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釣りと幻想の物語〜僕の異世界冒険釣行〜  作者: 久保田akkun
第一章 始まりの崖の下編
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嵩張る荷物にマジックタックルボックス

釣りをしているシルカは、もの凄い集中力で、ウキの様子を眺めている。

先程、僕が美味しいと言っていたヘイルボルグの刺身が本当に食べたいんだろうな。


さて、リューには、崖の上に行くに際して、もう一つ気掛かりな事がある。

この借りたバーベキューセットや、釣竿、包丁セット、寝袋などを、どう崖の上に持って行くか…だ。


リューには、ひとつ考えている案はある、それはタックル便利に一旦荷物を預けておき、崖の上に出たら再度タックル便利への扉を召喚して荷物を回収する案。


…ただ、買い物をする訳でもなく、品物を見る訳でもなく、荷物を預ける為だけにタックル便利に行くのも気が引ける。

ただでさえ皆木さんには迷惑を掛けっぱなしなので、リュー的には最終案とする事にした。


「何か、役立つスキルとかないかな?」


リューはウィンドウを開いて、習得可能スキルの欄を見てみる。

うーん、と唸りながらスクロールし、ひとつのスキルが目についた。


スキル[マジックタックルボックス]

スキルポイント20で習得可能。


釣具や、アウトドア用品を無制限に収容出来るタックルボックス。

タックルボックス自体も、自在に出し入れが可能。


「なにこれ、元の世界でも欲しいな!取り敢えずこのスキルを所得して…と。」


マジックタックルボックスを呼び出してみると、ポン!と小さめのタックルボックスが目の前に現れた。


「おお!まずは試してみないとなー!」


リューがタックルボックスを開けると、その中は真っ黒な空間になっていて、自分のヒラスズキ用の釣竿をタックルボックスに突っ込むと、スルスルと、中に収納されていった。


「凄い!小さくてもしっかり収納できるぞ!

次はタックルボックスより遥かに大きいこのバーベキューコンロは…と。」


そこはやはり、スキルの効果なのか、スルン!と、吸い込まれる様にバーベキューコンロが収納される。


どうやら大きさは関係無く、リューが入れようとしたら入るようだ。

逆に頭の中で、これが取り出したい…と、思いながら手を入れると、そのアイテムが取り出せる仕組みのようだ。


「ほっほー、これは崖の上に行っても重宝できるなー!」


リューは、ニヤリと笑いながら今入れた物を全て取り出した。

そして、マジックタックルボックスのスキル自体を解除すると、タックルボックスは再び消えた。


「よし、これで崖の上に登る時の心配はなくなった!

ヘイルボルグを釣って、刺身をシルカと、ハスキーに食わせてあげたら、未練なく次の場所に行けるな!」


シルカの方を見てみると、未だ集中して、ウキを眺めているようだ…。

取り敢えずタックルが嵩張って大変って事もなくなったし、シルカにもルアーロッドを買ってあげようかな?


とか考えていると、シルカはまたラフダックスを釣り上げてこちらにドヤ顔をしていた。

そして、なぜかハスキーもシルカの足元でドヤ顔していたのであった。

異世界アニメで言う所のアイテムボックスを、どうしようかな?と思ってましたが、釣師ならばタックルボックスだろうなと、マジックタックルボックスになりました笑

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