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ドキッ☆ ゾンビだらけの社交パーティー!?

 悪役令嬢キャサリンと冥界の王ハデスは社交ダンスを踊っている。でも、周りにはゾンビだらけの社交ダンスがあるが……。そう、悪役令嬢キャサリンがハデスの社交性を高めるために冥界の城で社交パーティーを開いていた。

「ハデス様、ダンスはお上手ですよね」キャサリンは感心している。

「うむ、冥界の王たるもの、社交ダンスは踊るがな?」照れている青年バージョンのハデス。

(この調子なら、ハデス様が神々の集まりに行っても大丈夫そうね?)悪役令嬢キャサリンはそう考える。

 そして、うっかりハデスはキャサリンの足を踏んでしまう。

(イテェ……! でも、笑顔笑顔)悪役令嬢キャサリンはひきつり笑いをしている。

 しかし、この練習用の社交パーティー、なにしろゾンビだらけなので、全体的にスローテンポの社交ダンスとなるのだ。それに、ゾンビたちが社交辞令かのように、キャサリンにお世辞を言いに来るのだ。

「さすが、キャサリン様。ハデス様とお似合いですね!」

(ゾンビからそんなこと言われるの初めてだ……)悪役令嬢キャサリンはひきつり笑いをしながら「おほほ」と答える。

 キャサリンの目的は、ハデスと一緒に神々の集まりに行くこと。そして、女神アフロディーテともう一度会って話をするために。そのためには、冥界の王ハデスの社交性を高めるしかなかった。

 ゾンビだらけの社交パーティーは、悪役令嬢キャサリンのよい練習になった。


続く

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