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釣りと幻想の物語〜僕の異世界冒険釣行〜  作者: 久保田akkun
第一章 始まりの崖の下編
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そのキャストの姿は百合の華

一時間程キャスト練習すると、シルカはバシッ!と綺麗なフォームでキャスト出来る様になってきている。

あのラフダックスとのやりとりを見てもわかる通り、天性の釣りのセンスがあるのだろう。


「いいね!キッチリ真っ直ぐ飛ぶようになってきたし、何より見た目がカッコイイよ!」


「わふっ!(シルカの姉ちゃんカッコいい!)」


それはまるで剣道の構えの様に背筋に芯が通り、背後に百合の華でも見えそうな凛とした佇まいである。


「ホント!?…うん、なんか掴めてきた気がする!

剣術の体重移動に似てるかな?身体の芯を引き絞って袈裟気味に兜割りを放つ感じに近いと思うかな?」


おおう…、背後に百合の華咲かせながら、物騒な事をおっしゃられる。

前に、先の戦とか言ってたし、そういう事もある世界なんだろうな…。


「一回、目一杯キャストしてみてもいいかな?」


…と、シルカが聞いてきた。


「うん、そろそろ良いかな?さっきまでの形を忘れないで投げるんだよ。」


リューは基本を守るようアドバイスした。


シルカはコクリと頷くと、フーッ!っと息を整えて、顔の右側から真っ直ぐ前に釣竿を構えるポーズをとると、竿先から竿の半分程糸を垂らしたテキサスリグを前にゆっくりと振り子の様に振った。


前に振り出したテキサスリグが、釣竿の真正面まで振り上がったのと同時に連動して後ろに釣竿を振りかぶる。


竿先を基点として、振り子運動で加速しながらテキサスリグは後方に戻って来る。


連動して振りかぶった釣竿にテキサスリグの重みが後方に乗って反り返った所で、シルカは足を踏み出した。


ダンっ!と踏み出した足先から膝に回転が付き、膝から腰へ、腰から肩への回転連動、まるで高名な空手家の正拳突きのような、アメリカの野球の大リーグのピッチャーの様に綺麗なフォームで、パシュッ!!と空気を切り裂く音と共にテキサスリグをリリースした!


「なっ!ペンデュラムキャスト!?」


僕は、シルカにペンデュラムキャストはまだ教えていないし、しっかりキャスト出来ればいいかなー?くらいに思っていたのだけれど、シルカは、最もルアーを遠くに飛ばすにはどうしたら良いのかを自分で最適解を導き出したのだろう。


シルカがキャストしたテキサスリグは、最適な弧を描いて、約100m程飛んだ所で着水した。


1オンス(約28g)のテキサスリグでは、これは凄まじい距離で、リューもせいぜい60m前後が最高距離であり、こんな距離を投げれた事はなかった。


「見た!?すっごい飛んだよー!」


…と、シルカは屈託の無い笑顔で喜んでいる。


ずっと集中してキャスト練習していたからだろうか、パッと飛び散る汗に、太陽の光が反射したシルカは、より一層、リューの眼にはキラキラと輝いて見えた事だろう。

昨日一日のPVが、なんと1000を超えました!

僕がここで小説を書き始めて約10日、まさかこんなに色んな方々に見てもらえるとは思いませんでした…。

これからもっと精進して参ります!

まだまだ文章の荒い僕ですが、これからもよろしくお願いします。

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