57 チ○コ言うな
「ファッ!?」
「だ・か・ら、男だ」
「……まぁ優の見た目じゃ勘違いしても仕方ないけど」
「いや、だってお前、前に送られて来たTバックの画像だって、あれは完全に野郎の尻では無かったぞ!!」
「う〜ん、確かに優の尻は綺麗だよなぁ」
「……羨ましい」
「あ、ありがとうございます」
「いやいや、いやいやいや! ワテクシは騙されんぞ! もまいらワテクシを騙して何を企んでおるのだ!」
「企んでなんかいねぇって!」
「……いい加減認める」
「ご、ごめんなさいおやびんさん、僕がこんなで……」
ほ、ホントに男なのかぁ? だってどっからどう見ても女の子だろうよぉ……
じっくりと優を見てもやはり女の子――――いや、無いな、確かにおっぱいが小夜より残念な感じだ。
「あ、あの? おやびんさん?」
「おいおやびん、信じたくねぇ気持ちはわかるが、じっくり見過ぎだろ。おっぱいガン見すんなよ」
「いや、おっぱいが残念な娘なんて星の数ほど居る。まだだ、まだ終わらんよ」
「……往生際が悪い」
「こうなったら確認するしかねぇな」
「確認ておやびん、何するつもり――――」
「えいっ!」
「ヒャァァァっっ!!」
「おいぃぃぃぃいっっ!! おやびん!! なに優のチ○コ触ってんだよ!」
「淑女がチ○コ言うなよwww あ、でもまぁ、そうだな。あったわ。優は間違いない。男だ。王○人! チ○コ確認!」
「……○大人が確認したら間違いなんじゃ……」
「いやぁまさかなぁ、こんなに可愛いらしい顔しとんのになぁ」
「おい優、大丈夫か?」
「だ、大丈夫です。ちょっとびっくりしましたけど」
「バッカ日向お前、男同士ならチ○コ触り触られで大人になってくもんだぜ? なぁ? 優」
「ぼ、僕は初めての体験ですぅ」
「……おやびん、優は性別は男だけど、心は女の子なの。だからあんまり無茶はしないであげて」
「お? ん? え……と、つまりこれまで通り女の子と思ってていいのか? その方がワテクシも楽だな」
「楽…… あ、あのおやびんさん、僕こんななのに今まで通りで大丈夫なんですか!」
「なんか問題あんのか?」
「問題って、だって、でも」
「あん? おい日向、優は何を言ってんだ?」
「おやびんは気にしないでそのままでいればいいんだよ。な、優、言った通りだろ? おやびんはこういう人だ」
「……優よかったね」
「……はい。日向さん、小夜さんありがとうございます」
「なんだよなんだよ! 3人でなんか納得しやがって! ワテクシは蚊帳の外か? もまいら軍団から追い出す権限握ってるのはワテクシぞ! そんな態度取ってると路頭に迷う事になんだぞ!」
「子供かアンタは!!」
「……おやびんこそパンツ罪で通報されたいの?」
「ゔ!! 汚いぞ小夜! もはや時効だろ」
「……えーん、おやびんにパンツ見られたぁ〜」
「僕もお尻見られり、股間まさぐられましたぁ〜」
「え、ちょ、おま、小夜ちゃん、優くん、チミたちこんな所で人聞きの悪い事をいうのはやめたまへ」
「さぁどうすんだおやびん、パンツに尻にチ○コ罪だぞ」
「だからおまいはチ○コ言うなよwww」