第37話 メランさんたちの行方を聞いたんですが。
(修正)寝ぼけてタイトルをですがで終わってませんでした。
「悪魔についてはどこまで知っている?」
「魔人と魔獣ぐらいしか。」
「そっか。じゃあ詳しく説明するわね。」
前にも話した通り魔人と魔獣などの総称を悪魔と呼んでいる。
魔人は上位魔人と下位魔人。
上位魔人は生まれた時から魔人で下位魔人は闇の魔力を取り込み過ぎた人間。
極たまに下位魔人が上位魔人になるときがあると言われる。
「実はその頂点に立つ魔王が別格なのよ。」
「どのくらい違うんですか?」
「上位魔人ならジークでも相手をできるぐらいなんだけど魔王になるとジークだけじゃすぐ負けちゃうわ。」
そんなにやばいの?
ジークさん相手でも相当強いよ?
「それと魔王は【始まりの5人】の一人なのよ。」
「始まり?」
「そう!この世界ができた時にいた5人。私たち人間、魔王の魔族、妖精王の妖精族、龍王の龍族、最後に大天使の天使族の5人よ。」
これは覚えておいて損はなさそうだな。
「実はその魔王が動き出した、かもしれないって噂なの。」
「かもというと確証ではないと?」
「そう。魔王と上位魔人は知性も高いからね。下位魔人は微妙だけど。」
人類にとっては絶望そのものだな。
でも町にいる人はそんな雰囲気を出していなかったけど。
「この話は冒険者組合、それもごく一部しか知らされていないわ。」
それを知っているミラさんのことは今は黙っておこう。
「それで少しでも数を減らそうと作戦が立案されたわけよ。」
「成果はあったわ。同時に問題も増えたわ。」
「本当の話だったってことですね。」
「そこはまだわからないわ。」
じゃあなんの問題が?
新しい敵ができたのか?
「実は上位魔人をメランたちのパーティが倒したのよ。」
「すごいじゃないですか!」
「ええ。本当にすごいわ。組合長候補にのってもおかしくはないわ。」
そんなに強かったんだ。
魔獣の時は気を抜いてしまったんだろうな。
「上位魔人が最後に言い残した言葉が問題なのよ。」
「なんて言ったんですか?」
「【我々の計画はまだ始まったばかりだ。】って。」
「計画はまだ始まったばかり、ですか…。」
そうなるとまだ続くのか。
「ティラはどう思う?」
「そうね。もう1度行って少しでも敵を削ったほうがいいわね。特に上位魔人はね。」
「理解が早いわね。」
我々となると上位魔人の複数か。
なんか引っかかる。
「そうか。ミラさん、上位魔人って魔王を慕ったりしているんですか?」
「ええ。人間でいう宗教みたいに神様みたいに扱っているわ。」
「そうなると魔王は関係してないと思いますよ。」
「なんで…あっ!」
「…どういうこと?」
「まず我々のってところ。まず神様並みに慕っている魔王が計画をしていたらなんという?我らの魔王様とか魔王様の御計画とか魔王を主張するような言い方になるだろう?」
「…なるほど。」
「そのときにメランたちは己の弱さを知ったらしいわよ。」
「勝ったのにですか?」
「まぐれ、奇跡、たまたまとか言っていたわ。」
「満足がいかないと。」
「そう!だから修行をしにエルフの国にいったんだよ。」
それなら納得だ。
「それならだけど行くならメランたちによろしく言っといてもらえる?」
「ええ、もちろんいいですよ。」
「ありがとう!もう行くの?」
「はい。ちょっと気になっていたので。」
「早めに出たいって感じね。」
やっぱすぐばれちゃうな。
もう隠しきれないかも。
「とにかく気を付けてね。いってらっしゃい。」
「「「「「いってきます!!」」」」」
まずは目的地のエルフの国。
手がかりがありますように。
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―※余談注意※―
現在早朝6時(予約投稿でやっています)。
5時の時点でまだ大丈夫でしょと思ったらこの時間。
今日が休みでよかったです。




