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振り返ればキミがいる

作者: KAZUNARI
掲載日:2026/02/05

日常はとても静かです。

でも、気づかないだけで、

何気ない仕草や時間は、

ちゃんと誰かの目に映っているのかもしれません。


これはそんな一日の、小さな記録です。

ある晴れた日のこと。


「こんな日は洗車しよう!」


そう彼女に伝えると、


「たまにはいいわね。あなたにしては、良いこと言うじゃない」


まるで僕が普段からズボラみたいな言い方をしながら、

彼女は手際よく洗車の準備を始めた。


バケツを用意して、ホースを伸ばして、

迷いのない動きで車に向かっていく。


その様子を、

僕は少し離れたところから、ぼんやり眺めていた。


洗車が終盤に差しかかる頃、

空からパラパラと雨が落ちてきた。


「あら……私のレンズも曇って、何も見えないわ」


そう言いながらも、

彼女は段取りよく後片付けを続けている。


僕はなぜか、

にやけた顔のまま、しばらくその姿を見つめていた。


すべて片付けが終わり、

少し静かになったところで、


「今日は頑張ったから、疲れたなぁ」


そう言って、背筋を伸ばし、あくびをした。


その瞬間、、、、、、


「あなた……

ずーっと私のこと見つめて、にやにやしてただけじゃない?」


僕はビクッと、、、冷や汗を、、、かいた。

何もしていなかったつもりの時間ほど、

後から思い返すと、少し恥ずかしくなるものです。


誰かと過ごす日常には、

そんな勘違いが、

静かに紛れ込んでいるのかもしれません。

-自転車を新しく買いました-

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