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オーディン
お久しぶりです
「久しぶりだな、馬鹿娘」
「久しぶりだね、オーディン」
僕は今神の前にいる
「神を呼び捨てにするか、馬鹿娘よ」
「別にいいでしょ?親子なんだから」
「私から逃げ出した娘には呼び捨てにされる筋合いはない」
「あんたが僕に女神になることを強要するからだよ」
「お前は私の後継ぎなのだ、当然だろう」
「その態度が嫌だから逃げたんだよ」
「まあよい、やっと会ったのだからお前には女神になってもらう」
「嫌だって言ったら?」
「お前の大切なものを消していくだけだ」
「大切なもの?」
「そうだ、お前の家や友人、確か夕人とか言ったか」
「・・・屑」
「ほう、神を屑扱いするとはいい度胸だな」
「黙れ」
「・・・まだわからない様だな」
「黙れ」
「まずは夕人とか言う小僧を殺そう」
「夕人を・・・殺す?」
夕人は殺させない、でもどうすればいいんだろう
「ほら、これがお前の大事にしていた男だ」
そう言うとオーディンは僕に向かって何かを投げた
「・・・・嘘だ」
それは夕人の首だった
受験があるので更新ができるかわかりません。受験が終わったら一気に投稿したいと思います