表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

理想の王子様像

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

何方かが仰った、

幼子が理想の王子様を求める理由。

感性は昔のまま、成長してませんね。

好きな二次元のタイプ。女顔の美人。口調が優しければ尚良し。性格は気に触らなければ容認する。彼奴が気に入るタイプは何時も決まっていた。

「お前、男らしいキャラを好きにはならないよな」

高身長バッキバキ。力強さを表す筋肉も、物々しい顔立ちも、自分を追い越す身長も、彼奴は欲して居なかった。ただ穏やかに手を差し伸べてくれる存在を求めている。

其れは幼子が理想の王子様を求めているのと似ていた。

「……怖いんだよ。傍にいるだけでも……怖いんだよ……」

そう萎縮する様は、ある仮説を強固するに十分だった。


幼子が浮かべる理想の王子様像というのは決まっている。中性的な顔立ちで、常に爽やかで、口調が柔らかい。女子供には勿論優しい。

そう夢想するのは『理想の王子様』は自分の害とならないからと聞いた事がある。絶対に傷付けないと本能的に分かっているから。無意識にでも選ぶのだと。

そう考えると、彼奴の趣味嗜好は幼子の時から何一つ変わっていないのだと知った。

本能的に危ないと踏んだ生き物からは距離を取り、安全だと思った者を侍らせる。

「感性が幼いんだな……。理想の王子様を求めている気がする」

「自分でも分かってるよ。でもその本能的な部分は誰よりも鋭いほうが良い。君、危ない人を理論的ではなく、感覚で見分ける事が出来る?」

彼女はそう言って、じっと此方を見据える。その瞳に幼子の様なあどけなさは存在せず、ただ大人の計算高さがあった。

忘れていた。感性は幼子だが、頭脳は大人とさして変わらないという事を。気に触ったらしっかりと迎撃起こす。

「怖い人って、理論で説明して通用する様な人々じゃないから。感覚で判別しないと足元を救われる。だからある意味的確だと思う。少女が持つ理想の王子様像を本能的に選ぶというのは、自分の身を守る為に必要だと思ってる。

……貴方は別にわからなくてもいい事だよ。こっちの問題だから」

高身長バッキバキのお兄さんが苦手なんですよ。

単純に怖いから。

(((((((( ;゜Д゜)))))))ヒィィィィという心情だから。

勿論、例外も大勢いらっしゃいますが、第一印象は大抵これ。


んでもって、何処かのコメント欄で見た一言。

女児が理想の王子様像を好むのは、自分に害を与えないと本能的に察しているから。


私が苦手とする理由と合致してるんですよ。

絞め殺される事もないし、気に触る悪口も言わないし、何となく安全だと察するんです。


本能的にでも身を守る手段があるんだなと感じた話。


乙ゲー以外のゲームで、距離感ぐいぐい詰めてくるキャラ見てると、いざ乙ゲーに戻った時に、『はっはっはっ。お戯れを』とか思いかけるんですよ。

んでもってキスシーンで『( 'ω')ファッ!? 乙ゲーじゃん』と気付くという。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ