64/188
割れても末に
この作品は、「劇伴企画」参加作品へのアンサーストーリーです。
劇版は、もちろんこれ!
冬木透作曲、「ウルトラホーク一号発進」
「ああっ!」
お手伝いのつもりだったんだ。雑巾で隙間を拭こうとした。
とってもカッコいい船だったのに。銀色の丸みを帯びた船体は、優雅な曲線を無惨に砕いて、地袋の前に散らばっていた。
「どうしたぃ」
にこにこと笑いながら、浴衣がけのお爺ちゃんがお座敷に入ってきた。
「ああ、ほら」
「えっ?」
「かっこいいだろ?」
「うんっ!」
割れた欠片は良く見ると、ひとつひとつが小さな船だったのだ。お爺ちゃんは、見る間に組み立て渡してくれた。
ホラー小説集
ロボットアニメが育んだ友情
作者:大浜 英彰
https://ncode.syosetu.com/n3177ha/




