1/1
争いはせずに平和に学校に行く
俺は前の世界で勇者と言われていた。魔王を倒して世界を平和にしたからだ。だが魔王軍の残党から背中をナイフで刺されて死んでしまった。と思ったのだが気がついたらよく分からない場所にいた。「ここはどこだ?」そう思っていると誰かを呼ぶ声がした。「ひろし〜急がないと学校に遅れるわよ〜。」ひろしとはこの世界での俺の名前のようだ。とりあえずこの部屋を出てみる。階段をおりるとこの世界の俺の母親であろう人物がいた。学校というものは前の世界にもあったので知っていたのでどうやって行けばいいのかを知らなかったので聞いてみた。「学校とはどこにあるのだ?」すると返事が返ってきた「あんた何言ってんの?いつも行っとるヤろが」と返事が返ってきた。どう返事すればいいのかわからず少し黙っていると「ピンポーン」と音がした「ひろしー学校に行こうぜー」と声がした。すると母親が「ネジくんも待ってるから早く着替えて学校に行きなさい」と言われてインターホンに映っていたネジという人物の来ている服が制服だと理解し部屋にあった制服を着て家を出た。