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傘
この作品は「劇伴企画」参加作品へのアンサーストーリーです
Dowland come again 1597
作詞者不詳
207字
キシキシと雪を踏む音がする。辺りは見渡す限りの白銀世界。風はなく、静かに小雪が降りてくる。林を抜けて川辺に出れば、氷混じりの早瀬が見える。
しとしと降った梅雨の雨、激しいなつの嵐、秋には静かに降る雨が、やがて雪となり、また柔らかな春雨に変わる。
天から注ぐそうした涙の数々を、お前はいつも受け流してきた。振り払われて流れ落ち、再び天へと帰るものたち。
お前は一切気にも止めずに、ただひたすらに開いたり閉じたりするばかり。
原作はこちら
雨と貴方の記憶を消して
作者:猫らてみるく
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