ピンチその2
俺、夕人は追いかけられていた
「まちなさい!」
「嫌だ!」
なぜこんな事になったかと言うと今から二時間前に遡る
~二時間前~
俺は街を抜けてとある村へ向かっていた
「ねえ、そこのお兄さん」
「はい?」
「心臓くれないかな」
「・・・・嫌です」
「お願い!」
俺はすぐにその場から逃げた
そして現在に至る
~現在~
「たかが心臓じゃないか~」
「馬鹿だろお前!」
「馬鹿って言ったから心臓ちょうだい!」
「死ね!」
そしてしばらく走った後
「あーれー」
俺は関所に行きなんとか助かった
「よし、少し疲れたが村に行くか!」
という感じで俺は村へ向かった
「あれ?あいつらは盗賊か?」
「あ?何みてんだよガキ」
・・・今のはイラッとしたぞ
「なんだよ社会のゴミ」
「て、てめぇ!殺してやる!」
ヤバいな・・・あいつの武器は銃だ
「こいつで殺してやるぜ」
盗賊は下品な笑いを浮かべている
「しかたない、能力発動!」
そう、俺も能力者だ
「てめぇ!能力者か!」
「そうだよ」
「化け物が!死ねぇ!」
盗賊が俺に向かって銃を放った
「能力者をなめるな!」
俺は剣をシールドのように展開する
俺の能力は《剣創造》その名の通りに自分で想像した剣を創造する能力だ
「弱いな」
俺は盗賊を雷の剣で麻痺させる
「うばばばばばばばばば」
盗賊はへんな声を上げて気絶した
「とりあえずこの盗賊は関所に運ぼう」
俺は盗賊を関所まで運んだ
「よし!やっと村に行ける!」
そして俺は村へ行き、目的を果たした
「よし、今夜はハンバーグだ!」
そんな事を考えながら俺は家に帰った
~夜~
「ステーキだって!」
「いや、ハンバーグだ!」
という口論をしている
「僕は今日頑張ったんだ!」
「俺だって頑張った!」
「仕方ない、ジャンケンできめよう」
ジャンケンポン!
アリスがグーで夕人がチョキ
「やった!今日はステーキだ!」
「畜生!撒けちまった」
そして俺とアリスはステーキを食べた
今回は夕人視点です。次はいよいよ新キャラ登場です