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釣りと幻想の物語〜僕の異世界冒険釣行〜  作者: 久保田akkun
第二章 フェノール異世界慕情編
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フェノール観光・礼拝堂編

10000PV、1000ユニーク、30ブックマーク、本当にありがとうございます!

シルカに手を引かれて次に来た場所は、あの滝の上にある礼拝堂だった。


法神ブーローダビンスを祀る為のものらしく、かなり昔から存在しているものの様である。


「この礼拝堂はフェノールの町の守護神である法神ブーローダビンス様を祀る為の建物なのよ。」


シルカがこの礼拝堂の成り立ちなどを丁寧に教えてくれる。


礼拝堂内に入ると中程にお婆さんがおり、熱心に祈りを捧げていた。


最奥に神父様がいて、その背後には凛々しい大剣を構える鎧姿の法神ブーローダビンスの肖像画があり、その背後の美しいステンドグラスがその神々しさをより際立たせている。


「ブーローダビンス様はこのリジュワルドに法を制定なされた神様であり、またその法を侵す者を何でも見通す眼で選定して、自ら処刑していたと言われているのよ。」


なるほど、ブーローダビンスは法の施行者であり、法の監視者でもあり、法の執行者でもあるとの教えをここで伝えているようだ。


「お義父さんの[法神ブーローダビンスの眼]は、この神様の天啓で得たユニークスキルって事だね?」


シルカはコクリと頷くと更に続けた。


「このリジュワルドには十一柱の神様が居て、それぞれにその神の天啓ユニークスキルを持つ「子」と呼ばれる存在がいるのよ。

お父さんは[ブーローダビンスの子]、私は[テミスティアの子]と言ったようにね。

お父さんはブーローダビンス様の統治するとされているフェノール王族の正当な後継者だったから、ブーローダビンスの子なのは分かるんだけどね。

何故私がテミスティア様の子なのかは、どうしてなのかよくわからないの。」


シルカは首を左右に振っている。


「あと前に話したと思うんだけれど、元々は十二柱の神様が居たんだよ。

地底神ハバキという神様だったんだけど、今は悪神になったとか悪魔になったとか色々な噂が流れているわ。」


前にシルカに話しを聞いた地上に攻撃を仕掛けた神様だったかな?


…どういう事態や心境で地上に攻撃を仕掛けたんだろうか?…まぁ、ハバキなんて関わりになる事もないだろうしどうでもいいか。と僕は思った。


「なるほどね、それじゃ僕をこっちに召喚した海神リヴァイア様もその十一柱の神様なんだね?」


「うんそうだね。海を司る神様でリヴァイア様が怒ると海は割れ、全てを飲み込むと言われているわ。」


…嫁と喧嘩して駄々捏ねちゃうやつなんだけどね。


海神が過大評価されてるんじゃないか?と思って僕は苦笑いした。


「海の神リヴァイア様。

正義の女神テミスティア様。

法の神ブーローダビンス様。

水の女神ヴァルアニス様。

火の神アグニストス様。

山の女神コノハキクリ様。

太陽の神ラープシュ様。

月の女神アルテリス様。

大気の神イドラヴァ様。

戦の神アーサレス様。

全能の女神マテラス様。

で、十一神だよ。」


うん、絶対に覚えられないな…。


この世界を巡る上で、何柱の神様と関わる事になるだろうか?その十一の神様の内の誰かは、僕を元の世界に戻す力を有しているかもしれない。


礼拝堂のステンドグラスから入り込む高貴な光を見つめながら僕はこの先の旅を考える。


「それにしても神秘的な場所だね。…なんか厳かな気持ちになるよ。」


シルカと二人で礼拝堂の長椅子に座り、何となく祈りを捧げてみる。


…眼を閉じて祈っていると、何者かの小さな声がした気がした。


しかし小さい上にくぐもった声で、僕には何を言っているかは聞き取れなかった。


「??…シルカなんか言った?」


「ん?ううん、何も言ってないよ?」


リューは、背中に寒気を覚え、次に行こうとシルカを促す。


不意に振り返ると、僕はステンドグラスで逆光の中にいるブーローダビンスの肖像画に見つめられてる気がした。

新規プロットと、過去に書いた物に事実の相違が出てしまったので、過去パートを一部書き直してあります。


ストーリーに変化はありませんが、見てくださってる方々に、ご迷惑をおかけして申し訳ありません…。

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