起床
体調を崩して一週間寝込んでたのと、その前は少し忙しかった。
これから前より書きます。
目指せ十万文字
目が覚めるとそこは、テントの屋根の下のようだった。
赤い天井。照明は無く、外が明るいのか真っ黒では無い。
なぜ俺はここにいるんだ?
遡ると、俺はレベル上げをしていたら、あの黒いのに襲われた、
で、あいつが言うには俺は裏切られている。
そのあと、たしか、一気に疲労が来て倒れたんだっけか?
可能性があるとしたら、あの黒いのに救われた、のかな?
布団から起き、周囲を見ようと思ったが、ここはホントのテントのようだ。
いつの間にか、潜水服は脱ぎ、寝間着を着ている。
「全部パクられてて実は拉致ってましたー」とかだったら、いやだな。
布団からはい出て、頭上にある、チャックを開けて、外に頭を出す。
そこには、巨大なコンピューターがあり
アンティークでも見たことのない、21世紀のまだ前半の時は、
大きかったと聞いたことがあるが....
隣には、そこそこの、大きさのモニタがあるが、分厚いな
5ミリはあるぞ、
周りは地面はモダンな板張りで壁は白天井も白だ。
ちょっと引くぐらいにポスターやら人形がある、アニメ好きなのかな?
他にはピアノに
?
あれは自転車? ハンドルのところが曲がっていて角みたいだ
「起きたか、」
「はい。」
「なにか、気になるものでもあったか?」
「あの自転車は何ですか?」
「いいとこ見るね。あれはなロードバイクと言って、西暦1900年代に生まれたんだ。そして、あの洗練された形状! 空気抵抗を減らし、軽量化、高速化を繰り返した。あんなに無駄を省き洗練されたものは私の知る限りあれだけだよ。」
きっと、この人大好きなんだろうなぁロードバイクのこと....
それにしても、綺麗な人だ。ショートカットでスタイルがいい、
レベルは512あの黒い人か、
「だいぶ話がそれちゃったね、いろいろ質問あるだろ、ここはどこー? あなた誰ー? 何があったのー? ってかんじで。」
顔を立てに振り、相づちを打つ。
「だろうな。全部答えるぜ!」
「おー」
「ふふ、いいぞ。エッヘン。まず、ここは私の家だ。マイホーム。」
ここはあなたの家なのか....まず自己紹介が先なのでは?! と突っ込みたいが
次でわかる。
「私はRICKY、あんたが、このゲームの内容を把握していないから、見てられなくて連れて帰った。」
やっぱりいい人なんだな
「私だけ喋ってもあれだ、何か質問とかないのか?」
そうだな、
「とくには....ないですね」
「そうか、なんこか聞きたいことがある。いいか?」
聞きたいことによるけど」、
「大丈夫だけど....」
「だけど。なにかあるのか?」
フリージアは大丈夫なのだろうか
「ナビィ? は大丈夫なんですか?」
「なんだ、質問あるじゃん。今のところ、大丈夫だよ」
一安心だが、これからどうしたらいいんだろう。
「助けに行った方がいいんですか?」
「絶対に助けないとダメだ、」
「なにか、あるんですか、」
「当たり前だ。いいか、ナビィはいないと、いろいろな欠陥が体にしょうじる。」
「欠陥って?」
なんだ、何が起こる? テント内、二つの電気が点滅する。
「さっきのお前みたく、経過時間の感覚がなくなったり、身体機能に不具合がでて、最終的には、性別がナビィと同じものに変わる。」
性別が変わる?
「性別が変わる?!」
「あぁ、変わる。ナビィは自身の本体であり、戦ったりする私たちの体は感覚的に操作できる、人形だ。だから痛覚は本来無い」
確か、弾丸を撃たれた時は痛かった。
「大分まずいじゃないですか」
「だな」
これから、どうしたらいい、助けに行くにしても今のレベルじゃ無理だろうし、
これからレベル上げって言っても時間がどれだけあるかもわからない。
「取り戻したいんだろ?」
「そうだけど、時間がない。」
「そうだな、時間はあっても、最高あと、2週間程度ってかんじだかんな」
思ったよりあるな。
「相手は分かってるんだよな」
「はい」
「なら、とりあえずレベル100まで上げてくれ」
「分かりました。ちなみになぜレベル100?」
「外に向かう間に話す。今は、着替えてそこのレーションを食べろ」
長方形で所々定期的に穴が開いている。
食べると口の中の水分が全部持っていかれたが
なんか楽になった気がする。口の中がカサカサだが、
「よし食べたな、行くぞ。」
「は、はい」
ちなみに寝込んでた理由は謎のストレスにより、扁桃腺が腫れそこからの熱によって39.0前後が三日続くという....
辛かった