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神様の鈴はさやさやと
この作品は、「螺旋企画」参加作品へのアンサーストーリーです。
224字(自動算出の為ルビも文字数に含む)
錺師もしくは錺金具師をご存知だろうか。「錺」は国字である。金具を芳しいほどに飾ること。日本の工芸が生んだ文字だ。仏具や装飾が施された金具、そして神楽鈴の製作もする。
「和鈴」と呼ばれる日本の鈴は、鍛金で製作され中に球を閉じ込めてある。何処にも触れず空洞に閉じ込められた球が、不規則に壁を打つ。
これは大変な技術なのだそうだ。西洋のベルは、球形であっても、舌という薄い板が本体に取り付けられている。
晴朗な和鈴の響きは、「さやさや」と大和の空に溶けて行く。
原作はこちら。
大浜 英彰 作『三色の鈴緒に武運長久を願って』
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