表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
釣りと幻想の物語〜僕の異世界冒険釣行〜  作者: 久保田akkun
第三章 怒りのレイウインド編
51/191

おいらだって釣り要員

修羅場のタックル便利から戻って来た二人が目にしたのは、さっきリューが買って来て、ミミズを付けておいた初心者用の延べ竿を口に咥え、豪快に魚を抜き上げているハスキーの姿だった。


「「うっそ!」」


いきなりで、あまりの展開に、盛大に二人でハモってしまった。


「わふ!(どうだっ!おいらだってやれば出来るんだっ!)」


凛々しい顔で、ハスキーがキメ顔をしている。


ハスキーが釣り上げた魚は、泥鰌(ドジョウ)のような(ヒル)のような細長い魚で、体長は20cmくらいだろうか?

洞窟に住んでいるからだろうか、目が無く、ウネウネと蠢いている。


リューがウインドウを見て、魚の情報を確認してみる。


[リースゥエル]


19cm

LV3

暗い洞窟内で生き延びる為、進化の課程で視覚を捨て、嗅覚に特化した魚。

小動物や虫などを食べる他、地底湖に落ちたモンスターや、他の大型魚などに食らいつき、血を吸う事で食料が乏しい洞窟内での栄養を確保している。

骨がとても柔らかく、鱗も無いので、頭と内臓を抜いて唐揚げにすると美味。


「お、唐揚げ向きの魚か!いいね!」


リューはハスキーを撫でてあげる。


「それにしても、まさかハスキーが、魚を釣り上げるとは思ってもみなかったよ!」


「わふ!(シルカの姉ちゃんや、御主人がやってるのをずっと見てたからな!)」


誇らしげなハスキーに、リューが言う。


「よし!ハスキー!お前は延べ竿担当だ!

その釣竿はハスキーにやろう!」


「わふ!?(ホントに!?)」


いつも釣りの時には、仲間外れみたいな気がしていたハスキーは、釣りをさせてもらえることがとても嬉しくて、テンションが上がって飛び跳ねた。


「わふっ!(よーし、もっと釣るぞ!新しい餌付けて!)」


「はいはい!」


リースゥエルは群れでいるらしく、調子に乗ったハスキーが、それはもうガンガン釣り上げまくった。

唐揚げにするにはもう十分だろう。


「よーし、お仕舞いだ!昼は貰った干し肉で済ませようと思ってたけど、ハスキーが釣り上げた、このリースゥエルを料理して、ブランチと洒落込もう!」


シルカとハスキーは、やったー!とよろこんでいた。

リースゥエルの名前の由来


英語で

リーチ=(ヒル)

スゥエル=うねる、蠢く

合わせてリーチスゥエルを少しだけ省略して、リースゥエルとしました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ