレス技を、ガキ大将に食らわしてやったのだ。

なんで幼稚園児がプロレス技なんかって思うかもしれないけど、それは兄たちのおかげ…いや、兄たちの所為なのだ。

兄たちはとても過保護で、もし私がひとりの時に誘拐されてしまいそうになったらどうしようと考えた。その結果、兄たちは私に護身術を教えようという結論に至ったらしい。

その護身術こそが、プロレス技だったのだ。一番歳の離れていた長男がプロレス部に所属していたこともあり、一番教えやすかったかららしい。

私が無事に過ごせるようにとそれはもう熱心に教えてくれたおかげで、私はそんじょそこらの暴漢なんか相手にならないくらい強くなったのだ。(これはガキ大将をしめた数日後、友達を誘拐しようとしやがったロリコン野郎を伸してやったからほぼ間違いないだろう。因みにそいつは後で去勢手術する破目になったらしい、自業自得である。)


そして私は倒したガキ大将に苛められていた子たちから、とても感謝された。その感謝の気持ちから敬意を込めて、皆私のことを「姉御」または「姐さん」と呼ぶようになったのだ…もっと呼び方があっただろうに…。まぁ恐らく、困った人をほっておけない世話焼きなところがあったのも理由だろう。友達曰く私は姉御肌タイプらしい。

そこまでなら、まだいい。

しかし最初は幼稚園の子たちだけだったのに、何故か段々近所にも老若男女問わず浸透していき、いつしか私は「町内随一の姉御」なんて呼ばれるようになったのだ。70歳くらいのおじいさんにまで、「姉御ちゃん」なんて呼ばれた。ヤクザでも不良でもないのに。ごくごく一般家庭の子供なのに。解せぬ。

地元の小学校や中学校でも姉御と呼ばれ、わざわざ地元から離れた高校でも姉御と呼ばれるようになった。多分人助けしたり不良をやっつけたのが原因だ。でもほっておいたら後で後悔するので仕方ない。

その頃には姉御、姐さん呼びにも完全に慣れたし、もういいやと思った。世間ではこれを諦めた、とも言うが。




まぁそんなこんなで私は学園でも姉御として知れ渡り2年生になった時、冒頭で出てきた後輩そいつは、学園に入学してきた。


その1年生の名前は高須原(たかすばら) 王子(おうじ)。そう、名前自体が王子である。

「王子様」とか「王子くん」とか呼ばれてるけど、王子様みたいにかっこいいからという理由もあるが名前が王子だからというのがもっともな理由であるらしい。

初めて聞いた時「王子とかなにその痛いニックネーム本名言えや」とか思ったけどまさかの本名である。DQNネームってすごい。一昔前の○郎や○子なんて名前が普通だった世代なんか顔面真っ青を通り越して真っ白になりそうだ。

でも王子と書いて「ぷりんす」と読んだりしちゃうとか王子の進化形のような『王子様おうじさま』なんて名前もあるらしいから王子おうじなんてまだ優しい方なのかもしれない。いやもちろん後輩もかわいそうだと思ってる。ってか本人が「もうヤダこんな名前」とかマジ泣きしながら言ってたし。

とりあえずDQNネームを名付けた親は子供に土下座するべきだと思う。そして公務員も逆ギレ逆恨みされるかもしれないがそれでも止める勇気を持ってくれ頼むから。


えー話は逸れたが、その高須原は、私から見ても大層イケメンだった。

有名な事業の御曹司であるだけでなく成績は常に学年トップで運動神経は抜群。おまけに高身長にスマートでハニーベージュの髪にエメラルドの瞳なんて容姿で、まさしく世の乙女たちが夢に見る王子様のようなイケメンだった。

そんな彼が同級生だけでなく私たち先輩にも知られるようになったのは当然のことだろう。そして入学して数日足らずで、彼は「学園の王子様」と呼ばれるようになった。それはもうモテてモテてモテまくりだった。

しかし、その裏側でその後輩はこう呼ばれるようにもなった。―――「女遊びの激しい王子様」と。


高須原は、モテまくりでよく女の子に告白されていた。そして女遊びも酷かったようだ。詳しい事は知らないけど、ほぼ毎日女をとっかえひっかえしてるらしい。

一般的に見てもそいつの遊び癖は、そんじょそこらの不良がかわいく見えるくらいらしいなのだ。もはや異常である。

女の子にモテまくっていく反面、嫌悪しまくる生徒も増えていった。

私も嫌悪する生徒の中の一人だった。っていうか正直今すぐにでもそいつを殴り飛ばしたいと思ったけど、担任から「まだ入学したばかりの子だし、学校から注意するから我慢してくれ」と涙ぐみながら説得されたので、仕方なく、ホント仕方なく我慢したのだ。


でも、それも短かった。

何故なら奴は、私の大切な親友に手を出しやがったからだ。




「うっ…ひっく、ぐすっ…うぇえ……ゆうちゃあ………!」


突然、昼休みに「図書室に行ってくるね」と嬉しそうにしていた親友の五月雨さみだれ 美月みつきこと みーちゃんが、泣きながら教室に戻ってきたのだ。


「!? どうしたの、みーちゃん!」


私は椅子が倒れるのも気にせずみーちゃんの側に駆け寄った。みーちゃんも直ぐに私に抱き着いてきたが、それでも尚泣き続けた。


「みーちゃん、何があったの? もしかしてまた苛められたりしたの?」


私はみーちゃんの背中をぽんぽん叩いて落ち着かせ、話を聞こうとした。

親友の自分がいうのもなんだけど、みーちゃんは誰から見てもかなりの美少女だ。その為か昔からよく変態に誘拐されそうになったり(そう、幼稚園時代に誘拐されそうになった友達とはみーちゃんの事だ)、好きな子のことを苛めちゃう系男子や男子にモテる子を妬む系女子に苛められたりしていた。

そして私はその度にそのクソ人間どもをブッ飛ばしていった。いつしか私はみーちゃんの親友という地位を得たというのも今では懐かしい思い出だ。(そしてみーちゃんは私の事を姉御とも姐さんとも呼ばず「ゆうちゃん」と呼んでくれる数少ない友達だ! みーちゃんホント大好き!)

だから今回も、苛められたのではないのかと判断したのだ。


「みーちゃん、落ち着いて? ゆっくりでいいから話してみて、ね?」

「うっく、ごめっ、ゆーちゃ…ひっく……」


あぁもう謝らなくていいのに、泣いてちゃかわいい顔が台無しだ。そして泣かせた犯人は早くブッ飛ば(コロ)さないとな、うん。これは決定事項だ。(その時周りで見てたクラスメイトたちが、優姫からあふれ出る黒いオーラを見て『あーこれは五月雨さん泣かした人、死亡フラグ立ちましたわー』とか思ってたとは、優姫の知らぬ話である)


「…ぐすっ…あのね、ゆうちゃん」

「うん」

「…さっき、図書室から、帰る途中にね」

「うんうん」

「…高須原くんに………襲われそうに、なったの」

「……………は?」


私は、ブチ切れた。クラスメイトたちが後に「あれは人を殺せるくらいだった」と語られていったくらいに、静かにブチ切れた。もちろん、そんなの知ったこっちゃないが。

私の様子に気づかないみーちゃん(マジ天使!)は泣きながら高須原の行動(外道行為)を話した。


「教室に戻る途中でね、廊下で高須原くんとすれ違ったの。別に親しくないし、挨拶してすぐ行こうとしたんだけど、そしたら、突然、壁に押し付けられて……遊んでやるよとか言われて、首に、ぐすっ、突然噛みつかれて…っ…がんばって、にげてぇ…ふぇええっ怖かったよぉ…!」


そしてまた泣きだしたみーちゃんは私に縋った。

けど、みーちゃんには悪いけどその時の私は、抱きしめてやったり慰めてやったりするなど、気をまわしてやる余裕すらなかった。

みーちゃんの話が終わり縋られる直前に、私はみーちゃんの首に…無理矢理つけたのであろう噛みあと、所謂キスマークが見えたから―――






―――――ブチンッ






「   コ   ロ   ス   」


そう言って私は、みーちゃんをクラスメイトの男子(男子の中でも一番信用できる! みーちゃんとは両片想い!)に預けると、3階の教室の窓から飛び降りて高須原(クソ野郎)がいると思われる場所へ全速力で走っていった。


_人人人人人人人人人人人人人_

> 高須原王子終了のお知らせ!! <

 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


クラスメイトたちの中でそんな広告が頭に浮かびあがり、更には『姉御親衛隊~それはご褒美です!~』とかいう生徒の半数以上が入っているLINEグループで高須原終了お知らせが投稿されるなんて、もちろん私には知らぬ話である。




「―――てめぇ女遊び激しいとか学生の分際でいや人間としてふざけんなよコラ天然記念物並みの純粋で可愛いみーちゃんにまで嫌がってるのに無理矢理手ぇ出しやがってマジふざけんじゃねぇお前のせいで傷ついた女子がどんだけいると思ってるんだよ前からブッ飛ばしてやりたくても学校に止められて我慢してやったがもう限界だ親友にまで手を出しやがった奴にもう我慢なんてするもんか今までの行為に全て後悔して全て懺悔しろクズゲス野郎がぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



中庭で女の子とイチャイチャしていた高須原(クズゲス野郎)に大声でノンブレスで叫びながら全力疾走で突進し「え、なにあのチb」とまで喋ってた奴にすべての技に『渾身の一撃!』とつくぐらいに全身全霊を込めて100コンボほど連続攻撃を食らわせた事は、後に学園の伝説となった。

そして私の攻撃をまともに食らい全身複雑骨折をした高須原が、全治1週間という驚異的回復力で入退院したのも、後に学園の伝説となった。




―――そして現在、更生したが私に対してドM変態にメタモルフォーゼした高須原から懐かれ、何故かアプローチされまくってるのは、現在進行形の伝説(はなし)なのである―――








「…いやホント、高須原お前なんであんな暴力行為した私に引っ付いてくるんだよ訳分かんないわマジで」

「姐さん、俺の事は名前で呼んでくださいって言ってるじゃないですか!」

「うん、言葉のキャチボールをしようや。王子なんて名前イヤとか泣いてたのになんで呼ばせようとしてるんだよキモッ」

「そんな…ご褒美です!もっとお願いします!!」

「あはは、死ね!!」


そんな高須原(ヘンタイ)を殴ったり蹴ったりするのは、もはや学園の日常で名物にもなっている…あぁホント、どうしてこうなった…


「ぐふぅ…今日も姐さんの暴力()が痛くてツラい(うれしい)です…」

「おい言葉に変なルビ付けてるだろ絶対! ったく、なんでこの変態はこんなにしつこく付いてくるんだ…」

「そりゃあ姐さんを愛してるからですよ!!」

「それが一番意味分かんないんだよ!!」


あーもううっとおしい。誰か私のこの立場をチェンジしてくれ。

しかし前まで王子大好きとか言ってた女の子たちは「姐さん(or姉御)みたいな素晴らしい人が王子くん(or様)の側にいるのが一番良いですから!」とか笑顔で言ってきてチェンジしてくれない。多分変態すぎて引いたのだと思ううん仕方ないそれにしてはなんか違うような気がしたけどきっと気のせいだ。


「あっ、姐さん危ないですよ」

「え? っうわ」


考え事をしていて気づかず、階段を落ちそうになる。っていうか落ちる。

まぁ私の運動神経なら怪我することなく踊り場に着地できるので、このまま落ちようと思ったのだが、


―――ぽすっ


高須原に抱きかかえられて、落ちる事はなかった。…所謂、お姫様抱っこをされて。


「…にゃああああああああああああああああああ!!?」


って、ちょっ、なんでよりにもよってお姫様抱っこなんだよもっと他にあっただろうが!!!私は例え俵担ぎでも文句言わない女だぞ!!

むしろ、こういう!扱いが!!一番!!!慣れないん!!!!ですけど!!!!!


悲しきかな、姉御姉御と慕われてばっかで女の子扱いされているのに慣れていない私は、情けない声をあげて顔を真っ赤にして慌てた。


「どうしたんですか姐さん。たかがお姫様抱っこで顔真っ赤にして、かわいい声あげちゃって」

「ててててんめぇええええたかがじゃねぇよぉおおおおおおわざとだろこれぇええええええええかわいい言ってんじゃねぇええええええ今すぐ降ろせぇええええええええ!!」

「はーい」


そう言うと高須原は踊り場まで運んだ後で私を降ろした。

くっそう…こいつめ!!

ブッ飛ばしてやりたいが、落ちそうになったのを助けてもらったのも事実なので我慢する。




そう、こいつは、私に懐いてるだけでなく時折こうして、私を女の子扱いしてくるのだ。

さっきみたいにお姫様抱っこをしたり、道路で車が近づいてきたら抱き寄せてくれたり、クレープとか奢ってくれたり、クレーンゲームで欲しがってたぬいぐるみを取ってくれたり―――


「お怪我はありませんか? “姫先輩”」


―――こうして、いつものように私を姐さんと呼ばずに「姫先輩」なんていうあだ名をたまに呼んだりするのだ。






「――――――っあああああああああああああああああああああ!!!!!」


顔だけでなく全身真っ赤にさせた私は奇声をあげながら全速力で教室へと駆けていった。

それは昼休みがもうすぐ終わるからで、決して、恥ずかしかったから逃げたなどではない!

――――――決して、高須原(あいつ)に、ときめいた訳じゃないんだからな!!!!!








「…あーもう、姫先輩かわいいなぁ」


東優姫が走り去った後、階段の踊り場で高須原王子は顔を手で覆いながらそう呟いた。

指の間から見えるその顔は、にやけているような笑っているような…とても嬉しそうな顔だった。


「ホント姫先輩ってかわいいなぁ最初は自分勝手な俺を遠慮なく叱ってくれるところが嬉しくて好きになったけどいつもはさっぱりしている人なのに女の子扱いされた途端顔真っ赤にして恥ずかしそうするけどちょっと嬉しそうにしちゃうところとかに男としてときめかない筈ないでしょ前の癖で女の子に対する扱いしちゃったけどそのおかげでこうした一面見つけちゃうことができちゃったからその時の俺マジ良くやったって思うよもう俺の特権みたいなもんだよ退院してすぐに突撃した甲斐があったよ姫先輩迷惑がっても他人をほっとけないんだからすぐに俺にかまってくれちゃって一か月もしない内に昼休みだけじゃなくて登下校まで一緒に過ごすことまで許しちゃってさ今までよく無事だったよねまぁあの強さがあるからなんだろうけどね本当今すぐ食べちゃいたいけどそんな事したらきっと嫌われちゃうだろうからそんな事せずに徐々に惚れさせていくべきだよねうんそれまでの我慢だ俺ってか名前の優姫に姫なんて入ってるとかもう運命だよね俺は姫先輩と会うために今こうしてここにいるんだろうなぁ嬉しいなぁあぁ我慢するかわりにまたあの小さくてかわいい手で殴られたり細くてきれいな脚で蹴られたりしたいなぁ…」


ハァ…

この学園の王子様なんて呼ばれてる男は、そんな事をノンブレスで嬉しそうに呟いた後、熱がこもった吐息を漏らした。

今この場に他の生徒がいたらきっとドン引きしただろう。けれど生憎ほとんどの生徒が教室に移動してる為、誰も彼の変態発言(ことば)を聞くことはなかった。


「さて、そろそろ急がないと授業に間に合わないや。遅れちゃって姫先輩に怒られるのもいいけど、頭撫でて褒めてくれるのが一番好きだからちゃーんと出席しないとね」




―――今日の放課後も楽しみにしてますね、姫先輩♪


今日の放課後の予定を考えながら、彼は上機嫌で教室へと戻っていった。

~簡単なキャラ紹介~


(あずま) 優姫(ゆうき)

今作のヒロイン。めちゃくちゃ強い最強ヒロインです。乱暴な男口調で話す。

いつもは眉と目を吊り上げていて怒ってるような顔してるけど、恥ずかしがったり笑ったりしてる顔がかわいらしくて、それを見ちゃった王子に惚れられちゃった子。多分王子に出会わなければまともな人と結婚できてただろうけどもう後の祭りである。

多分徐々に王子に惚れさせられていって陥落しちゃうと思う。最強だけど若干チョロイン。



高須原(たかすばら) 王子(おうじ)

今作のヒーロー。元クズゲス現ドM変態な残念なイケメンです。彼の部屋はきっと壁一面に優姫の写真が貼ってることでしょう。お巡りさんこいつです。

クズゲスだけど誰も強く叱ったりしなくて反抗期進行形だったけど優姫に制裁(ぼこぼこに)されたことにより更生。

最初は普通に慕ってたけど優姫のかわいいところを知って完全に惚れた。

策士なので優姫に惚れさせていくだけでなく徐々に外堀埋めていって最終的に結婚する。恐ろしい男である。

ヤンデレっぽく見えるけど別に監禁とかする気はないのでただの変態です。

全然活かせなかったけど弟がいる設定。弟は常識人ですよ、えぇ。



ここまで読んでくださりありがとうございました。

もしかするとシリーズ小説としてまたこの設定で短編書くかも知れないし書かないかも知れない。予定は未定って素晴らしい言葉ですねうん。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 王子の変態っぷりにウケました! 姐さんカッコイイです! 個人的に気の強い女の子が大好きなので、とっても面白かったです!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ