第31話 依頼が終わったんですが。
龍を倒したら依頼のホワイトヘルファングさんが出てきました。
それにしても少し小さいな。
2mぐらいしかないけど。
でもなんで龍から?
「恐らくだけど龍と戦ったけど丸呑みされちゃったんだろうね。」
丸呑みって。
腹でも減っていたのかな?
人間より少し大きい生物。
それが丸呑み。
改めて龍のすごさを分かったかもしれない。
「ケガをしているわね。」
「そうだね。それにこいつは子供だ。捕獲はしやすいと言えばしやすい。」
依頼としては捕獲か討伐。
自分より例えでかくてもまだ子供だ。
正直、両方とも気が進まない。
都合のいいことはわかっているけど。
「ゴウディさん。この子を治してもいいかしら?」
ティラからの提案。
珍しく前に出た。
「…分かった。今回は君たちに任せるよ。龍を倒したのも君たちだしね。」
「ありがとうございます。」
お礼を言うとホワイトヘルファングに近づいて回復魔法を発動させた。
ケガは少し深くすこし時間がかかった。
俺がやったわけじゃないけど付いていた血をついでに洗い落としていた。
改めてみると綺麗な白色だな。
というかこの犬、ティラに膝枕されてる。
変わりてえ。
「ん?目が覚めたのか?」
ぴくりと動いたのが見えた。
「あら?」
目が覚めたと思ったらすぐ立ち上がった。
まだ少し警戒してるみたい。
「あらあら。」
警戒しているから噛みついてくると思った。
そう思っていたらティラの頬をなめた。
「もうただの犬だな。」
「初めて見たよ。ホワイトヘルファングが誰かに懐くなんて。」
「でも懐いたってことは捕獲ならまだしも討伐はし辛いなあ。」
「うーん…。」
どうしようかなあ。
ティラはもう撫でまわしているし。
「そうだ!ちょっといいかな?」
「ええ。」
ゴウディさんがホワイトヘルファングに近づいた。
そしてナイフを取り出した。
「ちょっ!」
「大丈夫だよ。刺したりしないから。」
何かしたと思ったらホワイトヘルファングの毛を少し刈っていた。
「討伐系は証拠としてなにかの部位を渡すんだ。ホワイトヘルファングは特徴的な毛がある。質も全然違うから不正もないよ。」
「それだと他の依頼で不正がでるんじゃないんですか?」
「そう思うだろうけど実はないんだ。討伐依頼が来るのは基本被害を出す暴れる生き物、それに話を聞かない、懐かないのが対象となるんだ。」
だから不正がないと。
意外としっかりしているんだな。
「じゃあ帰ろうか。」
「ティラ、結局そいつどうするの?」
「メリーは連れて帰るわよ?」
「メリー?」
「この子の名前。いつまでもホワイトヘルファングだと困るでしょ。」
もう連れて行く前提だった。
それにメリー?
雌なのか?
「行きと同じように森を出るまでは歩いていくよ。そのあとは魔法を使って帰る感じね。」
森を抜けると結構時間がたった感じがするな。
それでも早い方なんじゃないか?
デイルとデイラ、リリスとルーンは大丈夫なのか?
もう終わったから余裕が出てきた。
「それじゃあ戻ろうか。」
「義兄さん。」
「どうした?ソーラ。」
「誰かいます。」
本当だ。
俺ほんとに感知系苦手だな。
「ゴウディさん、誰かいるそうですよ。」
「……。」
「ゴウディさん?」
「あら。雷の龍ではないですか。」
「青の魔女…!」
「知合いなんですか?」
「違う。あいつは人間だ。」
人間なのに龍って知っている?
俺たちみたいに例外なのかな。
それに雷なんだ。
「気をつけろ。あいつは俺と同じ、もしくはそれ以上に強い。」
―※余談注意※―
これ書きたい!と思ったのができたので今ちょくちょくかいてます。
分のかきかたも違うのでこんがらう。




