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異世界へ飛ばされたんですが...。  作者: 銀狐
第3章 冒険編
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第34話 目的地へ行きたいんですが。

 そういえば本部はどこだっけ?

 説明してもらったのかも覚えていないや。

 まあ一か月間ほぼいたことだし仕方ないでしょ。

「あれ?もう終わったのかしら?久しぶりね!元気してた?」

「元気にしてましたよ。お久しぶりです。」

 ミラさんが訓練所にいた。

 実に1ヵ月ぶり。

 訓練所にいる間に一回でも行こうかなあと思ったけど行ってなかった。

 毎日、日が昇っているときは教える。

 日が落ちたらどう教えるかの試案と反省。

 もう俺たちが給料をもらいたいぐらいだった。


「すみません。行こうと思っていたんですが。」

「大丈夫だよ!理由(ワケ)は聞いていたからさ!」

 よく知っているな。

 もしかしてちょくちょく訓練所に来ていたのかな?

「また良かったらさ、食事しに来てね!」

「もちろんですよ。」

 マンガ肉もまた食べたいしね。


「どこかへ行こうとしていたけど、どうしたの?」

「ちょっと用があって冒険組合の本部へ行こうとしてました。」

「珍しいね。普段は冒険者でも一部の人しか入らないぐらいだし。何かやらかしたの?」

 まあやらかしたにはいるんじゃないのか?

 と言ってもここで話さないほうがいいかも。

「まあちょっと呼ばれただけですよ。」

「ふーん。まあジークのことだし気にいったんじゃないかしら?」

「ジークさんとは知り合いなんですか?」

「へー!やっぱ何かあったんだね。普通ジークはこっちには来ないし。」

 あ、やっちまった。

 ついつい話の流れで言っちゃった。

 言葉上手だなあ。


「まあ深くは聞かないわ。ジークとは冒険者時代で少し知り合ったぐらいだよ。私が言うのもなんだけど呼ばれたなら急いだほうがいいんじゃないかしら?」

 呼ばれたというか呼んだというか。

 まあどっちでもいいや。

「行こうと思っていたんですけど本部がどこか…。」

「ああ!それならあれが本部だよ!」

 ミラさんが一つの建物を指さした。

「「「「でかっ…。」」」」

「…大きい。」

 まずこの国には城がある。

 国王もいるんだしそりゃあるわな。

 それより城ほどではないけどもう一つ大きな建物があった。

 てっきり何か国の軍とか貴族とかのなんかだと思っていた。

 まさか冒険者組合の本部とは…。

「馬鹿みたいにでかいでしょ?多国で運営しているから私の国が私の国がと言ってあんな風になったんだってさー。」

 まあ、目立つから迷子にはならんでしょ。


「じゃあ私はもう行くね!」

「あ、ミラさん。一つ聞きたいことが。」

「ん?どうした?」

「メランさんたちは元気にしてますか?」

 あれ?

 この聞き方何か嫌な展開になるやつじゃね?

 そんなわけないよね?

「メランたちなら無事に帰って来たわよ。たしか今はエルフの国に行っているんだっけ?」

「そうですか。ありがとうございます。」

「いえいえ!じゃあ次は店に来てね!」

「はい、ぜひ。」

 ミラさんは帰っていった。


「ユウ。無事に帰って来たってどう思う?」

「あの急ぎに用だろうけど。ミラさんの言い方から考えるにそこまで触れないほうがいいだろう。」

 もちろん聞き逃さなかった。

 元気にしてるかと質問して無事に帰って来た。

 おまけに少し声が暗かったし。

「それよりまず冒険者組合の本部へ行こうか。」



*



「何か許可証などはございますか?」

「えっと、これでいいですか?」

「!?は、はい。ではこちらへ。」

 冒険者組合の本部に着いて受付に向かった。

 ちなみに場所を見たら組合長室って書いてあった。

 しかもあの石を渡したら驚かれた。

 まあトップの人の証明書だし。


 言われるがままついていくと何やらエレベーターみたいなところへ連れてこられた。

「これは?」

「魔法で浮かせて上の階まで行く場所です。組合長は命を狙われるときがございますのでこちらは私たち案内人がいないと使えません。」

「へぇー。すごいなあ。」

「では危ないので動き回らないようにお願いします。」



*



「では私はこれで。帰りの時はまたお呼びください。」

「わかりました。」

 部屋に着くと案内の人は帰っていった。

 何か面接の部屋みたいだな。

 ノックぐらいはしておこう。

「失礼します。」

「待っていたぞ。」

 やっぱりジークさんがいた。

―※余談注意※―

書いてて思いました。

さっさと冒険にいけや!

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