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学生さんは辻音楽師
この作品は、「劇伴企画」参加作品へのアンサーストーリーです。
劇伴にはマトリョミン楽団による第九をどうぞ
三郷は、気の利かないやつ。自分でもそう思っていた。派手からはいないものとされ、地味なグループにも入れない。
(だいたい、地味なやつって実は要領いいだろ。自分のテリトリーを確実に守る)
派手も地味も不良も、気の利かない自分よりは世の中で生きていけるんだよな、と街角でマトリョミンを奏でながら思っている。
これで身を立てるわけでもないのに、虎の子のバイト代を叩いて買った楽器で、三郷は日々の鬱憤を晴らしていた。その積み重ねでかなり上達していた。
お読みくださりありがとうございました
原作はこちら
ピアノとともに、その調べが奏でられるように。
作者:瑞月風花
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