表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/132

第1話 「日常なんて、くそくらえ」

 ある晴れた日のこと。今日も、平凡な一日が始まる予感がした。


「あーあ。なんか面白いことねーかなー」


「無駄無駄。毎日同じことの繰り返しだよ」


 俺は親友の言葉を無視して、窓の外を見上げた。

 いつもと変わらない太陽が、俺たちを照らしている。


「はあ。ねみ」


「紡。お前また朝までゲームやってたんだろ? 受験生なのに、怒られないのか?」


「まあ、継と違って俺は基本ができてっから」


 継の恨めしい顔が目の端に映る。


「うっせー」


 継が、軽く俺の頭を叩く。


 その瞬間、視界が暗転した。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ