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Яe.Rebellion  作者: マギ
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チュートリアル

読めるようになったと思います!

目が覚める布団の上、誰もモーフとか掛けないのかよ、かなしっ。

全体的に暗いな。さすがは海の中! 天井はコンクリート? に近いなにか、少し涼しい。

これでもまだ現実世界で俺がこのゲームに入ってから一秒もたっていない。

俺。死んでんのか....現実世界で。

やっぱ俺って一度寝たら基本立ち直ってんだなぁ

「まぁどーでもいいや、そういやフリージアはどこなんだよ!」

「こ、ここにいます。さっきのことはごめんなさい、いろいろと問題がありまして....」

部屋の角から、目の前にやってきた

「なんなんだ? 問題って」

「なぜか色々システム上に問題があってですね、まず種族を決めるプログラムが少しやられていて、マスターにチュートリアルやお金、種族の決定を行っていませんでした」

なにやってんだよ!! と内心叫んでいるが、

「そうか。これからは、事情も言わずにどっかいくんじゃねーぞ。とりま、このゲームについて知りたいからさチュートリアル行くよ」

「次回からはそうします。そうですかでは早速行きますか」

次回はなくていいよ! チュートリアル始めるじゃなくて行くなのね、


[[チュートリアルを開始します]]


今回は少し違うな、くらくらしない。真っ暗になった後、

中央から円形に視界が晴れ、平地をっ空から見下ろしている位置にいる

。端から、露出度の高いお姉さんが歩み寄ってくる。

「チュートリアルを進めていくにあたって、このゲームはPVPがメインです。」

超唐突にしゃべり始めたな、ビビるわ!

「使用武器は何でもよし。種族によって能力に振り分けるポイントに上限が個々のレベルにあり、レベルを上げればポイントの総量も増えていきます。ポイントの振り分けによって、戦い方が変わってきます。」

「ほんげー」

「何を....言っているんですか?」

ーなんだ? いちいち反応してくれる! 

現実世界で出会った女性たちはみな、無視だぞ、無視

「可愛いなぁ」

「よく....分かりません」

「これよりミットシェルディガーの演習に入ります。」

早速演習か、

風景が変わり、たっている足が地面につく。

殺風景な砂漠....かと思いきや足元からそして周辺までもが、

ぬくぬくと建造物を形成していく、自分の足元も形成されるものだから、

骨組みから、人の動き、時の流れが。

「-----」

悶絶する、超高速で建物が形成されるのだ。

こんなゲームの類を見ない。

今までやってきたゲームでは、建物の隅々だったり、

コンピューターのランダムな動きなどは見てきたが、

建物を形成する際、毎回読み込み。みたいな感じで、

建物を最初から作るなんて、考えたこともなかった。

そんなことを脳内で考えている間に完成したようだ、

「すごい」

思わず声が出る。それに反応したフリージアが

「ええ、凄いです!! 私はゲームの内容だったりは把握していましたが、

実際にプレイすることはなっかったので、」

「そうかー」

女の子としゃべることが出来ている、だと....そこにお姉さんが、補足を入れてくる。

「これがミットシェルディガーの戦場。ここで行われます」

右腕から振動しているのを感じた。そこに目を向けるとアルムアンクルの画面が発光している、

振動もそこからみたいだ。画面を覗き込む。

「前の台に、腕ごと挿入してください。」

前の台? そんなのないぞ、お姉さんに聞こうと思うと前方の地面から、

上にスライドするように出てきた。穴がある。ここに突っ込め! 

と言うのだな。出現してからこういうの見せろよな。少し文句があるが、

なんかねばねばしてるぞ、書かれているから入れるしかないが、気が引ける、名前は?」

問いを投げてしまった。さっさと

「お姉さん、ここに腕、入れるのか?」

「ええ、そうです。そこに入れないと何も始まりませんよ」

「わ、分かった。ちなみにお姉さん腕入れてほしいだろうな。

名前を教えるのに抵抗があるのだろうか、静かな時間が過ぎる。すると

「-メルトです。」

長かったなぁ、なんでためらったんだろう。ん? そういえば、なんか聞き覚えある名前だなー。

でもメルトって溶けるって意味だろ、

「メルトさんか、強そう、」

恥ずかしそうな顔をしている。そこにフリージアからフォローが入り、

「マスター、女性に強そうなんていっちゃいけないんですよ。」

「大丈夫ですよ。言われて慣れてますし、この世界では強い方がいいので。とりあえず入れてください。」

「メルトさんもユーザーなんですか?」

「うだうだ言ってないで、もう入れてください」

されるがままに腕を入れられる。

すると「あーまたこれか、最初の説明なんだよ!」情報が一気に入り込んでくる。

最近のゲームは毎回このように脳に直接情報を突っ込んでくる。

いちいち文を読まなくて便利なのだが、個人差があるが、

倦怠感を感じるものがいてそいつらはこれを好まない。

その一員がおれなんだが。何回やっても慣れねーよな、

一瞬で入ってくるから、言葉にして説明するのが難しいが、

要するにレベルを上げて、戦って、死ねば、レベルがリセットされ、また最初から。みたいな感じだな。

ゲーム内容は全て把握できたけど。

「試しに戦ってみますか?」

「そうしたい気持ちだけは山々なんだけど、ちょっと体が重くてな」

あんなのさせられたら、やる気すら起きねーよ。前述したように、

いま俺は倦怠感に襲われている。戦うなんて当分ごめんだ。

「ゲーム内容を把握しているなら....」

うわ、このお姉さんめんどくさいタイプだ。

フリージアに目をやる。頼む、何か言ってくれ

「マスターはまだ種族を決めていません、なのでまた今度....」

「わ、分かりました」

よーしよし。これでここは切り抜けられそうだ。

「短い間だったけどありがとな、メルト。」

「では、またどこかで」

? 何か忘れてるような、引っかかった気がしたが、忘れるぐらいのことだ。きっとそこまで重要じゃないはず。それに種族も決めたいしな。

「ところでチュートリアルってどう終わるんだ?」

「そ、そこに出口を設けました。」

地面から天に向かって光を発している。これが出口なのか?

「オッケー、ありがと」

触れればいいでしょ。

「いくぞ、フリージア」

「YES マスター」

「なぜ英語?」

「えへへ」

フリージアと共に光の柱に触れる。

指摘たくさんください。

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