さざなみの竪琴
この作品は「劇伴企画」参加作品へのアンサーストーリーです。
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the wild gees (Na Geadna Fiadhaine) traditional
月夜の森を歩く狩人は、夜の遺跡を目指している。弓張り月の光の下で、一夜だけの命を得る生き物が目当てだ。
その生き物は髭をふるわせ金属のような煌びやかな音を出す。これを貼った小さな木の楽器は、漣の竪琴と呼ばれ珍重される。
タン!
過たず急所を射抜き、狩人は獲物を手に村へと急ぐ。
楽器の得意な甥っ子の誕生日プレゼントにするつもりだ。ボディには新月樹という魔法の木を使う。
弦を張ろうと髭を近けると、哀しげに鳴りながら自然に竪琴へと収まった。
1691年リムリックの戦いを最後としてイングランドに敗北し、大陸へと移住した人々への哀歌とされるが、原曲は1670年に最古の歌詞が記録されたと言われる。題名がこの敗戦移民の様子を想起させたから、以降そのイメージが定着したようです。譜面は1803年が最初とされています。
なお、この名前はナポレオン戦争でスペインでフランス側として英国と戦ったアイルランド人外人部隊につけられ、17〜19世紀にかけて各地で活躍したということです。
メキシコにおけるセントパトリックと呼ばれるアイルランド人部隊の逸話も有名。
第二次世界大戦中のアフリカを舞台とした同名映画にも登場する。有名な吸血鬼戦争漫画にも同じ名前の傭兵団が登場します。
ウイスキーの銘柄にもなりました。
世界中で大人気。
今回、Traditional Tune Archive その他を参照致しましたが、かつて演奏会の解説で耳にしたこと等も合わせて独自にまとめました。
原作の竪琴、捕われ、脱出する、のイメージをお借りし、一度は狩られた生物が魔法の竪琴として第二の生を得る物語を発想いたしました。
原作はこちら
古代遺跡のトラップ
作者:工藤まなみ
https://ncode.syosetu.com/n8692gq/




