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釣りと幻想の物語〜僕の異世界冒険釣行〜  作者: 久保田akkun
第一章 始まりの崖の下編
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一番釣られているのは釣り人(釣具に)

「おぉー!一回教えただけで、しっかり釣り上げれるのは流石シルカだなぁ!」


「わふ!(おいらがメッチャ応援したからな!)」


おう、偉いぞ!と、ナデナデしてあげると、ハスキーは、満足気に尻尾を振っている。


「でも、これはラフダックスよね…。

さっき食べたばかりだし、どうしようか?」


「なぁシルカ、ヘイルボルグなんだけど、リールが付いてる竿の方が向いてると思うんだけど欲しい?」


僕はシルカに問い掛けると、即座に欲しい!とシルカは元気のいい返事をしてきた。


「僕のスキル[貨幣交換]なら、釣った魚とかを元々僕がいた日本のお金、円に変えることが出来るんだ。

それでシルカにタックル便利で釣竿を買ってあげられるけど、どうする?」


「うん!私はヘイルボルグが釣れる道具が欲しいな!」


シルカがそう言うので、[貨幣交換]を発動して鑑定する。

ウインドウに情報が表示されたので、シルカに読み上げてあげる。


「…そのラフダックスは、62cm、1.3kgだね。

日本円にすると、3200円、こちらの通貨チルにすると、400チルだね。」


フムフム、1チル=8円ぐらいのレートなんだな。


これからリジュワルドで買い物もするだろうし、これは知れて良かった!


「まだ、これだと足りないけど、僕が17000円くらい持ってるから、合計で20000円くらいあるし、そんなに良いやつじゃなければ、中古の竿とリールくらいなら買えるけど…、どうする?」


僕が聞くと、シルカは、うーん…と悩んで言った。


「いや…なんか、買ってもらうのは悪い気がするわ…。」


どうやらシルカは遠慮しているらしい。

やはり、いきなり大部分を支払って買ってあげるというのも気が引けるだろうから僕はこう言った。


「じゃあ、タックル便利が開店するまで、多分、あと2時間くらいあるから、その間に2人で釣れた魚を[貨幣交換]した分のお金で買おう。

それでも足りない分は僕が少し払うよ!」


シルカは、それなら…。と納得してくれたので、僕も釣竿を握りしめて、ようし!と、気合を入れたのだった。


ー二時間後ー


エファレンツァーが二匹で合計3800円、ラフダックスも二匹で6000円、さっき釣ったラフダックス分も入れて13000円を手に入れた僕らは、タックル便利に来ていた。

ハスキーは、お留守番!と言ったら尻尾が垂れ下がって、凹んでいたが、ここは動物入店禁止だから仕方ない。

タックル便利では、今日も、相変わらず皆木さんが、ニコニコと元気に接客をしている。


「ええと、予算20000円前後で、ハードロックフィッシュ系(※1)のロッドと、リールですねぇ!」


皆木さんは、シルカが始めてタックルを買うと知って、張り切って見繕い始めた。

シルカも初めて買う日本の釣り道具にワクワクしているようだ。


「うーん、これなんてどうですかぁ?

海上さんの好きなSHIMADO社のハードロッキン!

在庫で、88XXHのベイトモデル(※2)と、83MHのスピニングモデル(※3)がありますけど?」


皆木さんは、シルカに竿を渡して、どうですか?とニコニコしている。

シルカは、その釣竿のあまりの軽さにビックリしていた。


「こんなに頑丈なのに、こんなに軽いなんて!?

さっき私が使ってた竿と全然違うね?」


シルカが驚きながら言ってきたので、簡単に説明してあげる。


「日本の竿は、カーボンって素材で出来ていて、硬いのにしなやかで、とても軽いんだ。」


へぇー!と、シルカは、よくわからないけど凄い!とロッドを見回している。


「どっちのモデルにしますかぁ?どちらも中古ですが、12000円くらいで買えますけど。」


「とりあえず、スピニングだね。

最初からベイトリールなんて使ったらバックラッシュ(※4)ばっかりで、釣りにならないと思うし。」


「ですねぇ!」


…と、皆木さんも賛同する。

よし、とりあえず釣竿はハードロッキン83MHに決まった!

次はリールを選ぶ。


「やっぱりSHIMADOが良いですかね?

後10000円くらいの予算として、ハードロックフィッシュに使うのだと、3000番か、4000番のリールですね。

んー、このエクストラセンスBB3000HGS(※5)なんてどうでしょう?

初心者にも優しいお値段ですし、機能も悪くないですよ!」


シルカは、リールのハンドルをグルグルと回し、目をキラキラさせながらこっちを見ている。


「ハハハ、気に入ったみたいだね?

それにしようか?」


「うん!」


うんうん、嬉しそうでよかった!


あと、PEラインと、ハードロックフィッシュを釣る為のバレットシンカーと言うオモリと、エビの様な形をしたソフトルアー、あとそのソフトルアーをつける為の針であるオフセットフックを購入して、財布の中身はほぼ0になってしまったが…。


シルカがリールを付けた釣竿を持ってキラキラしてるから、まぁいいか!とリューは微笑んだ。

※1ハードロックフィッシュ

根魚の中でも特に引きが強い大きな根魚の事で、日本で言うと羽多(ハタ)鮎魚女(アイナメ)曹似(ソイ)などの事をそう言う。

春告魚(メバル)笠子(カサゴ)など、小型の根魚の事をライトロックフィッシュと言う。


※2ハードロッキン88XXHベイトモデル

8.8フィートの長さで、エクストラエクストラハードと、かなり固めのゴツい竿、中級者以上向けのベイトリールが付けられるモデル。


※3ハードロッキン83MHスピニングモデル

8.3フィートの長さでミディアムハード、やや硬いが、竿先は柔軟で初心者でも扱いやすいスピニングリールタイプ。


※4バックラッシュ

ベイトリールは、キャストすると、糸が巻いてある部分が回転して糸を放出するのが特徴で、キャストの時に糸が放出するスピードと、糸が回転して放出するスピードが逆転してしまうと、巻いてある場所が先に回ろうと空転して糸がグチャグチャになってしまう。


※5エクストラセンスBB 3000HGS

3000番という番手の、ハイギアリール。

ギア比的にハンドル一回転で巻き取れる量が多く、浅溝スプールでPEライン向き。



僕が、有名な釣具メーカー、シ○ノ派かと思われそうですが、勿論違うメーカーや、ダ○ワの竿もリールも使ってますよ!笑

ただ、統一しないと、更にグチャグチャになりそうで、リューは、SHIMADOと言うメーカーに拘ってる設定です。

僕がメインで使ってるロッドは、ヤ○ガブランクスというメーカーの物です笑

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