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釣りと幻想の物語〜僕の異世界冒険釣行〜  作者: 久保田akkun
第三章 怒りのレイウインド編
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モンスターらしいモンスターに初エンカウント

リュー達一行は、フェノールの町を出発して、朝日に染まる黄金の小麦畑を今度は南の方角へと歩いていく。


ハイテンションのハスキーがはしゃぎながら先を走っていくのを二人が追って駆けて行くと、リュー達は、あの崖の磯の所まで来た。


「…ここから始まったんだ。」


二人と一匹は、巨人の長靴の先にある水平線から登っていく太陽を見ながら、風抜けの洞窟を目指して歩き始めた。


小麦畑を抜けると、そこは森林地帯で、鬱蒼とした雰囲気が漂っていた。


「ここは[ゴブリン](※1)が多いから気をつけてね…。」


出現モンスターの事を、シルカが注意を促してくれた。

そこから少し進むと、ハスキーが急にフンフンと匂いを嗅いで藪の方を見据えると、「ガルル!」と唸りだし、飛び込んだ。


「ギェ!」


と、何かの声がして、藪からハスキーがゴブリンの首筋を咥えて引きずりながら出てきた。


「ハスキー凄いわ!」


と、シルカがナデナデすると、ハスキーは嬉しそうにしながら、口に咥えたゴブリンをリューの方にポイっと渡した。


まだ微妙に息があったので、ラープシュグラディウスを使ってトドメを刺そうすると、首筋に刃を突き立てるつもりが、首がゴロンと転がってしまった。


「うわ!…な、なんて切れ味だよコレ…。」


と、ビックリしていると、レベルアップしたようだ。


リュー ヒューマン

ジョブ 釣師(アングラー)

LV21→22

HP282/293

MP202/211

力…84+20

敏捷性…113+50

持久力…96

魔力…103

運…27+20


スキルポイント[10]獲得

合計160ポイント


よし!と思っていると、再びスキルの項目にNEW!!の文字が点灯している。


スキル[隠密(スニーキング)]

スキルポイント[30]で習得可能。


気配や足跡を消し相手に気付かれにくくなる。

背後をとったり、すり抜けていくのに有利。


うん、これは所得しておいた方が良いな!…と、画面を押す。

そう言えば、最近海神からの一言がないな…、まぁ、いいけど。


「ゴブリンの死骸って、貨幣交換出来るのかな?」


…と、リューが試してみると、なんと日本円で2000円程になったので交換しておく。


「ハスキー、辺りにモンスターはまだいるか?」


「…わふ。(…いないみたいだ御主人。)」


「よし、慎重にいこう。

先頭をハスキー、匂いで探知しながら、先制攻撃をとれそうならやってくれ。

シルカが真ん中、ハスキーが討ち漏らしたら頼む。

僕が後衛で、バックアタックを警戒しておく。」


「わかったわ!」


「わふっ!(ガッテン!)」


リュー、シルカ、ハスキーは、フォーメーションを維持したまま慎重に進んで行く。


そのまま森を30分ほど道なりに進んだだろうか?

時折ゴブリンや、猪のようなモンスターが、遠くからこちらを見ていたが、接触してくる事はなく、無事、シリウスが言っていた[風抜けの洞窟]の入り口まで辿り着いた。


「これが、その風抜けの洞窟か…、確かに洞窟の奥から風が吹いて来ているな。」


内部からは、コウモリの鳴き声のようなものが聴こえてくる。


「うわ、こっわ!元の世界にいたら、絶対に入らないし、近づきもしない、断言する!」


リューは怖じ気付いていたが、シルカがフフフっと笑って言う。


「でも、行くしかないからね、頑張ろう!」


そう言うと、シルカは[灯火(トーチ)]のスキルを発動させるのだった。

※1ゴブリン

身体1mちょっと位の小鬼のような見た目のモンスターで、基本は集団で相手を取り囲んで攻撃するが、何せ弱いので、アッサリと蹴散らされる。

エルノーラ大陸全土だと狩られ過ぎてしまったのか、絶滅危惧種。

フェノール周辺だと、「あぁ、ゴブリンね。」と、軽くシカトされる為、生息数は数は割と多いが、取り囲まれると少し面倒。

うん、本当に少しだけ。



やっと冒険らしくなってきましたね笑


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