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響(とよ)むその音(ね)は
この作品は、「その文字列を盛り上げろ!〜劇伴企画〜」参加作品へのアンサーです。
劇伴は、明治の軍歌「喇叭の響き(安城の渡)」でお楽しみ下さい。
202字
明治27(1894)年 7月29日、日清戦争の激戦、朝鮮半島は安城渡の戦いでの事である。
ラッパ手木口小平が被弾し、胸から血が噴き出した。死んでも口からラッパを離しませんでした、の美談は最初別人のものとされた。
楽士は歌う、戦乱を。喇叭手は戦場を駆け。響むその音の勇ましさ。
彼は何を思っただろう。平和な死に場所を良しとせず、乱戦に閃く旗は虚しく血潮に染まる。
勝ち戦に終わったこの戦だが、多くの人が犠牲となった。
お読みくださりありがとうございました。
原作はこちら
行軍曲と共に行く。その音色、天使か悪魔が奏でるものぞ
作者:相沢 洋孝
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