正し屋本舗小話寄せ集め!
とりあえず、説明+αです
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【 初めに!という名の取扱説明書 】
番外編というより小ネタ置き場です。
まだ何もありませんが、気が向いたらちょこちょこ書いていく予定です。
あくまで小ネタ置き場なので会話だけのもの、小説とは呼べない超ショートSSとか置く予定。
見本、としてこのしたにちょろーっと会話ログのようなものを置いておきます。
読んでくださった方が少しでも『正し屋本舗』を感じてくだされば嬉しいです。
妄想とかしたらこっそり教えてください。もれなく自分のネタになります(マテ
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超SS会話録『上司と部下の会話・壱』
【説明】時間軸的に学園編が始まる前くらい。
優が正し屋に来て半年~1年程度の何気ない事務所での会話。
「真実は上司様のみぞ知る」
作業する手を止めて、ちらっと丁度一筆書き終わり筆をおいた上司様を見やる。
そろそろ仕事にも飽き・・・えーと、気分転換をしたくなってたのでお茶のお誘いをすると彼も少し目元を緩めて穏やかに賛同してくれた。
よし、これでお茶菓子を堂々と摘めるぞ!おつまみは金平糖にしよう。
「そういえば、いつか聞こうと思ってたんですけど」
「なんですか?」
「えっと、何で私をスカウトしたのかなーって。ほんとに私でよかったんですか?」
「優君。その質問は何度か受けましたし答えているはずですが」
「うぐッ!そ、それはそーですけども…やっぱり考えれば考えるほど不思議なんですよね」
「不思議?何故ですか」
「いやだって、正し屋本舗に就職したいって人いっぱいいると思うんですよ」
「まぁ、一応有名ですしね」
「それだけじゃなくって待遇もいいし給料も文句なしでバッチリ。保証もついててお休みも保証されてる上に美味しいお茶菓子はでるし色々な所に行けるから美味しいものだっていっぱい食べられるじゃないですか」
「…貴女の頭の中は見事に食べ物のことばかりですね。もう少し色恋に興味を持ってもいいと思いますが」
「惚れた腫れたは人ごとで十分でーす。腹の足しにもなりません」
「はぁ…それで?結局何が言いたいんですか?」
「いや、だからどうして従業員が私だけなのかなーって。ちなみに増員の予定は?」
「ありませんね。必要だとも思いませんし」
「あ。もしかして今まで人を雇ったことないとか!」
「ありますよ」
「へ?」
「正し屋を初めて1年程度で志願者がざっと50人程度は来ていました」
「ご、ごじゅ…そんなに来たんなら優秀な人の一人や二人や三人…」
「何故か皆さん半年持たないんですよねぇ。早く強くなりたいだとか何だとかで押しかけてくる癖にあの程度の修行で根を上げるんですから必要ないと思いまして―――…思い切って色々やっちゃいました。御陰で効果的な修行方法へ辿り着けたという訳です」
「……従業員は、今後期待しないことにします」
「ええ。そうしてください。私は貴女以外の人間を手の届く範囲に置く予定も気も更々ないので」
「(それって今後私をこき使うよ☆的宣言ですか。そうですか)そ、そういえば今日の晩御飯どうします?」
「はぁ…ここでもう少し色気のある反応をしてくれるといいんですけど優君ですし、気長に頑張りますよ」
「なんか今遠まわしに私のこと馬鹿にしませんでした?」
「気のせいでしょう。少し早いですが買い物にでも行きましょうか…今日はもうお客は来ないでしょう」
「は~い」
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基本、こんな感じです。
暇潰し程度にはなる…かなぁ?
須川さんと優は常にこんな感じ。
根本的に色々なズレが生じていますが優は全く気付いていない様子です。
短いことは良きことだ。
例えオチや意味がなくたって!