ピンチその1
「まてこの女!」
いきなりだが僕は大人に追われている
なぜ追われているかって?それは三時間前に遡る
~三時間前~
僕は暇つぶしに街を歩いていた
「今日も能力狩りが走ってるな~」
そしてしばらく歩いていると
「おい、そこの女」
声をかけられた
「僕に何か用?」
「俺と遊ばないかい?」
「断る」
「・・・俺が誰だかわかってないようだな」
「ただの変態じゃないの?」
「てめぇ!喧嘩売ってんのか!」
と言いいきなり殴りかかってきた
僕はそれを避けて足をひっかけて転ばせる
「クソ、おいお前ら!この女に能力者の怖さを教えてやれ!」
・・・これは不味いかもね
「やっちまえ!」
男が数人飛びかかってきた
「不味い!」
僕は急いで逃げる
そんな感じで今に至る
~そして現在~
「まてやコラァ!」
「嫌だね!」
こんな時に限って夕人は隣町まで出掛けているなんて・・・
「あれ?行き止まり?!」
「へへへ、追い詰めたぜ」
「能力発動!この縄で女を縛ってやるぜ」
一人の男の手にいきなり縄が現れた
「これは不味い・・・」
「大人しく俺達に犯されろ!」
「嫌だね!能力発動!」
そう、僕も能力者だ
「な?!貴様も能力者だと?!」
「これが僕の能力!銃創造(ライフルクリエイションだ!」
僕の能力、 銃創造はその名の通り自分の想像した銃を創造する能力だ
「しかし貴様の能力で俺達を倒せるのか?」「できるさ!来い!エアーショットガン!」
エアーショットガンは弾丸が空気なので相手を殺さずに済む便利武器だ
「くらえ!」
男が縄を投げてきた
僕はそれを避けてショットガンを撃つ
「「「ぐはぁ!」」」
今の一発で最初に声をかけてきた男意外気絶した
「こ、この女!殺してやる!」
男は懐からナイフを出した
「あれ?能力を使わないの?」
「黙れ女ぁ!」
男が飛びかかってきた
「銃創造!エアーハンドガン!」
僕は飛びかかってきた男をハンドガンで撃つ
「ぐはぁ!」
男は声をあげながら倒れた
「疲れたな~今日はステーキでも食べよ」
そんな事を言いながら僕は家の方へ歩い
ていった
今回は初のバトルです。ちなみにアリスの能力はこの世の摂理から離れた銃は作れません