登場人物紹介(第5章終了時点)
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※2019/8/5 スマホフレンドリーに修正しました。
主人公と家族的な人達
★アニー・フェイ(第1話~)
主人公。強力な魔力と術式魔法に関する深い知識を持つ。子供の頃に読んだ絵本の中にある魔法少女に憧れて、それを再現した「魔法少女ハニーマスタード」として、フライブルクの悪事を見つけては介入する生活を始めている。
動きは素早いが、体力と腕力に欠ける。早く独立して行方不明の姉を探すため、フライブルク冒険者学校に入学する。
普段は紺の魔術師の帽子に外套、白いシャツに赤いキルトスカートを着ている。髪は栗色の若干癖毛で三つ編みが多い。
武術もそれなりに修めているが、武術家になるつもりはない。マナを使って身体能力を強化する方法を学び、身につけ始めている。
使える事が明らかになっている魔法は、以下の通り。
第一環:照明、魔法の矢
第二環:防御、夜目、火球、電撃
第三環:電撃の矢、浮遊、重力軽減
第四環:爆裂弾、変装
第五環:炎の息吹、修復
第六環:雷撃、暴風雪
第八環:業火の息吹
★魔法少女ハニーマスタード(第20話~)
アニー・フェイが変装した姿。
金髪碧眼、ストレートのロングヘアを持つ。髪の色、目の色、髪型を変えて、そばかすを消しているが、顔の形等は変えていない。
●アレックス・フェイ(第1話~)
アニーの妹。家事万能。裁縫も得意。普段は白と黒を基調にしたメイド服を着ている。あと眼鏡。付与魔術に興味を持っているが、まずは細工の修行を始めた所。
姉に対しては、基本世話焼きのツンデレ?姉と同じ武術は修めているが、やる気は無く、戦闘能力は不明。
★リチャード・ロン(第1話~)
年齢不詳。見た目は20代後半っぽい。アニーとアレックスの保護者。都会を避けて、村の片隅の領主館を借りて過ごしている。ちなみにこの領主館は、彼が作った様々な魔法の道具によって魔改造されている。
錬金術師で魔術関連の知識は深い。街では有名ながら、本人はそれを煩わしく感じており、人嫌いで通している。でもアニー、アレックスには甘い。二人に対する家族愛ではあっても、恋愛感情はない。
以前はパーティを組んでいた事もあったようだ。剣術も意外にうまい。
また、絹の国の東、極東の国に詳しいような事を口にしている。
●「お姉ちゃん」(第1話~)
アニー、アレックスの姉。本名不明。生死不明。8年前に村が襲撃を受けた際に掠われた可能性大。
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冒険者学校関係の人達
★シャイラ・シャンカー(第6話~)
長身、長い黒髪、小さい頭に通った鼻筋を持つ、紅茶の国出身の美人剣士。タルワールと言う曲刀と、ジャマダハルと言う短剣を操る。かなりいい階級の出らしいが、お家騒動に巻き込まれるのを避けるべく、単身出奔してこの国にやってきた。
隠し芸として精霊魔法が使える。
紅茶の知識を持っており、現在、高級喫茶店であるウォルターズ・ティーラウンジでアルバイト中。その店のお客さんの女の子たちに、「件の君」と呼ばれている。
使える事が明らかになっている魔法は、以下の通り。
レベル1:照明
★クリスティン(クリス)(第6話~)
外見は北方系、ストレートのプラチナブロンドに透き通るような肌、青い瞳、妖精のように可愛い。しかし、喋るとベタベタの西方系。基本的に世話焼きで悪い人ではない。なお、短剣を操る軽戦士で身のこなしは非常に軽い。
実家は大家族で、家族以外にも周辺にはいろいろユニークな人達が居るらしい。
アルバイトとしては入学前から、運び屋の仕事を行っている。
斥候の能力に長け、乙女のたしなみと自称して、忍び歩きや解錠術を身につけている。
★マリア(第6話~)
至高神教会の孤児院育ち。ドワーフの血がどこかで混ざっているのか、小柄な体格を持つ。赤毛で比較的地味な外見ながらも、両刃斧を軽々扱う豪腕を持つ神官戦士見習い。
外見からやや幼い印象を持つが、布教方法などにそれなりのポリシーはあるようだ。
治安を担う場合もある至高神教会の神官戦士見習いのため、近接格闘術、拘束術などにも長けている。
使える事が明らかになっている魔法は、以下の通り。
レベル1:照明、軽傷治癒
レベル2:平静
★エリザベス・デイビス(リズ)(第30話~)
フライブルクを治める五大商会の一つ、デイビス商会のお嬢様。
モットーは「金でもコネでも使える物は使う」
世間知らずでゴリ押し気味の部分もあるが、自身が負けを認めたシャイラをお姉様と崇拝し、彼女を追って冒険者学校に中途入学した。
ただし、扱いとしては聴講生であり、座学のみの参加で、実技訓練には参加しない。
★クレメンス(第5話~)
剣術の先生。元冒険者で戦士をやっていたが、膝に矢を受けてしまって引退し、この仕事を始めたとの事。
結構な腕利きで、アニーのトラウマ発症の要因となってしまった。
なお、武術好きで武術に関する知識も豊富であるらしい。
★ロジャー(第5話~)
魔術の先生。外見はナイスミドルではある。
高レベルの魔法を使う事ができ、その気になれば冒険者や小さな領地の側近などにもなれる実力は持っているようである。
ただ本人曰く、探究心もなく、お金儲けや名声にも興味がないから、ここで教えている、との事。
使える事が明らかになっている魔法は、以下の通り。
第六環:雷撃(
★学科教育の先生(第5話~)
第一章では試験進行の説明のみの出番。現在は外国語や数学などの座学を教えているが、いささか影が薄い。
ただ、これは進行上の都合であって、本人の責任ではない。
●アニャ(第5話~)
受付のお姉さん。本来、職務に忠実な人だが、実はリチャードさんのファンで、その時だけは職務を忘れて私利私欲に走ってしまった。
★校長先生(第21話~)
50代くらいの元専業軍人。
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冒険者ギルドの人達
★アーサー(第28話~)
フライブルクの治安を担う冒険者ギルド警備部所属。
30代くらいの普通の紳士風の格好をしている。戦士では無く、刑事である事にポリシーがあるらしい。
人使いがうまく、自分に借りを作った人を上手に使う事を好んでいる模様。
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盗賊ギルドの人達
★スラッシュ(第35話~)
女性口調の細身の男。投擲用短剣を持つ。
カタギに迷惑をかけない事をポリシーとしている。
クスリを街に持ち込んだ魔術師と交戦したが、相打ちとなってしまった。
アニーが修復をかけ、大柄な男によって運び出されたが、その後の消息は不明。
★大柄な男(第35話~)
名前不詳。能力不明。
アニー・フェイにスラッシュを助けるように頼み、彼を連れて去って行った。
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それ以外の人達
★ギャリ―・デイビス(第34話~)
エリザベスの祖父で、デイビス商会の当主。フライブルク自治組織の要職にも就いている。
外見は矍鑠とした感じのお爺さん。孫には甘い雰囲気も出しているが、立派な商店主になれるように気遣っているようだ。
優しそうな笑顔を常にたたえているが、冷徹な大商会の代表としての顔も持っている。
●リー・シューウェン(第8話~)
アニーとアレックスの武術の先生。
至近距離での打撃は最強クラスの威力を誇り、二の打ち要らずと呼ばれた凄腕の持ち主。今は好々爺然としており、子供相手に武術の先生をしている。
●ミッターマイヤー夫人(第17話~)
アニーとアレックスの礼儀作法の先生。元、貴族に仕えるメイド長だった。今は子供相手に礼儀作法を教えている。
●マリー・ワトソン夫人(第16話~)
アニーとシャイラの下宿の大家さん。三十代くらい。もともと主人の家だったのが、亡くしてしまったため学生に貸し出している。
●ヴィクトル(第17話~)
ドワーフの細工師。アレックスの細工の先生となる。ドワーフらしく、無口っぽい。
★マルガレーテ(第18話~)
村の裁縫上手なお姉さん。アレックスの裁縫の先生。ハニーマスタードの衣装を作ったり、ハロウィンの衣装作成の手伝いをしたりしている。
●グレイドソン(グレイ)(第5話~)
アニーの初等学校時代の同級生だった村の子供。もう卒業して実家の手伝いに入っている。
次回は1月3日に2章~5章のあらすじを投下予定です。
本編の再開は1月7日を予定しています。